【旅まとめ No.3】北海道
【旅60日目】雲中の羊蹄山(蝦夷富士)登山!キツかったが雄大な自然と出会いを満喫!
【旅62日目】酒好き系チャリダー、ジャパニーズウイスキーに目覚める
【旅63日目】小樽を食べ飲み歩き!美味しく情緒あふれる街並みでした。
【旅64日目】チャリダーの聖地:札幌の理髪店 Mr. Bicycle
【旅66日目】クマ撃退スプレー入手!日本一の直線道路を駆け抜ける
【旅70日目】旭川でラーメンを梯子!生姜、ラード、ぶろっこりー!?
【旅75日目】最果ての百名山、憧れの利尻岳(利尻富士)に登る
【旅77日目】快晴の花の浮島で、愛とロマンの8時間トレッキング
【旅78日目】礼文島南部探索。ミシュランの地元ラーメンも最高!
【旅84日目】雨・霧中の激走。美幌峠を越え、旅人宿 昭栄で鹿パーティー!
【旅85日目】裏摩周湖へ行くも・・・幻想的な神の子池でリベンジ!
【旅87日目】神々の住む山へ!百名山・羅臼岳(知床富士)登山
【旅90日】ハーゲンダッツ牛乳の絶品ソフトクリームとうどんジンギスカン!
【旅92日目】帯広着、ばんえい競馬で男の勝負!沈没宿ヤドカリへ。
【旅94日目】ヤドカリ脱出!太平洋の荒波を受けつつえりも黄金道路を走る
【旅215日目】ただいま福岡!自転車日本一周達成!!
11/22(金) 快晴
おはようございます。この旅最後の宿泊は野宿・・・ではなく先輩の家に泊めさせてもらっていました。
今日の行程は50km程、旅に出る前でしたら「自転車で50キロ!?車の距離じゃん!」と自転車で行くことなんて想像できなかっただろうな。自転車で半年以上日本を駆けまわった今なら「50kmなんて数時間・・・」とか思ってしまいます。フットワークは物凄く軽くなったかな?旅をして良かったことの1つかもしれません。以上、昼まで寝ていた言い訳です。笑
さて、今日は旅最終日。最後まで事故しないよう、気を引き締めて楽しんでいきます。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
出発してすぐ左手に見えたお城、唐津城です。
本物志向(?)の自分はあまり模擬天守には興味が湧かず・・・。笑
どちらかと言うとその横の早稲田佐賀中高校の方に興味が。
明治になって財政難に苦しむ政府は城下の土地を販売、しばしば学校などに転用されてきましたがその影響でしょうか。学校の塀が石垣という、なかなかに珍しい光景でした。現代の防犯的には、この石垣はどうなんだろう・・・なんて。笑
三大松原 虹の松原
日本三大松原(静岡県三保、福井県気比)である、虹の松原を通って行きます。
三大松原と言うだけあって流石に大きくて長い!
約5kmに渡って100万本の松が植えられています。強風警報が出ると倒木の危険があるので通行止めになるこの道。昔防風林として唐津の大名が植えさせたそうで、現代においてはもっと良い防ぐ方法があるでしょうが、苦労して残している景観です。
日本を周っていると、特に自転車だと海岸線沿いを走ることが多くなります。昔は防風・防潮林として松を使うのは当たり前だったらしく、意外と色々なところで松林が残っていて見てきました。ですがここ、虹の松原は別格!その規模が違いすぎます。
フィリピンだっけな?その独特な景観を求めて海外からも映画撮影に来ていました。
からつバーガー
そんな虹の松原を走っていると、有名なバーガーショップがあります。
昭和36年創業のからつバーガーは、ホットドッグの販売をしていた初代オーナーが佐世保で初めてハンバーガーを食べ、その味を再現したいと始まりました。訪れるには車などの足がないと少し厳しいところにありますが、この日も沢山の人がひっきりなしに来店する人気っぷりでした!
注文はもちろん全部入ったスペシャルバーガーです。笑
注文したら自分の車などで待っていると持ってきてくれます。自転車なのでその辺をブラブラしていました。(*´з`)
可愛い感じに包装されています。
バンズもしっかり焼かれていて出来立てはやっぱり美味しい!まぁ自転車を漕いでいるとこれくらいならペロリと食べられてしまいます。もう2個はいける。笑 パティもしっかりしていて美味しいですし、こちらに来た時はオススメです!
そしてすぐゴールである福岡県に入ります。
かなり古い県境の石碑がありました。
いよいよかぁ~といった感じ。残すところ旅も数時間、40km程度です。パーっと晴れて気持よく海沿いをラストラン!なんて思っていましたが・・・なかなか上手くいかないもので、どんより空。意外なことに、旅の最終日って "日本一周やりとげたぞー!" という達成感より、なんとなく旅が終わる寂しさが大きい。自転車で、人力で旅していたのでそりゃ辛いことも沢山あったけど、楽しいことも沢山。この非日常が終わってしまい、またいつもの日常・現実が戻ってきて向き合わなくてはいけない辛さもあります。噛みしめながら、自分らしく最後まで楽しもう!
渡れる離島って神社造りがちだよな~。笑
色々なところで見てきました。糸島は福岡でも海が綺麗な地区、天気が今一つでも気持ちよく走ることが出来ます。(*´з`)
そして、福岡市へ!
街並みが徐々に都会に変わっていきます。このあたりはもう見知った道。地図なしでも進めます。
何度も見てきた場所、ものがとても新鮮に思えます。本当に1本の道を繋いで戻ってきたんだな。ほとんど舗装されていたし日本の道の凄さを感じます。
中心街の近くへ。
看板や荷物を見た人が話しかけてくれます。
「どこから来たの?」
「何日くらいしているの?」
「食事や寝るのはどうしているの?」
「寝る所は?」
「お金は?」
・
・
・
「若いうちしかできないよね」
何度言われたことか。興味を持って声をかけて貰えるのは凄くありがたいことです。自分もその土地のことなど沢山教えてもらいました。
この日も声をかけてもらいました。
「どこからきたの?」
「福岡です。今日で終わりです。」
「すごいなー。70歳になったけどチャレンジしようかな。」
自分の為に始めた旅だけど、色々な人と出会い応援してもらって。小学生なんかは素直で「すげー!」って言ってくれる。笑 ブログを見てくれる人も増えて、だんだん自分だけの旅じゃなくなっていく感じ。少しでも他の人にいい影響を与えれていると嬉しいな。
ここまできたらあとはほんの数キロ。本当に名残惜しい・・・。
けど、もう一周するか?と言われたら自転車は勘弁して欲しい。笑
筑前国一之宮 筥崎宮
つにゴールの筥崎宮へ。
日本三大八幡の一つ、4月22日にここから日本一周にスタートしました。まだあの時は春になりきれていない気候だったな。本当にあっという間。夏も秋も超えて・・・もう冬だなんて!
無事に旅を終えられたことを御礼し、御朱印を頂きました。
思えば、下り坂で砂に車輪とられて転倒したり、広大な北海道で50kmコンビニすらなく倒れそうになったり、タイヤがバーストしたり、カメラレンズ壊れたり、ヒグマに遭遇したり、、、様々なトラブルはあったけど、大きな怪我や病気にならず旅を出来たことは幸運でした。
メチャクチャ日に焼けたし、すこーし痩せたし、体格もガッシリしました。
ついに・・・日本一周したんだなぁ~!!最初は全県踏み入れようとか言っていたけど、結局数県行ってないし。笑 途中から現地の口コミなどを頼りに、その時行きたい方向に向かって行っていました。(*´з`) でも気づいたらあまり興味なかった突端、本州四極と本土四極は行ってしまいました。先端は本当にしんどかった。笑
日本を駆けまわった日数215日、距離11393.5km!!無帰宅・無中断で旅し続けた人は珍しいんじゃないかな。始めは1000kmで喜んでいたけど、だんだん走れる距離もガバガバに。1日で400km以上漕いだ日もあったし、標高2700mを超える日本で一番高い道路にも行ったな~。二度とやりたくないくらいしんどかったけど、それも終わってしまえば良き思い出。
今でも色々なところで話した人達、出会った旅人達のことを思い出せます。本当に人、仲間に恵まれて旅ができたと思う。しんどかったことも沢山あるけど、本当に、心から旅をしてよかったと思います。直接この経験が人生に生きるか・・・と言ったら分からないけど、人間的にデカくなれたかな?どうでしょう。
クールダウンのように自宅まで漕いで帰りました。なんかペダルが少し軽くなったような、よく分からないけど重圧もあったのかな。
家ではすぐに風呂に入り洗濯機に洋服類をぶち込み、冷蔵庫のビールをグビっと!いつでも壁と屋根があって、ひねったらお湯が出て勝手に服が綺麗になって、冷えた飲み物が出てくる。旅中は恐らく100年以上前の生活に似ているような日常を過ごしていたので、文明の有難さが改めて身に沁みます。当たり前の日常を改めて見直す・・・それだけでも旅に出た意義があったかもしれません。この気持ちは忘れないように持っておきたいです。
最後に
200日以上にも及ぶ長いブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。旅をしながら、眠る時間を削ってテントでブログを書くのは本当に大変です!!旅では色々と新しい発見、インプットが沢山あります。それらの疑問点、さらに知りたいことを見に行ったり調べたりしてまとめ、ブログという形でアウトプットするという作業はとても新鮮で楽しく、自分を深めてくれたと思います。ブログ内ではあまり触れていませんでしたが、ブログ村の順位やアクセス数など、見て下さる方が居たから最後まで書き通すことが出来ました!
最終日のブログは大幅に更新が遅れてしまいました。途中まで書いていたのですが、ブログが旅の一部になってしまっていて、これを書ききったら本当に旅が終わってしまう気がしてなかなか締めれないでいました。我ながら女々しい。笑 ですが旅のブログもこれで終わりです。今後ブログをどうするかは未定ですが、きちんとword pressなどを使用してのブログ運営、大好きな登山や福岡の魅力を発信していくのも悪くないかな~と思い、色々考えています。たまに覗きにきてくださったら嬉しいです。
長い間、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。これからよろしくお願いします!
