【旅122日目】日本三景・松島と日本三奇・塩釜を見に!
8/21(水)
おはようございます。
道の駅の端をお借りして寝ていました。ウッドデッキで屋根も大きく、快適でした。
6時に起床、片付けをして出発の準備をします。雨も上がって天候はバッチリなのですが、何故かあまり気分が乗らず、だらだらしていました。8時頃このままじゃだめだということで出発します。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
ゆっくりと、石巻市内へ向かいます。
稲もだいぶ黄色くなり、実ってきました。こういう風景の中自転車を漕ぐのはとても気持ちいい!
石巻市も津波の被害はあったようで、石碑が建てられていました。
市街地は比較的綺麗でしたので想像できなかったのですが、石巻市で3000名以上の方が亡くなっているそうです。やはりここでも海沿いはインフラの整備がずっと行われていました。
街中には仮面ライダーやサイボーグ009が有名な、漫画家 石ノ森章太郎先生の作品が沢山あります。
石巻より北の登米市出身でしたが、石巻にはかつて岡田劇場という映画館があり、石ノ森少年は自転車で3時間かけて頻繁に通っていたそうです。
石ノ森萬画館
石ノ森先生の作品に触れられる施設もあります。
あまり石ノ森作品に詳しくないので入館はしませんでしたが、無料部分だけでも十分楽しめました!旅が終わって作品を見て、また来たいなと思います。(*´з`)
日本三景 松島
25kmほど南下し、日本三景(京都天橋立、広島宮島、宮城松島)の松島を見に行きます。
松島湾に "八百八島" とも言われる、数多の島々が浮かんで見えます。
しかし、流石有名観光地だけあって人が多い・・・。海辺から見てもなかなか良さがわかりませんね。ε-(´・ε・̥ˋ๑) 四大観と言われる高いところから見るか、遊覧船から見たら
綺麗に見えるのかな?松島を見て "松島や あぁ松島や 松島や" と感動した松尾芭蕉の領域までは、なかなか遠いようです。
瑞巌寺五大堂
隣にあるので行ってみます。
すかし橋を渡って上陸。
身も心も乱れのないように、足元をよく見つめ気を引き締めさせるため、透かし構造になっているそうです。注意深く渡ります。(*‘∀‘)
五大堂の始まりは828年、現在の建物は1604年に伊達政宗が建てたとされ、東北地方現存最古の桃山建築だそう。
彫刻が力強く見えてきます。中には五大明王が安置されており、33年に一度御開帳されるそうです。
そして、ここにも震災の慰霊碑がありました。
・・・
松島を後にし、さらに南下します。
少し離れた所ですが、ここは観光客もおらず綺麗で静かな場所です。
御釜神社
不思議な神社があるというので行ってみます。
御釜神社は陸奥国一宮・鹽竈神社(しおがま)の境外末社で、塩竈市・鹽竈神社の名の由来となった塩釜(四口の神釜)を奉安しています。塩釜は天逆鉾(宮崎県高原町、高千穂峰山頂)、石の宝殿(兵庫県高砂市、生石神社)とともに日本三奇と言われています。
神竈奉置所
不思議な御釜が安置されてる場所です。中を見るには社務所に行き、100円納めます。
四口の神釜は塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)が製塩に用いたものという伝承があります。元は7口ありましたが3口が盗まれて、4口になったと言われています。神釜の水は溢れることも涸れることもなく、世の中に異変が起こるときには色が変わると伝えられます。東日本大震災の時は、3月11日朝8:00に神社の管理人が参拝客の付き添いで見た際、「4つの御釜のうち奥2つの御釜の水がきれいに澄んでいた」と言います。また、ついこの間東北で地震がありましたが、その際も手前の御釜の水が茶色に変化していたそうです。以前はこのような変化が見られたときは藩主にお伝えしていたそうです。今も朝晩は必ず見ているそうですが、拝見した時はどの釜の水も変化しておらずしばらくは何事も起きなさそうです。良かった(*´з`)
陸奥国一宮 鹽竈神社
本社へ行きます。
長い階段を登り辿り着きます。
創建の年代は詳らかではありませんが、奈良時代頃より信仰されていたと考えられています。武家社会となってからは平泉の藤原氏・鎌倉幕府の留守職であった伊沢氏、そして特に伊達氏の崇敬が厚く、歴代藩主は大神主として務めていたそうです。
狛犬は凄く変わった様相をしていました。
どことなくゴリラのような・・・。( ᷇࿀ ᷆ )
別宮
御祭神は別宮に主祭神たる鹽土老翁神(しおつちのおじ)がお祀りされています。
海幸彦・山幸彦の説話に、釣り針を失くして困っていた山幸彦に目無籠(隙間のない籠)の船を与えワダツミの宮へ案内したそうです。一方博識の神としても登場しています。
左宮・右宮
武甕槌神(たけみかづち、茨城県鹿島神宮主祭神)・経津主神(ふつぬしのかみ、千葉県香取神宮主祭神)は共に高天の原随一の武の神として国譲りに登場し、国土平定の業をなした神です。東北地方を平定する役目を担った鹿島・香取の神を道案内されたのが鹽土老翁神だそうです。
凄く大きく立派な由緒ある神社でした。人もまばら、とてもゆっくりと落ち着いた気持ちでお詣りでき満足です!神社参拝はその土地の事がよく分かるし気持ちも落ち着くし、やっぱり良いな~。
・・・
ここで仙台へ行くか相当悩みました。牛タンやずんだもち、笹かまぼこ・・・仙台城址や伊達家のことも勉強したかったのですが・・・。なんとなく人混みに入って行きたくない気分だったので、このまま南下することにします。まぁまた来るでしょう!(*´з`)
キリンビール仙台工場。
シャトルバスも出ているようで、中では飲んだり生ラムを食べたりもできるそうです。久しぶりにジンギスカン食べたい・・・。が、時間も時間なのでぐっと我慢!
沿岸部にあるのですが、津波避難ビルの指定なんかあるのですね。この辺りはそれほど工事が行われていませんでしたが、津波による被害はあったようです。
野宿をしようと思っていた公園のトイレが閉まっていたので、千年希望の丘へ移動。夜は雨が降るかもしれなかったのですが、素敵な東屋がありました。(*´з`) 夕飯にチルドの油そばを食べてみましたが、なかなか良いです。( ゚Д゚)ウマー 余裕があったら使って行こうかな。今日も適当にテントを張っておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は少しロングライド、福島県の山の中まで行こうと思います。
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<データ>
出発地 道の駅 上品の郷 8:00
到着地 千年希望の丘 19:00
走行距離 76.05
総走行距離 6722.08
平均速度 17
最高速度 40.4
獲得標高 313
<支出>
朝食 うどん
昼食 309 和風豚ヒレカツ丼
飲料 127 三ツ矢サイダー
食料品 187 パスタソース パン
買い食い 215 パン
観光 1224 ステッカー(ショッカー) 拝観 御朱印
宿泊 千年希望の丘
使用金額 2142