出会ってくれた、応援してくれた全ての方に感謝!!
~2019年11月22日 ゴリの自転車日本一周 完結~
帰宅後初めての仕事、当直室より。これからも "一歩前へ" 踏み出し色々なことに挑戦します。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 唐津友人宅 11:15
到着地 筥崎宮 15:09
走行距離 55.41
総走行距離 11393.5
平均速度 19.3
最高速度 29.9
獲得標高 257
<支出>
朝食 チーズ豚丼
昼食 520 からつバーガー
夕食
観光 500 御朱印
宿泊 自宅
使用金額 1020
【旅214日目】伊万里発展の歴史、いよいよ大詰め佐賀県へ!
11/21(木) 快晴 朝4℃
おはようございます。運動公園の駐車場の奥をお借りしていました。
夜の冷え込みが強くてマットとシュラフを通して地面の冷気が伝わってくる・・・。そろそろ今の装備では限界みたいです。( ´•д•`; ) ですが太陽の光が当たると一気にポカポカ、有難みを体感出来ています。
さて、今日は伊万里、唐津と佐賀へ入って行きます。旅もいよいよ佳境です。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
休憩がてらコンビニで日向ぼっこ。
どこにでも野良猫いますよね!かわいいな~・・・。いつも餌をねだってやってくるみたい。
旅に猫成分は必要不可欠です!笑
お腹も空いているし、なんとなくカップ焼きそばを食べます。
1箱1000kcalのモンスター。運動しなかったら1日持ちます。幾度となくお世話になった・・・。食べおさめか。旅終盤になるとラスト〇〇が増えてきて寂しいなぁ。(*´ω`)
調川道路公園にある松浦水軍の兜
ここ長崎県松浦市は松浦党発祥の地です。松浦党とは、平安時代から戦国時代に肥前松浦地方で組織された水軍として有名な武士団の連合です。嵯峨天皇の子孫にあたる渡辺久(わたなべのひさし)がその始祖と言われています。久は1096年にこの地方を治めるため御厨検校(長官)としてこの地に入り、松浦市今福町に梶谷城を築き、 "松浦" の姓を名のりました。松浦党の活躍はめざましく、源平の舟合戦などにも参戦しました。松浦市に通じる街道の横に建つ大きな兜は一際目を引きますし、これを見ると松浦市に来た感じがするんだろうな~!
兜の見据える先には今日も快晴の空と大きな海が広がります。
サクッと伊万里市へ入ります。ようやく坂も少なくなってきて一安心です。笑
伊万里と言えば陶磁器の町、見に行きます。
伊万里市陶器商家資料館
旧犬塚家の1825(文政8)年に建てられた住宅がそのまま資料館になっています。
入ると奥に長い、うなぎのような造りです。
ボランティアの方が色々と説明してまわってくださいます。本当にこういうの有難い!説明文に書かれていないことまで聞けるし質問も出来ちゃう!
よく古伊万里と聞きますが、色絵磁器が我が国において作られるようになったのは1647年頃と言われています。この頃から江戸末期において肥前(波佐見や有田など)で作られた多くの磁器がここ伊万里津(港のことを津と言った)から運び出され、出島を経由して輸出されていたので伊万里の名が冠せられました。伊万里で作られた磁器は殿様への献上用などに用いられ、さらに格が違ったそうです。
個人的なお気に入りはこの丼ぶり。
コレで親子丼なんか食べたら美味しいんだろうな~なんて考えていました。笑
建物の中もなかなかに面白い造りをしています。
大切なものを二階に上げるのに滑車があったり。
部屋を移動する廊下は高くなっていて、賊が一気に入れないようになっていたり。
客人をもてなす部屋は大名造りという造りらしいです。
気になったこの掛け軸。
"終始一貫" と書かれています。書いた人は森永太一郎。森永製菓の創業者で、ここ伊万里の出身らしい!川や海がすぐある関係で砂糖が入手しやすかったのだとか。
猫の磁器や、
サガを舞台にしたアニメの磁器もありました。
・・・
建物を出て10mほどで川に出ます。
昔はここに船が沢山あって、磁器を運び出したりしていたそうです!
伊万里は町全体が磁器の町といった感じ。
色々なところに大きな磁器が展示されています。
カラクリ時計も!なお故障中・・・( ᷇࿀ ᷆ )
少し面白い構造をしていて、道路を挟んで左側はJRのホーム、右側は松浦鉄道のホームになっています。乗り換えしづらいだろうな~・・・。笑
森永太一郎の銅像も建っていました。
お腹が空いたのでお昼ご飯へ!
ドライブイン 鳥
この辺りで有名な鳥料理のお店へ。先ほどの佐賀アニメにも登場するみたい!
やき鳥一番 鳥めし二番!!でも店内はメチャクチャ鳥めし推しです。笑
見覚えのあるバイク・・・。
凛くん!
笠置キャンプぶり~!近くに居たのでお昼ご飯を一緒に食べることに!
こどもびいるで乾杯します。( ᷇࿀ ᷆ )
一番人気の一番定食を注文、ほどなくしてやってきます。
鶏肉は新鮮!七輪で焼きながらいただきます。鳥めしはチャーハンみたいな見た目ですけど炊き込みご飯タイプ。しっかり味が染み込んでいてい美味しい!こりゃ人気になるのもわかります。( ゚Д゚)ウマー 大盛にして量もバッチリ!とても美味しかったです。
凛くんとしばらく話してお別れします。聖石温泉で台風被害にあいバイクが水没したりとか、なかなか凄い旅をしてきたみたい!お互い面白い旅をしてまた会おう!
・・・
サクっと山越え。
長崎から佐賀県に入ると一気に坂が少なく、あったとしても楽になる印象です。もうここから家まで坂がないかと思うと、少し寂しくなるので人間ワガママです。笑
もう福岡の看板が見え始めます。
自分の旅もあと55kmほど。通る道も想像できる距離になってきちゃいました。
一気に帰れない距離ではないのですが、今日は唐津まで。
JRの駅は一昔前と比べるとどこも綺麗になっています。唐津も例外ではなく、高架化されていました。
夜は唐津で働いている先輩と飲みに。職場の先輩や後輩も誘ってくれて6人ほどの大人数に!仕事の話を聞いていると働きたくなるから不思議。(*´ω`) 色々と気持ちの整理が付きつつあるのだろうか・・・。
シメに辛麺をしっかり食べてお休みなさい!( ´O` ) ~.。o。゚
明日はいよいよ最終日!どういう気持ちになるんだろう、色々とワクワクです。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 松浦市民運動公園 8:10
到着地 唐津友人宅(やぎさん) 21:20
走行距離 56.33
総走行距離 11338.09
平均速度 17.2
最高速度 42.6
獲得標高 416
<支出>
朝食 234 カップ焼きそば
昼食 1243 ドライブイン鳥 一番定食
夕食 宴会(一筋)
飲料 111 カフェオレ
宿泊 唐津友人宅(やぎさん)
使用金額 1588
【旅213日目】最西端神崎鼻へ、本土四極コンプリート!
11/20(水) 晴れ 向い風強風 朝3度
おはようございます。
道の駅の裏手をお借りしていましたが、朝方3℃まで冷え込み流石に寒くて目が覚めました。( ;∀;) シュラフはmont bellのダウンハガー800 #3というのを仕様しているのですが、comfort(快適に眠れる)の温度が3℃なのでギリギリです。まさか11月にここまで九州の平地で冷え込むとは・・・。そろそろマズそうです。幸いここの道の駅は7時から開くので休憩所に逃げ込みます。(*´з`)
名物の茶々焼きを食べながら暖かくなるのを待ちます。
凄さはイマイチよくわからないけど、彼杵(そのぎ)茶は凄いらしい!どこにでもあるような給湯器でお茶を飲めるのですが、どことなく美味しい気がします。笑
さて、太陽が出て暖かくなってきたので出発!今日は本土四極最後の地へ行きます。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
ぼちぼちのアップダウンを乗り越え佐世保を目指します。
やけに大きくオシャレな建物があるな~と思っていたらハウステンボスみたい!てっきり長崎市の方にあるかと思っていました。( ᷇࿀ ᷆ )
30kmほどで佐世保駅へ到着。
予想に反して(すみません・・・)凄く大きくて綺麗!
ここの観光案内所で本土最西端到達証明書を先に頂き、ついでに道も教えて貰います。意外と到達証明書は現地で貰えないことも多く注意が必要です。行ってまた戻る・・・なんてことが有り得ます。絶対に勘弁願いたい!笑
丁度お腹も空いてきたので食べに行きます。
佐世保は "ハンバーガー伝来の地" とも言われ、昭和25年頃に駐留した米海軍の関係者が、アメリカのソウルフードであるバーガーのレシピを伝えたのが始まりと言われています。
何件か老舗のお店がありますが、その中の1軒に行ってみます。
ハンバーガーショップ ヒカリ
本店に行こうとしたけどまさかの定休日・・・どうしようと思い検索してみると5番街というところの支店があったので行ってみます。
一番人気のジャンボチキンバーガーを注文!
10分程で出来上がり!なかなかの大きさです!
ところで佐世保バーガーって普通と何が違うんだろう・・・と思い聞いてみると
・作り置きでなく注文を受けてから作り出来立てを提供する
・できるだけ地元の食材を使う
の2点らしいです。
マヨネーズが少し甘め?バンズはバターたっぷりで焼かれてパリパリ、パティもしっかりしていて美味しい!( ゚Д゚)ウマー チャリダー的にはもう2つくらいはペロっと食べられそうでした。笑
・・・
もうすっかり秋も深まっているな~・・・。
4月のまだ寒い時期に出発して、汗をかきながら日に焼けて自転車を漕いで・・・長かったな~などとちょっとしっぽり。毎日外に居るから季節を感じるかと思いきや、毎日のこと過ぎてなかなか気づきづらいです。たまーに意識するとふっと実感、今までの旅と照らし合わせて色々思い出しちゃいますね。もう終盤だからかな?あと少し、精一杯楽しもう!
ココにも大小色々な造船所がありました。
なんとなく長崎らしい風景だな~と思って撮影。
湾がかなり深く入り組んでいます。そして沢山の島。日本全国色々な地でその地形の特色を見てきましたが、長崎は "湾と島" 。平地なんてほとんどないのに、昔からこの地が栄えたんだから面白いものです。
本線を外れて本土最西端の地へ向かいます。
本土最西端 神崎鼻(こうざきばな)
分岐地点がかなり急坂でどうなることかと思いましたが、その先は意外と平坦でサクっと到着!
車輛進入禁止なので自転車はお留守番です。
そして到着!これで本土四極達成!突端は何せそれぞれが凄い坂を乗り越えた場所にあり、田舎だし行きづらいけどその分達成感が半端ないです!宗谷岬、納沙布岬、佐多岬、神崎鼻。それぞれ思い入れがあるな~!神崎鼻はとにかく逆風がきつかったです。( ;∀;)
きちんと西の地を踏んでおきました。笑
平戸や、遠くには五島列島まで見渡せるくらいの快晴で空気も澄んでいました。
本当に長崎のイメージのような写真です。
大きな日本地図もありました。
よく向こうからこちらまで来たなぁ~!自分で言うのも変だけど、凄いことだ。笑
・・・
さて、ここからは海を離れて内陸へ行き山越えです。
長崎は海岸線もだし、そこから内陸に向かって全部山なイメージ!平地を走っている時間の方が圧倒的に少ない気がします。
なので田畑も段々に作られ、無理矢理人が住んでいます。
玄界灘の方へ出て、陽が落ちて寒くなってきたので屋内に。
外では何もする気が起きなさそうなので避難します。( ´•д•`; )
ブログを書いて良い時間に野宿地へ。とっととテント張っておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
鹿児島を出発してから連日獲得標高1000mを超える日々。疲れも溜まってきました。
そして最近朝晩の冷え込み方が凄いです・・・。風邪をひかないように注意です。明日は伊万里、唐津へ向かいます。いよいよ旅もクライマックス!最後まで自分らしい旅を、楽しんでいきましょう!
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 道の駅 彼杵の荘 8:10
到着地 松浦市民運動公園 24:30
走行距離 86.19
総走行距離 11281.76
平均速度 16
最高速度 40.2
獲得標高 1126
<支出>
朝食 茶々焼き(彼杵の荘)
昼食 480 ヒカリ ジャンボチキンバーガー
夕食 898 joyful チキン南蛮定食
宿泊 松浦市民運動公園
使用金額 1378
【旅212日目】可愛い眼鏡橋のある長崎県へ!
11/19(火) くもり一時晴れ 向い風強風
おはようございます。運動公園の片隅をお借りして寝ていました。
ベンチが狭くマットの半分ほどしかなかったので、落ちないように絶妙なバランスをとって寝ていました。( ᷇࿀ ᷆ ) 散歩に来ている地元の方々に怪しまれないよう、爽やかに朝の挨拶をしつつ準備をします。
さて今日は島原半島に上陸したいと思います。どんな景色が待っているのかな~。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
今日もフェリー移動。天草から島原半島に渡る島鉄フェリーは40分に1本ほど出ているので比較的大雑把にスケジューリングしても大丈夫!助かります。
バイバイ天草四郎!やり残したことはここにも沢山あるので、また来ます。
フェリーでの移動ってなんかワクワクします。明らかに飛行機とは違った感じ。船内で朝食を摂っていたらあっと言う間、30分で島原半島に上陸します。長崎県イン!
海沿いをしばらく走って行きます。
海岸の岩が特徴的で、明らかに火山岩。島原半島はいくつかの火山による噴火で出来た半島です。長崎県最高峰は雲仙岳の平成新山(1483m)で、1995年までの火山活動でそれまで最高峰だった普賢岳(1359m)の高さを抜きました。今でも油断ならない場所です。
両子岩(ふたごいわ)
約150万年前この付近にあった火山の土石流堆積物が波の力などで削られて出来た奇岩です。かつて横には松の木が生えたより大きな岩塔があり、それが両子岩の名前の由来です。1922(大正11)年の島原地震や波の力で倒れてしまい、今や1つだけです。なんとなくモアイに見えた岩があったので立ち止まったら凄い岩でした。笑
金浜眼鏡橋
1846(弘化3)年、地主だった岡右衛門によって架けられた石橋です。
この石橋に通じる道路は "殿様道" とも称され、藩制時代は重要な街道でもありました。今も立派に歩いて渡れるし、こういう眼鏡橋は写真じゃわかりづらいけど、なかなかに急です。
横に飛び石があったけど・・・。笑
小浜という地区に来たら、街の至る所から湯気が立ち上っていました。
温泉や~!!火山は恐ろしいだけじゃなくて本当に貴重な恵みもくれます。
パッと見て気になった波の湯 茜へ入湯!
このロケーション、海上露天風呂!?気にならない訳がない。笑 4日ぶりに人権回復!
アメニティーなど不要!シャワーがあるだけで有難い。
源泉かけ流し、このロケーション、人少ない。これで300円!メチャクチャ良いところです。pH7.7のややアルカリ性でずっと入っていられる40度くらい、最高でした。( ᷇࿀ ᷆ )
ここから坂を越えて行きます。
本当に山ばっか!斜面にへばりつくような街でした。
面白い道がありそうだったので国道251号線を外れて県道201号線へ。
1923(大正12)年から1938(昭和13)年まで、小浜から愛野間を結ぶ鉄道として利用されていた "温泉鉄道" こと小浜鉄道。現在その線路跡が県道201号線として利用されています。
単線だったのでとても狭いですが坂が緩く走りやすい。(*´з`) 生活道路としての役目も立派に果たしており、意外と車通りは多いです。
馬蹄形の素晴らしい、趣あるトンネル。
山を削って作った跡が見てとれます。険しい!
この先愛野まで伸びて島原鉄道に接続していました。こういった歴史ある道を偶然発見し通れることは、時間がある行当たりばっかり旅の素晴らしいところなんでしょう。上り坂も楽しく漕げました。笑
長崎と言えば眼鏡橋!市内の中島川にかかるものが有名ですが、実はここ諫早市にも凄い眼鏡橋があるんです。
1839年に造られ、石橋としては日本で最初に重要文化財に指定された素晴らしい橋です。
諫早の中心を流れる本明川は毎年のように氾濫し、橋もその大洪水のたびに流失していました。そのため、人々は川のあちこちに飛び石を並べてそれを渡ったりするなど不便な生活をしていました。ある時幕府から領地検分の使者がやってくることになりました。川を渡るのに飛び石を使わせては諫早の恥になるということで、何とかして橋を架けようとの機運が沸きあがり、 "永久不壊の石橋" を造ろうということになり作られました。
この日は風が強すぎてリフレクションが撮影できず・・・眼鏡になりませんでした。( ;∀;)
当時の人々の苦労を噛みしめながら渡ります。とても幅広く頑丈、素晴らしいです。
昭和32年7月25日諫早地方をおそった記録的な集中豪雨のため、本明川をはじめ付近の諸川はほとんど氾濫し、死者・行方不明630人もの犠牲者がでました。治水工事の為に眼鏡橋も移設することになり、その為に石材の数も形も全く同じの5分の1スケールの眼鏡橋の模型が作られ、そこから得たデータを最大限に利用して橋の移設保存が行われました。
こちらの橋は渡ることが出来ないけれど本当にそっくり、というか瓜二つです。素晴らしい!
本明川を渡る飛び石。
昔はこうやって渡っていたんだろうな~と、当時が偲ばれます。
大村の町を越えてひとっ走り。
大村湾には不思議な夕陽が雲の合間から差し込んでいました。
今日はずっと向い風、いよいよ北風が吹き始め冬の訪れを感じます。道の駅 彼杵の荘でお休みなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日朝はかなり冷え込みそうで辛いなぁ~・・・。頑張って起きて本土最西端へ向かいます!
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 本渡運動公園 8:05
到着地 道の駅 彼杵の荘 17:00
走行距離 91.52
総走行距離 11195.57
平均速度 17.9
最高速度 38.6
獲得標高 920
<支出>
朝食 パン
昼食 パン
飲料 159 ぶどうカルピス
食料品 110 茶々焼き(彼杵の荘)
交通費 670 フェリー(口乃津 - 鬼池)
入浴 300 波の湯 茜
宿泊 道の駅 彼杵の荘
使用金額 1786
【旅211日目】天草の潜伏キリシタンについて学ぶ
11/18(月) 曇り一時雨
おはようございます。まだ暗い5時過ぎに起きて撤収をします。
次第に天気が崩れて雨に変わる予報。出来るだけ雨に降られないうちに進んでおきたい!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
朝はそれほど冷え込みもなく、久しぶりのナイトランにワクワクします。電気を2つ、バックライトもきちんと点灯させてスピードを出し過ぎないようゆっくりと進みます。
阿久根駅。
新しい駅舎で綺麗でした。徐々に夜が明けてきます。ナイトランは1時間くらいでしたが、明るくなるとやっぱりホッとします。
天気は早速どんより・・・。
この後フェリーを使って天草方面へ渡りたいのですが。これが曲者で1時間20分毎にしか出ません。つまり1本逃すと強制的に休憩に入らなくてはならない!狙うは8時40分発。アップダウンが多いですが時に頑張り時間を調整します。(*´з`)
黒之瀬戸大橋を通って長島へ渡ります。
なかなか個性的な島のようで、、、
人魚にゴジラにゴリラ。色々と居ました。笑
あまり大きくない島なので、平地が少なくアップダウンも一気に増えてしんどい・・・。
段々畑が至る所に作られていて、平地の少なさ、斜面を有効利用しようというのが分かります。
なんやかんや、出航10分前に到着!間に合ってよかった~!
ガッチリ固定してもらいました。(*´з`)
ここから30分の航海、座って少し休憩したと思ったら到着です。熊本県こんにちわ!
牛深に着いたと思ったら・・・メチャ雨降ってる!!流石に漕ぐ気になれない量だったので、色々見て回ります。
軍艦長良記念館
軍艦長良は昭和19年8月7日、牛深沖西約10kmの位置で米潜水艦に撃沈され、乗員583人のうち348人が亡くなりました。遺影や遺書、海底で発見された時の新聞スクラップなどが展示されてありました。救助された方の手記など、とてもリアルで情景が目に浮かびます。港にある建物の一室が展示室になっていて、勝手に電気をつけて見るような簡素な場所でしたがとても見応えはありました。
他にも、牛深港の歴史などが開設・展示されていました。江戸時代、徳川幕府が長崎・平戸に入港する貿易船の数を制限すると、それにあぶれた船が牛深港にまわってきたので密貿易港で栄えたそうです。
かなり大きな休憩所があったり、しばらく時間をつぶしていると雨も小降りになったので出発します!
20kmほど漕ぎ一山超えて資料館に到着します。
天草コレジヨ館
島原・天草と言えば潜伏キリシタンが有名で、2018年に世界遺産にも登録されました。それにまつわるものが展示されている資料館へ行ってみます。
コレジヨとやキリスト教の教えを説く大学(college)のようなもので、徳川幕府による迫害を避ける為に短期間で全国各地を転々としていました。この地(河内浦)には約6年という長い期間留まっていたそうです。
世界遺産ですが観光客は自分の他にもう一組のみ。学芸員の方がつきっきりで色々開設してくれました。
祈りの対象として置いていたものや
漁村特有のアワビの貝殻。
水を入れると十字架が浮かび上がってくるように見え、それに向かって祈っていたそうです。
中学の時4人の名前覚えたな!日本人として初めてヨーロッパに旅をした人です。コレジヨの中でも優秀だった4人、14歳ほどで渡欧しローマ法王にも謁見しました。教科書でも見たこの絵がどことなく欧米っぽいのは、ドイツの新聞で描かれたものだからだそうです。
その際色々なものを持ち帰ります。
これで様々な本(天草本)が印刷されます。
ヨーロッパから来た宣教師たちが日本語を学ぶ為の本。さて、なんでしょう?
平家物語です。表題が "にほんのことばと" と読めます。面白いな~!
そしてこちらは伊曽保物語
イソップ物語です。
7年間で29種のキリシタン本が出版されたそうです。
竹のパイプオルガン
オルガンの伝来は1579年でブリキでしたが、1600年頃には天草の志岐で竹を用いて作られました。
面白いのは、背面でふいごを用い操る人が居て、アコーディオンみたく演奏します。
弾かせて貰いましたが、とても綺麗な本当にオルガンのような音がします。
印刷機、竹のオルガン共に復元ではありますが、ここにしかない貴重なものが沢山展示してあってとても面白かったです。
・・・
あとは一気に天草市の中心部へ向けて走ります。
トンネルを越えたら下りでしょ・・・
そう思っていた時がありました。
さらに登りです。(+o+)
島の真ん中を突っ切ったのでなかなかにしんどかった・・・。
一番上では綺麗に紅葉していました。
ここから一気に下って町へ入ります。
九州に戻ってきていながらまだ行っていなかったjoysulへ!
夕食を食べて、たまりに溜まったブログなどを消化出来る限りします。( ´•д•`; )
良い時間に移動しておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は島原へ渡ります。長崎は県全体的に山が多いという噂・・・どんな道なんだろう。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 道の駅 阿久根 5:40
到着地 本渡運動公園 24:10
走行距離 83.81
総走行距離 11104.05
平均速度 16.7
最高速度 55.2
獲得標高 1325
<支出>
朝食 パン
昼食 384 酢鳥弁当 シュークリーム
夕食 898 joyful かつとじ定食
食料品 257 パン
交通費 760 フェリー(蔵之元-牛深)
観光 200 コレジヨ館入浴
雑費 272 歯ブラシ
宿泊 本渡運動公園
使用金額 2931
【旅210日目】知覧で考える自分の在り方と素敵レストラン
11/17(日) 快晴
おはようございます。朝6時半前にテントから出て朝日に浮かぶ開聞岳を拝みます。
これが見たくてココに泊まったんだよな~毎日のように見れて幸せ。本当に綺麗です!
テントに戻って一休憩した後に出発の準備を整えます。
草の上にテントを張ると寝心地は良いのですが露が酷くて乾かす時間などがかかってしまうので、自分はアスファルトの上が好き。雨が降らない予報の時はフライシートもなしが多いです。
最近は10分強で撤収できるようになりました。今後どこにも生きることのないスキルです。笑
さて今日は知覧やお勧めされたレストランに行ってみようと思います。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
今日は距離を稼ぐ予定で早めの8時にスタート。薩摩半島の内陸を北上していきます。
焼酎の酒蔵をよく目にします。流石鹿児島!いつもお世話になっています。笑
知覧の町が近付くに連れ、長閑な畑が広がります。
ココにもお茶畑が沢山。綺麗に碁盤の目に開発されていて見ていて、走ってとても気持ち良いです。
旅も終盤、もっと自分の自転車と写真を撮っていたら良かったな~と思い、最近は意識して撮るようにしています。
開聞岳も入って良い感じ!
街に近づくと灯篭が増えてきます。
2kmくらいはあったかな?この辺は昔滑走路があったところだと思います。
知覧特攻平和会館
旅中に是非行ってくれとオススメされた場所です。飛行場はもっと海沿いのあるイメージでしたが、意外に内陸でした。(+o+)
戦況が悪化する中、沖縄を本土防衛の最重要地点と考えた軍部は特攻作戦(爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をする)を実行します。ここ知覧飛行場はその発進基地でした。中央展示室の壁面を埋め尽くす写真は陸軍沖縄特攻作戦で亡くなった1036人(知覧から発進したのは439人、飛び立った人が最も多いのは鹿屋だがこちらは海軍の基地)の遺影です。そして家族に宛てた手紙や遺書・時世、遺品が展示されています。鹿屋よりも展示数も多く、整理されています。そして語り部による説明もあったり充実です(鹿屋は無料、知覧は500円の差かもしれません)。当時20歳にも満たない青年の文字や顔つきを見るといたたまれない気持ちになります。どういう気持ちでこれを書いたのだろう。「君たちを信頼する」と、次の世代に向けて書いた遺書の一文がとても印象に残っています。自分はそういった人たちに顔向け出来る生き方を出来ているか?時折思い出して考え直してみたいと思います。
大西瀧治郎の手紙、人物紹介もありました。 "特攻の父" など言われる大西中将、。確かに特攻作戦を最初に認めた人物です。ですがその思いは日本の為、苦肉の策だったと言います。少しでも早く戦争を終わらせるためには、アメリカ艦隊にインパクトのある損害を与え、そのタイミングで少しでも日本及び国民に有利な状況で終戦交渉をするためでした。敗戦翌日の8月16日、大西瀧治郎中将は介錯なしの割腹自殺をし、死んでいった特攻隊員たちに感謝し、かつ彼らと遺族に謝罪しています。
"特攻隊の英霊に曰す 善く戦ひたり感謝す 最後の勝利を信じつつ 肉弾として散華せり然れ 共其の信念は遂に達成し得ざるに至れり 吾死を以て旧部下の 英霊とその遺族に謝せんとす"
さらに大西中将は後世に残る一般青年に向け、
"諸子は國の寶(タカラ)なり 平時に処し猶ほ克く 特攻精神を堅持し 日本民族の福祉と世界人類の和平の為 最善を尽せよ"
と残しています。
彼もまた時代の、戦争の犠牲者なんだよな・・・と今回初めて学びました。
鹿児島県甑島の沖合約500m、水深約35mから引き上げられた零戦。
想像以上に狭く小さい操縦席に入り、ここで何を感じたのだろう。
復元された三角兵舎。
森の中に、半地下に埋められた建物が作られていました。
兵舎内部。全国から集められた隊員たちは、ここで最後の数日を過ごしてから出撃しました。出撃前夜にはここで酒を酌み交わし、遺書や家族への手紙を書いたそうです。巡視の者が訪れると毛布を被り声を殺して泣いている者も少なくなかったと言います。
銅像は沖縄を向いていると言います。開聞岳は最南端にあるので、目指して飛べば到着します。知覧から飛び立った隊員たちは皆、開聞岳を見てから向かったそうです。
ふぅ~戦争関連の資料は全国色々なところで目にするけど、その中でも特攻関連は考えさせられるし辛いです。(+o+) でも必ず一度は来るべきところだと思いました。
たっぷり3時間弱も居てしまったのでなかなか時間が押してきてしまった・・・。少し急ぎ目に次の目的地へ向かいます。
R270 ひおき
国道270号線沿いに建つレストラン兼ゲストハウスです。
大阪でゴヤくんやユカちゃんにお勧めされた場所!
2人がゲストハウス立ち上げの手伝いをしていたそうです。マスターに連絡したり、色々してくれました。ありがとう!
右側の竹はゆかちゃんが作ったと言っていたやつかな?夜に光が入ると綺麗そう、凄いや!
本当はここに泊まろうと思っていたのですが、生憎満室・・・・日曜日なのに大人気でした。( ;∀;) お昼ご飯を頂きます。
ご飯はもう終っちゃったから~とハンバーグパスタを作ってくださいました!ボリュームたっぷり!玉子をスクランブルエッグみたいにして入れるのは初めて食べましたが美味しい!( ゚Д゚)ウマー
マスターは元々レストランでシェフをされていて、辞めて旅をして、今のお店を作られたそう。なので旅人のことも良くご存知だし、料理もまさにプロなんです。今度は泊まりで行きます!ありがとうございました。
・・・
あとはひたすら自転車を漕ぎます。残り50km!!
三代に渡る橋。こういう古い道を探しながら走るのが好き。笑
海岸線に出ます。元々凄い切り立っていたんだろうな!苦労して道を切り開いたのが伝わってきます。
今日も夕陽が綺麗でした。海岸線はコレが見れるからお得です。笑
ナイトランをギリギリせずに到着。
日本一めでたい自販機のある場所でした。
なんじゃそりゃ~!( ´•д•`; )
星が綺麗でした。国道3号線沿いなので車の走行音がやや煩かったですが疲れているのであまり関係なし・・・すぐにおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は雨が降りそう・・・早めに進めるだけ進もうと思います。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 瀬平自然公園 8:05
到着地 道の駅 阿久根 17:50
走行距離 108.72
総走行距離 11020.24
平均速度 19.9
最高速度 45.9
獲得標高 1031
<支出>
朝食 228 カップラーメン
昼食 R270 ひおき パスタ
夕食 108 パン
食料品 208 カップラーメン パン
観光 830 知覧特攻平和会館(500) ステッカー(330)
宿泊 道の駅 阿久根
使用金額 1544
【旅209日目】独特な登山道、快晴の開聞岳(薩摩富士)登山
11/16(土) 快晴
おはようございます。昨夜はとくさんの家で皆で飲んで食べて、そのまま雑魚寝していました。
今日は登山もするから早く出発と思っていましたが案の定寝坊、どうなるでしょうか。( ;∀;) それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
ひとまず落ち着いて、朝ご飯に一幻のラーメンをとくさんと食べます。
札幌すすきのにある有名な海老ラーメンなのですが・・・運悪く定休日だったんです。たまたまなんと屋久島で発見したので買ってみました。笑 北海道のラーメンを南の鹿児島で見つけて食べる・・・変な感じですが美味しかったです。(*´з`) やっぱりお店にも行ってみたいな!次の宿題ですね。
9時過ぎになってようやく出発!沢山お世話になりました。
今日も快晴!桜島も元気に活動中です。
出発が遅くなったので急ぎ目に進みます。
途中道の駅の人に道を聞いて「平坦だから」と言われて選んだ道。凄いアップダウンある!(+o+) 自転車旅をしていると良くあるんですが、バイクや車に乗る人はあまり坂を気にしないので、気づかれないんですよね。。。
でもこんな素敵な景色に出会えたのでオッケー!
これから向かう開聞岳!本当に円錐形、三角形でカッコイイよなぁ~!存在感ありまくりです。
一気に高度を下げて池田湖の湖畔へ寄ります。
イッシー
昭和50年代に騒がれたとか。笑
本当に開聞岳はカッコイイなぁ~。色々な景色と写真を撮りたくなっちゃいます。
登山の前に神社へ寄ります。
薩摩國一之宮 枚聞神社
開聞岳の山頂に奥の宮がある、これまた由緒ある神社です。
枚聞と書いて "ひらきき" と読みます。元々は開聞(ひらきき)と書いたらしいですが、延喜式の頃には枚聞(ひらきき)となっていたそうです。山の開聞岳も今では "かいもんだけ" と呼びますが、元々は "ひらききだけ" と呼んだそうです。
御祭神は大日孁貴命(おおひるめのむちのみこと、天照大御神のこと)や5男3女をお祀りしています。
創始は不明ですが、本殿は和銅元(708)年の創建とされています。
開聞岳は "開聞神" とも表記されます。噴火は開聞神の祟りと見なされ、枚聞神社がこれを祀っていました。
島津藩の庇護が厚く、現在の本殿は慶長15(1610)年に島津義弘が寄進したもので、天明7(1787)年に島津重豪によって改築されました。
境内は一之宮にしては小さいものの朱塗りがとても美しく静かでパワーを貰う場所でした。
・・・
登山や旅の安全をお願いし、登山口まで一気に向かいます。
13時を過ぎてしまいました。自転車を置いて手早く登山装備を準備します。
開聞岳(薩摩富士)
いざクライムオン!
大隅半島を走っている時から屋久島へ往復するフェリー、毎回カッコイイな~と見ていた開聞岳、どんな山なんでしょう。
下は樹林帯。
それがしばらく続きます。
人気の山なので踏み跡が凄いえぐれています。( ᷇࿀ ᷆ ) 今日は快晴の土曜日ということもあって、沢山の人が登って丁度下りてくる時間でした。小学生や年配の方まで、老若男女居ます。
「こんにちわ」
「お疲れ様です」
「気を付けて、いってらっしゃい」
山に入ると何故か皆挨拶するし、自然と道や場所など譲り合います。遭難した時の手がかりになりやすいだけでなく、何より気分が良い!山だけでなく、色々なところで挨拶を気軽に出来るようになると良いよな~なんて思っていました。
登山道は基本的に眺望はあまりないのですが、疲れてくるような良いところで視界が開けます。
疲れが一気に吹き飛ぶご褒美!
登山道も高さに寄って雰囲気がだいぶ違います。
中盤は小さな礫が沢山。滑るので注意!
こういう岩を見るとあぁ、火山だったんだな~と思い出させてくれます。
7合目付近。
登山道の岩が大きくなってきました。
また先ほどとは違った景色が見えます。
開聞岳の特徴はなんといってもこの登山道!登り口から時計回りに1周、螺旋状に回るように頂上を目指します。山に沢などは見当たらず、完璧に螺旋。それは見事なものです。なので見える景色がその都度変わり、どの辺りを歩いているのかイメージしながら歩くと楽しいです。(*´▽`*)
仙人洞
開聞岳が噴火した際に溶岩がせり上がって出来たもので、かつて山伏たちが修業をした場だそうです。
開聞岳は有史によると874年と885年の大噴火が記録に残っています。集落が破棄されるなど、大きな被害が出たらしいです、桜島といい、鹿児島は本当に火山の國だな~!
頂上直下に少しばかりのロープと梯子がありました。
小学生もガシガシ登るくらいですので、なんの心配もいりません。笑
山頂まで52m。ここで刻んできたか。笑
山頂の下に祠がありました。
お詣りして。
この岩によじ登ると
登頂!!大体1時間20分ぐらい。
薩摩半島をグルリと一望できます!正面の湖は池田湖。
反対側は逆光で写真には撮れなかったですが、種子島や屋久島を見ることができました。快晴で大勝利!!
自撮りに良さそうな岩もあったのでしっかり撮っておきます。笑
山頂はそれほど広くないので、遅い時間に登った事が幸いです。50人は下山者とすれ違いました。皆が山頂に居たと考えると恐ろしい。笑
ゆるりと下山開始します。
ここも景色いいな~!そして良い岩。笑
サクサクっと下りていきます。
下山苦手の自分は結局登りと同じくらいの時間が掛かりました。笑
山頂を楽しむ時間併せて3時間くらい、丁度いい登山でした!
パパっと10分で日本一周装備に戻します。
半年以上自転車で旅して、20座以上も登っていると最早手慣れたもの。かれこれ2カ月は装備の位置動かしていないし、自分の最終形がコレになりそうです。(。-`ω´-)
・・・
夕食の買い出しをして景色の良いところを探してウロウロ。
今日は夕陽が最高に焼けて綺麗でした!
開聞岳も陽を浴びてこの通り。
最高の場所を見つけたのでもう今日はここで寝ます!笑
暖かいラーメンを食べてお休みなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
夜中にちょっと起きて星空と開聞岳を・・・なんて思いましたが
月ぃ~・・・。自分の腕もあるけど明るすぎてなかなか上手く行かず。またまたおやすいなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は知覧の方へ向かいます。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<登山データ>開聞岳
標高 924
登り 1時間22分
下り 1時間21分
高度上昇 828
距離 7.11
<データ>
出発地 鹿児島友人宅(とっけんさん) 9:30
到着地 瀬平自然公園 17:30
走行距離 62.2
総走行距離 10911.52
平均速度 20.1
最高速度 46.7
獲得標高 635
<支出>
朝食 ラーメン(一幻)
昼食
夕食 246 カップラーメン パン
飲料 88 水
食料品 134 ラーメン
観光 300 御朱印
宿泊 瀬平自然公園
使用金額 768
【旅208日目】サラバ屋久島!サラバとまり木!!
11/15(金) 晴れ
おはようございます。
昨夜は星空を撮ろうと奮闘していました。ですがご覧の通り・・・月がほぼ満月で明るすぎてダメでした。離島で綺麗な星を撮るという野望が!笑
さて、屋久島にはまだまだ行きたいところが沢山ありますが、次回への宿題・・・ということにしてそろそろ脱走しましょう。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
風も夜にはおさまり、太陽が仕事をしてくれています。
一気に色々なものを乾燥させます!フェリーは13時30分なのでだいぶ時間があるので良いですね。
屋久島名物の鯖節があったので食べていました。
硬めでしっかり味も濃く、燻製を食べている感じ。醤油マヨにとても合います!写真に撮り忘れましたが、トビウオ(トッピー)も有名で、お刺身にして食べました。細い骨が沢山あるけど普通に白身で美味しいです。(*´з`)
素敵宿 とまり木
屋久島は観光でも凄く有名なので、沢山の民宿やホテルがあります。その中でも、旅人にはとまり木がとても有名で、20年を超える老舗。とても良いところなので紹介します。
宿泊はドミトリー2200円、テント800円(2019年11月現在)になります。ドミトリーでも安いですが、テントを持っていると相当安く泊まることができます。炊事場は勿論、焚火も出来て、お風呂や洗濯機も使えて・・・中のだべり部屋も利用できて充電もできちゃう!旅人に必要なものが全てコミコミで使わせてもらえるのだから、凄くお得に感じます。
だべり部屋
漫画も充実しています。繁忙期など、ここ一杯に人が集まって宴会になっていると言います。
滞在した時は珍しく居ませんでしたが、長期滞在者も多く、テントを張ってここから仕事をしていたりします。滞在中もそういった先輩たちが今は移住して、遊びに来て色々話を聞かせてくれたりしました。
猫成分もたっぷり!
ふてぶてしく寝ている
もど
神秘的なオッドアイ
お嬢
もふもふでいつも鳴いている
ちび
最強のもふもふ、とても気持ちいい
ちゃいろ
皆人懐っこくて、すぐにすり寄ってきます。(*´з`)
そして何よりオーナーの姉さん。関西出身でまだバリバリの関西弁で、ハキハキしているけど良い感じの距離感、暖かく見守ってくれます。姉さんが居るから帰りたくないし、また戻りたくなるんだよな~!リピーター、沈没者(旅人の本分を忘れ一か所に留まること)続出の宿です。自分も予定がなかったら危なかったぜ・・・。(+o+)
旅館などに泊まってゆっくり過ごすのも良いですが、皆でワイワイするのも楽しい!屋久島に行く際は是非!!
・・・
本当に名残惜しいですが、姉さんと写真を撮ったりしてサヨナラします。また絶対来ます!(*´ω`)
丸高水産
島の鮮魚店へ。昼頃訪れたのですが名物の首折れ鯖は完売・・・。残念!美味しい鯖節を買ってお土産にします。
帰りもフェリー屋久島2を利用します。
バイバイ屋久島!
本当にずっと晴れてくれて、毎日めちゃくちゃ楽しかった!充実の島生活でした。
恒例のフェリー散策
ウミガメも飼育されていました。まだちっちゃくて可愛いや。
4時間ほどで錦江湾へ戻ってきます。
丁度夕焼けの時間。桜島が噴火して綺麗に燃えていました。自然は時に恐ろしいし、灰は厄介だけどとても美しいよな~・・・。
乗るときは自転車が一番最後でしたが、下船は先頭でした!ちょっと気持ちいいし、基地から発進する感じ。笑
岸壁には夜釣りをしている人たちもいて、夕暮れの街並みと相まってとても綺麗でした。街に帰ってきたな~!!屋久島にこんな光ないぞ。笑
またとくさんが迎えに来てくれて、夜は鍋で宴会!
北海道で一緒になったかねやんも遊びに来てくれました。久しぶりやなぁ!ねぶたぶりだ。近くの方々も集まってくれて5人で鍋をつついて話しておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
今後の予定について
実は11月23日結婚式に出なくてはいけないので、それまでに旅を終えるか中断しなくてはなりません。なので沖縄へは凄く行きたいですが、今は行きません。自転車を置くなら大きな町の駐輪場が良いし、出来たら自転車で帰ってしまいたいよな~。まぁ少しづつ考えていきます。笑
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 とまり木 11:15
到着地 鹿児島友人宅 18:30
走行距離 11.1
総走行距離 10849.32
平均速度 19
最高速度 42.7
獲得標高 99
<支出>
朝食 焼きそば
昼食 パン
夕食 宴会(鍋)
食料品 475 丸高水産 鯖節
交通費 5400 フェリー(屋久島-鹿児島)
観光 350 ステッカー
宿泊 鹿児島友人宅
使用金額 6385
【旅207日目】まったり屋久島を整理する日
11/14(木) 快晴 暴風
おはようございます。とまり木にて起床します。
昨夜は強い雨が一時的に降ったので、テントなどを乾燥させます。
今日は予報では風速18m・・・朝から爆風が吹き荒れていてテントが持っていかれそう!
ライダーの皆は脱島するらしい。。。自分はこのなか自転車漕ぐの嫌すぎるし、屋久島に未練あったので停滞します!笑
それでは今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
皆の準備が整って記念撮影。
このメンバーで良かった!年も近いし話も合うし、、、一緒に山も登れて最高!
バイク良いよな~
またどこかで!!
鹿児島から屋久島に来るフェリーが強風の為条件付き運行だったけど、無事着岸出来たみたい。こっそりまた戻ってくることをどこかで期待していたけど・・・。笑 まぁ良かったです!( ᷇࿀ ᷆ )
自分は屋久島に来てからずっと動きっぱなし、なかなかに疲労も溜まっていたので近くをうろうろすることにします。
屋久島万寿茶園
自転車で10分程。行きは気持ちいい追い風でした!
お茶屋さんの抹茶ソフトが美味しいと伺い行ってみます。
なんと200円でお茶まで付きます!味もしっかり濃くて、滑らかと言うよりややシャーベット状。お茶もとても美味しいです!( ゚Д゚)ウマー
・・・
帰りにはドラッグストアに寄り道。
数年前この地区に出来たらしく、他にスーパーがないから皆ここに買い物に来ます。少しの野菜や冷凍豚肉程度なら置いてあるので、本当に便利!自分もとまり木滞在中は毎日のようにお世話になっていました。
帰ってしっぽり。
屋久島産の椎茸。肉厚で美味しい!
余っていた野菜を切ってチャーハンに。
毎日皆で飲んでいたから少し寂しいですけど、そのせいで溜まりにたまったブログを少しでも進めます。笑
明日こそはとまり木から脱走するぞ!ほんまに居心地良すぎるわ・・・。おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<支出>
朝食
昼食 どら焼き
夕食 339 チャ-ハン 焼売 椎茸
食料品 198 焼きそば もやし パン
酒 172 ビール
観光 200 ステッカー(とまり木)
宿泊 800 とまり木
使用金額 1909
【旅206日目】愛子岳は色々な植生が見れる不思議な山だった
11/13(水) 晴れのち曇り
おはようございます。9時ごろまったりテントから這い出てきました。
意外と身体に疲れが残っていなかったので山に登ろうと思います!
いつもとまり木から見えていたこのピラミッドのような尖ったカッコイイ山、愛子岳に行ってみようと思います。
それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
午後から曇りそうな予報に変わっていたので、急いで準備して出発します。
自転車を漕いで登山口まで向かいます。
植林された杉?
綺麗な杉林の中に作られた林道を走っていきます。
緩い上り坂をしばらく登り、登山口に到着!思ったより楽で助かります。笑
愛子岳は小瀬田集落の岳参りの山です。
ちょっとは神聖な気持ちで登りましょう!笑
林道横の登山口からスタートします。
標高170mからの出発、山頂までなかなか標高差があるのでハードな登山になりそうです。( ᷇࿀ ᷆ )
愛子岳は登山道から全てが世界自然遺産の登録地域です。
200m毎にその場所の植生を表す看板がありました。何やら難しくて・・・よくわかりません。笑
詳しい人からしたら、たまらない場所らしいです。
今まで歩いてきた屋久島の他の場所とは、明らかに森の雰囲気が異なります。
生えている木の太さや種類だったり
石も全く違います。堆積岩?少なくとも屋久島で良く見た花崗岩ではありません。これが脆くて尖っていて、滑るので歩きづらいんです。(+o+)
高度を上げていくとまた森の雰囲気が変わってきました。
標高1000mを超えます。
愛子岳はひたすら登り。平なところや下りはほぼなく、ひたすらに山頂を目指す登山です。
最後の急登が始まります。
ロープを使ってほぼ垂直の岩壁を登って行きます。なかなかの高度感があってドキドキしました。でも単調な登山道よりも、こういったのが楽しい!笑
最後の急登。
ガッツリ切り立っています!
山頂の少し下に祠がありました。
そして・・・登頂!
あれほど切り立って見えましたが、山頂は意外と広いです。
奥岳は・・・ギリギリ見れる感じかな?
なんとか曇る前に間に合いました!
海側を望みます。
流石にとまり木はどこかわからなかったけど、屋久島空港など見渡せます。ガスったり晴れたり、ギリギリな感じでしたけど景色が望めただけラッキーです!
頂上を30分ほど堪能、天気が変わる前に下山しようと思います。
下る時はより下の景色を見てしまうから恐怖感も増すし、滑りやすいので注意しております。
やっぱりこういう山の下山は難しい。登りと同じくらいかかってしまいました。( ᷇࿀ ᷆ )
愛子岳も屋久島の中では急で体力を要する山です。屋久杉が沢山生えているエリアとはまた違った植生を感じることが出来るので、是非お勧めな山でした!
・・・
とまり木に戻り、皆で焚火を囲みます。
今日は肉と魚!鯖とサンマを七輪で焼いて頂きます。こうやって炭で焼いて皆で食べるとそれだけで何倍も美味しいよな。( ゚Д゚)ウマー
疲れが溜まっているみたいで、焚火に当たりながら寝落ちしてしまっていました・・・。テントに移動してあらためておやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
明日は最近頑張りすぎていたので、少し休息日にしようと思います。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<登山データ>愛子岳
標高 1235
登り 2時間4分
下り 2時間5分
高度上昇 996
距離 7.95
<支出>
朝食 パン
昼食 525 どら焼き アップルパイ 柿ピー
夕食 600 バーベキュー
食料品 23 焼きそば
酒 172 ビール
宿泊 800 とまり木
使用金額 2280
【旅205日目】屋久島一厳しいモッチョム岳から見る絶景!
11/12(火) 快晴
おはようございます。昨日もだいぶ飲んでいたので8時30分頃まったりテントから這い出します。ライダーの1人は白谷雲水峡に行ってしまったので、残りの3人でお勧めされた山へ登りに行きます。(*´з`) それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
バイクの後ろに乗せてもらい登山口へ。近くに千尋(せんぴろ)の滝という名所があるので道も整備されていて容易にアプローチできます。
モッチョム岳は屋久島3大岩壁(七五岳、障子岳)の1つとも言われる険しい山ですが、眺めがいいらしいので楽しみ!それでは行ってみます!
標高300m弱からスタート。登山口から世界遺産域内へ入ります。
山頂の標高はそれほど高くないものの、高低差はなかなかあります。
そして最初からなかなかの登山道。
根っこと岩が多くて歩きづらい・・・そして最初から急登。なかなか厳しいです。(+o+)
1時間ほどで万代杉に到着。
樹齢3000年ともいわれる大杉です!凄い存在感、そして実際に触れる屋久杉は少ないので貴重な経験です。
ここからも同様の険しい道を登って行きます。
大変だし眺望はないけど、屋久島の登山道はどこか雰囲気のある道で、キツイけど楽しい!
標高800mを突破します。
結構な崖の上を歩いたり。
木を潜ったり。
ロープを下りたり。
ロープを登ったり。目の前に岩があるかのような急さです。( ᷇࿀ ᷆ )
最高地点の神山展望台に到着。
ここから尾根伝いに一度下って登り山頂へ行きます。
何度か山頂かと思うような頂きがあり、その都度心折られました。笑
最後の大岩をロープを使ってよじ登り・・・
モッチョム(本富)岳登頂!!
いや~急でなかなかにしんどかった!笑
変わった名前の山でどことなく北海道の山を想起させますが、種子島の言葉が起源で女性の秘部を表すらしいです。
麓の集落まで見渡せ、その先には海と空が広がっています。
モッチョム岳は尾之間地区の岳参りの山で、前岳になるので海側の眺望が半端なく素晴らしい!
反対側の登ってきた尾根も両サイドが切れていて素晴らしい!
しかし登るのに全身を使う、なかなかの山でした。笑 「この山を登ることが出来れば屋久島の山は大概登ることが出来る」と言われるくらい、屋久島一キツイ登山道です。その分達成感の眺望はサイコー!(*´▽`*)
山頂は風もなく過ごしやすく、昼食を食べて景色を堪能してから下山します。急で岩や根で歩きにくいので、登りと同じくらい時間がかかってしまった。笑
千尋(せんぴろ)の滝
滝の落差は約60m、鯛之川が花崗岩を削り作り出した光景が見事!左の岸壁は千人が手を結んだくらい大きい(両手を広げた長さを一尋と言う)ということから、千尋の滝と名付けられました。遠くの展望台から見ることになりますが、壮大な景色に感動します。(*‘∀‘)
汗を流す為に今日も平内海中温泉へ。ギリギリ間に合って入ることが出来ました!
人が居なくなり、出る時の光景。海の飲み込まれかけていますが、真ん中に湯舟が3つほどあります。海の中からブクブクと温泉が湧き出ていてとても気持ちいいんです。波の音を聞きながらゆっくり入れる良い温度で最高!何度も来たくなります。(*´▽`*)
夜は火を囲んで宴会です。
九州ではまだ鳥刺しを食べる文化があります。美味しいんだよな~!
実は有難いことに、屋久島縦走の際に宮之浦岳山頂でブログを見て下さっている方から声をかけて頂きました。屋久島に移住しちゃうくらい気に入って、山も好きでガイドをしている方。色々お話していると、こことまり木に8カ月も沈没した過去を持つ大先輩でもありました。笑
山に行く僕らの為に火の準備や宴会の準備など、色々して楽しませてくださいました。本当にありがとうございます!山もいつか一緒に連れて行ってください。(*^^)v
たまたま知り合った、一緒に泊まる皆で火を囲んで飲んで語り合って。本当に最高か!なかなか屋久島から抜け出せないぜ。(*´з`)
明日はどうしよう。やりたいことはまだまだ沢山あります。おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<登山データ>モッチョム岳
標高 940
登り 2時間17分
下り 2時間15分
高度上昇 910
距離 6.62
主なピーク 神山展望台(979) モッチョム岳(940)
<支出>
朝食 カップ焼きそば
昼食 パン
夕食 700 バーベキュー
観光 350 登山バッジ(モッチョム岳)
宿泊 800 とまり木
使用金額 1850
【旅204日目】見所沢山のヤクイチ達成!
11/12(月) 晴れ
おはようございます。縦走の疲れもあって昨夜はグッスリ・・・。朝9時ごろのんびりと目が覚めます。
今日はどーしよっかな~・・・。まったり疲れをとっても良いけど天気も凄く良いし。
モドも朝から日向ぼっこ。
猫はいいよな~。
屋久島でこんなに天気が良いのはとても貴重なこと。ちょっと屋久島を一周してみようと思います!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
朝ごはんを食べて補給食などの準備をして出発!
本当にいい天気だ~!自転車は空荷のお出かけ仕様で気持ちよく漕ぎます。登山で硬くなった筋肉をほぐす様にまったりゆっくり、時計回りで周って行きます。
本土ではこの時期見ることない花。
一応11月なんだよな。屋久島は鹿児島から100kmも離れていませんが、こういった花を見るとやっぱりだいぶ南なんだよな~と感じます。
安房川
水も透き通って穏やか。カヤックなども行われるそうで、ツアーのお店など目につきます。
自転車を停めてトローキの滝へ。
直接海に注ぐ珍しい滝です。屋久島は沢や滝も沢山あって、それらを巡るのも楽しみ方の1つみたい。本当に自然がギュッと詰め込まれています。
そして奥に見えている尖った一際目を引くカッコイイ山がモッチョム岳。この構図、結構気に入っています。(*´з`)
少し進んで反対側からも。
切れてるなぁ~!いつか登りたい!
愛媛の双海などで出会ったライダーの大阪さんに勧められた温泉。実は少し出発を後らせたのはこの温泉に入る為だったんです。
干潮の前後数時間だけ入れる温泉なんです。
丁度干潮の12時に到着しましたが海外からの人や地元の人など、なかなか賑わっていました。硫黄泉でピリピリ、このまま帰って寝てしまいたい・・・とか思ったけど30kmもあるんですよね。( ;∀;) 戻るより進みます。笑
温泉に入ると身体の中の疲れはとれるけど、なんとなく疲れが表面化してしまい怠い感じがします。辛い・・・。笑
さらにゆっくりと自転車を漕ぎます。
栗生川だったかな?
水が透き通って本当に綺麗です。
島の西部に近づくにつれて落石注意の看板を多く見かけるようになってきました。
道も次第に狭く、路肩は枯れ草に埋もれています。( ;∀;)
縦走で実感したように屋久島は本当に山。緩やかなわずかな部分を平らにして人が住んだり道を作っています。故にアップダウンが厳しい。覚悟はしていたけど、予想以上でした。( ᷇࿀ ᷆ )
大川(おおこ)湧水
名水百選に選ばれた、宮之浦岳を水源とする水です。そこまで冷たくはなかったけど・・・とても美味しい、柔らかいお水でした。
大川の滝
屋久島の滝では水量・規模とも最大で、日本の滝百選にも選ばれています。九州一の高さを誇る88メートルの高さから、豪快な水しぶきをあげて岩肌を滑り落ちる、屋久島らしい滝でした!
通行止め!?
と一瞬焦りましたが、夜間17-7時の間だけみたい。よかった・・・。
道は相変わらずの・・・
アップダウンです。笑
途中でカナダ人カップルが原付で走っていて挨拶。一緒に少し行くとヤクザルの群れに出会います。
リラックスしまくっています。目の前で交尾を見せつけられました。笑
ここまででも十分自然を堪能できているのですが、ここからが本番。一番楽しみにしていた西部林道です。
屋久島で唯一、海岸線から世界自然遺産に指定されている地域で、約20kmに渡り民家などはありません。屋久島で世界自然遺産に登録されている地域は実は約1/5で、人気の白谷雲水峡は縄文杉コースの大部分は登録範囲外なんです。
やや荒れた林道を進んでいきます。
車はたまに通る程度です。自転車だと全身で空気感や音、鳴き声を感じることが出来て凄い!
ヤクザルの大群とも遭遇しました。
毛づくろいし合って、完全にくつろいでやがる・・・。きっとアスファルトの上が暖かくて気持ちいいんだろうな。ここまで野生の生物が多いと自然が強すぎてやや怖いくらいです。(+o+)
他にもヤクザルの群れには沢山遭遇しました。ヤクジカも数頭出会ったのですが、近づくまでこっちの存在に気付かないし、気づいた瞬間甲高い声で鳴いて逃げるし・・・どんくさい。笑 登山道ではあんなに大人しかったのになぁ~。
最後もうひと頑張りの登り。
登りきると海が見えました!遠くには口永良部島の島影がうっすらと見えます。
ここからのダウンヒルが最高に気持ちいい!
一気に永田の町まで駆け下ります。
ここから見る永田岳を楽しみにしていたのですが・・・。
完全にガスがかかっていました。( ;∀;) 今居る所は良い天気なのにな~。やっぱりこの辺は島です。
永田いなか浜
日本一の海がめ産卵地として知られ、貴重な湿地としてラムサール条約にも登録されています。いなか浜の砂は花崗岩が砕けた荒めの黄色い砂でくっつきにくく、手で払えばすぐ落ちます。
約1kmにも渡って砂浜が続いています。
毎年5月から7月にかけて海ガメが沢山押しかけ、産卵をみることが出来るそうです。その時期にもまた来たい!
東シナ海展望所
そういえばもう東シナ海が見えるんだよな~とシミジミ。
西郷隆盛上陸の地
鹿児島で少し勉強した西郷隆盛ですが、屋久島にも寄っていたそうです!1862年、島津久光の命に反して京都へと向かったことから捕縛され、遠島の藩命が下ります。まずは徳之島へ配流されることになりますが、船は黒島方面へ流されこの地(一湊)に到着し1週間滞在したそうです。
山の中を突っ切り宮之浦へ向かいます。
益救(やく)神社
屋久島で最も由緒ある神社へご参拝します。
御祭神は天津日高彦火々出見尊(あまつひたかひこほほでみのみこと、山幸彦)です。竜宮城より一品、宝珠を持ち帰った故事から一品宝珠大権現とされ、古くから広く尊崇されていました。約1100年前、醍醐天皇の御代に国内の有名な神社を調べた台帳(延喜式、えんぎしき)に登載された神社 3132座の中の1座で、掖玖島(屋久島)の名神として益救神社が記載されている、格式高い神社なんです。別名 "須久比ノ宮" とも呼ばれ、宮之浦の地名はこれに由来します。一昨日登った宮之浦岳の山頂に奥宮があります。
宮之浦にある鮮魚店に寄って名物の首折れ鯖や鯖節を買おうと思ったのですが・・・残念ながらともに売り切れ。( ;∀;)
また出直すことにします。
とまり木に帰って買い出し、皆で鍋を作ります。
カンパ~イ!
日本一周勢が4人も!流石有名な宿です。皆で料理して食べて飲んで・・・良いよなぁ。宿を楽しめるかどうかはオーナーとの相性もあるけど、何よりその時いる旅人に依るところが大きいです。今回は良い感じ!楽しい時間を過ごしておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は皆で山登りに行ってきます。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 とまり木 10:10
到着地 とまり木 17:40
走行距離 97.41
総走行距離 10822.8
平均速度 18.5
最高速度 50.6
獲得標高 1949
<支出>
朝食 カップ焼きそば
昼食
夕食 700 鍋(宴会)
飲料 410 がぶ飲みメロンソーダ Qooみかん
観光 385 登山バッジ(宮之浦岳)
宿泊 800 とまり木
使用金額 2745
【旅203日目】屋久島縦走2日目 ~絶景の屋久島最深部と屋久杉~
11/10(日) 晴れ
おはようございます。鹿之沢小屋で5時過ぎに目覚ましをセット、一発で起きれました。
小屋は夜中 "トトトトトッ" と何かが走り回る音で目が覚めましたが、寒くて眠れないなどということはなく、快適に過ごせました。走り回っていたヤツの正体は恐らくネズミちゃん。あらかじめ注意するように聞いていたのでバッグはしっかりとチャック、被害はありませんでした。笑 また、この辺はヒルも多いみたいなので通る時はライターを持つなど注意してください!
辺りはまだ真っ暗、ヘッドライトとランタンの灯を頼りに準備をして出発!かなり冷え込んでいるようで息は真っ白!
注意深くピンクテープを探りながら、昨日歩いた道を登り返します。稜線に出るまでは道迷いはしなさそうですが、シャクナゲの根が沢山張っているので足を取られないように注意して登ります。
稜線に出ると空が白ずんできました。
ローソク岩
永田岳に登って陽が登るのを待ちます。
永田岳山頂から見た宮之浦岳
いよいよ陽が登ってきました。
"新しい朝が来た" という言葉って好きだな~。また1日頑張ろうと思えます。
横の峰も陽が当たり、赤く輝いてとても綺麗。
動物や鳥の声もなく、時折流れる風の音と自分の息遣いのみが聞こえます。この時間この山域には自分しか居ません。山は誰のものでもないけど、この瞬間だけは自分のもの。この為に昨日は早めに切り上げて鹿之沢に残ったんだよな~。快晴で大満足!!
陽が登るとだいぶ辺りも暖かくなってきました。2日目の行程がカツカツなので、あまりゆっくりもしていられず出発します。
植生保護の為の木道です。
夜かなり冷え込んだみたいで、一部凍っていました。
こういった木は間違いなく滑るので、相当注意して歩きます。
振り返って永田岳を撮影。
永田岳は見て良し、登って良しの素晴らしい山。今回の登山で一番好きになりました!
三叉路まで戻り縦走路へ復帰します。
気持の良い稜線を歩いていきましょう!
またまた振り返ってみたり。笑
ゴソゴソ音がして、見たら登山道は自分以外にも利用者が居ました。
ヤクシカ。全然逃げなくて可愛いな!
少し近づくとヤクシマザサのヤブの中に避けてくれます。
エゾジカよりも小柄かな?可愛いなぁ~!!
登山道脇に祠を見つけました。
昔から屋久島は山岳信仰の島で、それぞれの山の岩陰に祠があります。
標高を少しづつ落とし、樹林帯に入ってきました。岩に生えている杉の木。
木の生命力には本当に驚かされます!
今度のお客はオスで、立派な角がありました!
道路で出会ったらすぐに逃げる癖に、登山道だとなかなか図太い。笑
子連れも居ました。
ヤクサルも。
三叉路から二時間弱歩き、新高塚小屋に到着します。
中はかなり綺麗、40-60人ほど泊まれるみたい。普通の1泊2日の縦走ルートではココが中心なので良く利用されます。繁忙期では入れない人も出るみたい。(+o+) 今日は9時過ぎに到着しましたが、もう宿泊者は出発した後でした。
大きな杉も見かけるようになってきました。
高塚小屋
3階建ての比較的新しい小屋です。ここから縄文杉までは10分程と、良い位置にあります。
そしていよいよ縄文杉とご対面。
周囲16.4m、高さ25.3mにもなる日本一の大杉で、樹齢は2000年を越えます。保護の為デッキが整備され近づくことはできませんが、その大きさに圧倒されます。
屋久島の標高500m以上の山地に自生する杉のうち、樹齢1000年以上のものを "屋久杉" と呼びます。樹齢1000年未満のものは "小杉" 、屋久島で植林された杉を "地杉" と呼び、樹齢2000年を超えるものは神の力が宿っているとも言われています。屋久島の地盤は栄養の少ない花崗岩で、栄養を摂取できないことで成長速度が遅くなり、木目の詰まった丈夫な幹に育ちます。
ここから先は大株歩道として整備されているので、だいぶ歩きやすくなります。
木のトンネルを潜って。
屋久杉意外にも色々な種類の木が生えています。
独特の赤い幹が目を引くヒメシャラ。
大王杉
周囲11.1m、樹高24.7m。縄文杉が発見されるまでは最も大きな杉と言われていました。
大株歩道は樹林の中を歩くので眺望はあまりないですが、やはり神秘的で色々と目を引く発見があり楽しいです。
倒れた木から新しい命が育っていたり。
水場も本当に豊富で、水を沢山持ち歩かなくても良いのは助かります。
途中で歩道を外れ、自然観察路に入ってみます。
ヤクザルに沢山出会うことができます。
杉の木にも沢山の着生植物が居ます。
切り株の中を潜ったり。
アップダウンがあって少し大変ですが、誰も居なくて荒れる一歩手前の素敵な登山道でした。時間と体力に余裕があったら寄ってみると良いと思います。
ウィルソン株の手前に出てきます。
1586年大阪城築城の為に切られたと言われる、周囲13.8mの大きな切株です。1914年にアメリカのWilson博士が海外に紹介し有名になり、この名前が付きました。
有名なハートを撮ろうと頑張りました。笑
これが限界。なかなか難しいです・・・。( ᷇࿀ ᷆ )
切株の中は大人10人以上が余裕で入れるほど大きく、ビックリ!
翁杉
空洞化していた幹の内部から腐敗が進み、自身の重みと着生植物の重さに耐えきれず、2010年9月に倒れてしまいました。倒れた当時のまま残されていて、現在残る大株は苔に覆われ、まさに翁の風格があります。
航海を司る神 "塩土翁(シオツチノオキナ)" や、ここから翁岳が見えることから名前が付いたそうです。
翁杉から10分程歩くと急に視界が開け、トロッコ道に出ます。
以前は伐採した杉の運搬に、今は登山道やトイレの整備に利用されています。廃線とか好きなので歩きたかったところです。(*´▽`*)
今までの登山道からしたら物凄く歩きやすくて、一気に進みます。
仁王杉
ここにも道を挟んでもう一本杉(吽形)が立っていたのですが、2000年11月の台風で倒れてしまいました。今も残る杉は口を開いた阿形です。意外と近年倒れた屋久杉は多いみたい。こうやって倒れた木から新しい木が生えて森は更新されていくんだな~。
楠川分かれからトロッコ道に別れを告げ、山道に入ります。
トロッコなど出来る前は "平木" という板状に切った屋久杉を背負い、この道を通って白谷雲水峡、麓まで運んだそうです。普通に山道、ガッツリ登りもあるしなかなか終盤にコレはしんどかった・・・。昔の人は本当に凄いよな!
途中で太鼓岩に寄ります。
岩の上が展望所になっていて、宮之浦岳などの奥岳が望める場所。
ややガスってしまっていましたが、綺麗!雲水峡に行くのであればココまで足を延ばすのがお勧めです。
女神杉
本当に色々な杉があります。
太鼓岩から戻り、辻峠でお昼にします。
山と言えばカップラーメン!笑
峠を過ぎるとあとは概ね下り。楠川歩道を歩いていきます。
次第に苔が増えてきました。
途中で奉行杉コース(旧原生林コース)へ。
この木橋が雰囲気あり過ぎて沢山撮ってしまった。笑
奉行杉
江戸時代、伐採を見回りに来た奉行がここで休んだことから名前が付いたらしいです。白谷雲水峡地区で最大の巨木で、根元付近にはびっしりと深い緑色した苔で覆われています。
三本槍杉
最後に弥生杉
20数kmを歩き切り、白谷広場へ出て縦走終了!歩いたぞ~!!
大好きな登山と屋久島人気の観光地を一気に回る、欲張りで豪華な縦走でした!2日間天気に恵まれ、本当に最高!!
観察路や太鼓岩、奉行杉コース、弥生杉と寄れる寄り道には全て行ったのでバス出発(16:10)の10分前の到着という、カツカツの時間になってしまったぜ。笑
・・・
バスを乗り継ぎとまり木へ戻ります。
お手軽焼きそばを作ってカンパイ!
一緒に泊まっている日本一周ライダーと2人、沢山飲みました。笑
屋久島で有名な芋焼酎 三岳。九州でもタマに売っていて、コレ大好きなんです。(*´з`)
三岳とは黒味岳・宮之浦岳・永田岳を差し、パッケージにも描かれています。今回登ってきてさらに美味しく頂けます。( ゚Д゚)ウマー
流石に大概疲れたので、ブログや写真整理などほっぽらかしてお休みなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日何するかは起きて身体と相談します。笑
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<登山データ>屋久島縦走2日目
標高 1886
登り
下り 9時間38分
下山口 白谷広場
高度上昇 910
距離 20.46
主なピーク 永田岳(1886)
備考 鹿之沢小屋(1550) - 永田岳(1886) - 縄文杉 - トロッコ道 - 楠川分かれ - 太鼓岩(1070) - 奉行杉コース - 白谷雲水峡 - 白谷広場(600)
<支出>
朝食 160 おにぎり
昼食 カップラーメン
夕食 やきそば
食料品 1031 焼きそば 豚肉 野菜 一幻ラーメン
酒 450 ビール
交通費 1060 バス
宿泊 800 とまり木
使用金額 3501