【旅204日目】見所沢山のヤクイチ達成!
11/12(月) 晴れ
おはようございます。縦走の疲れもあって昨夜はグッスリ・・・。朝9時ごろのんびりと目が覚めます。
今日はどーしよっかな~・・・。まったり疲れをとっても良いけど天気も凄く良いし。
モドも朝から日向ぼっこ。
猫はいいよな~。
屋久島でこんなに天気が良いのはとても貴重なこと。ちょっと屋久島を一周してみようと思います!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
朝ごはんを食べて補給食などの準備をして出発!
本当にいい天気だ~!自転車は空荷のお出かけ仕様で気持ちよく漕ぎます。登山で硬くなった筋肉をほぐす様にまったりゆっくり、時計回りで周って行きます。
本土ではこの時期見ることない花。
一応11月なんだよな。屋久島は鹿児島から100kmも離れていませんが、こういった花を見るとやっぱりだいぶ南なんだよな~と感じます。
安房川
水も透き通って穏やか。カヤックなども行われるそうで、ツアーのお店など目につきます。
自転車を停めてトローキの滝へ。
直接海に注ぐ珍しい滝です。屋久島は沢や滝も沢山あって、それらを巡るのも楽しみ方の1つみたい。本当に自然がギュッと詰め込まれています。
そして奥に見えている尖った一際目を引くカッコイイ山がモッチョム岳。この構図、結構気に入っています。(*´з`)
少し進んで反対側からも。
切れてるなぁ~!いつか登りたい!
愛媛の双海などで出会ったライダーの大阪さんに勧められた温泉。実は少し出発を後らせたのはこの温泉に入る為だったんです。
干潮の前後数時間だけ入れる温泉なんです。
丁度干潮の12時に到着しましたが海外からの人や地元の人など、なかなか賑わっていました。硫黄泉でピリピリ、このまま帰って寝てしまいたい・・・とか思ったけど30kmもあるんですよね。( ;∀;) 戻るより進みます。笑
温泉に入ると身体の中の疲れはとれるけど、なんとなく疲れが表面化してしまい怠い感じがします。辛い・・・。笑
さらにゆっくりと自転車を漕ぎます。
栗生川だったかな?
水が透き通って本当に綺麗です。
島の西部に近づくにつれて落石注意の看板を多く見かけるようになってきました。
道も次第に狭く、路肩は枯れ草に埋もれています。( ;∀;)
縦走で実感したように屋久島は本当に山。緩やかなわずかな部分を平らにして人が住んだり道を作っています。故にアップダウンが厳しい。覚悟はしていたけど、予想以上でした。( ᷇࿀ ᷆ )
大川(おおこ)湧水
名水百選に選ばれた、宮之浦岳を水源とする水です。そこまで冷たくはなかったけど・・・とても美味しい、柔らかいお水でした。
大川の滝
屋久島の滝では水量・規模とも最大で、日本の滝百選にも選ばれています。九州一の高さを誇る88メートルの高さから、豪快な水しぶきをあげて岩肌を滑り落ちる、屋久島らしい滝でした!
通行止め!?
と一瞬焦りましたが、夜間17-7時の間だけみたい。よかった・・・。
道は相変わらずの・・・
アップダウンです。笑
途中でカナダ人カップルが原付で走っていて挨拶。一緒に少し行くとヤクザルの群れに出会います。
リラックスしまくっています。目の前で交尾を見せつけられました。笑
ここまででも十分自然を堪能できているのですが、ここからが本番。一番楽しみにしていた西部林道です。
屋久島で唯一、海岸線から世界自然遺産に指定されている地域で、約20kmに渡り民家などはありません。屋久島で世界自然遺産に登録されている地域は実は約1/5で、人気の白谷雲水峡は縄文杉コースの大部分は登録範囲外なんです。
やや荒れた林道を進んでいきます。
車はたまに通る程度です。自転車だと全身で空気感や音、鳴き声を感じることが出来て凄い!
ヤクザルの大群とも遭遇しました。
毛づくろいし合って、完全にくつろいでやがる・・・。きっとアスファルトの上が暖かくて気持ちいいんだろうな。ここまで野生の生物が多いと自然が強すぎてやや怖いくらいです。(+o+)
他にもヤクザルの群れには沢山遭遇しました。ヤクジカも数頭出会ったのですが、近づくまでこっちの存在に気付かないし、気づいた瞬間甲高い声で鳴いて逃げるし・・・どんくさい。笑 登山道ではあんなに大人しかったのになぁ~。
最後もうひと頑張りの登り。
登りきると海が見えました!遠くには口永良部島の島影がうっすらと見えます。
ここからのダウンヒルが最高に気持ちいい!
一気に永田の町まで駆け下ります。
ここから見る永田岳を楽しみにしていたのですが・・・。
完全にガスがかかっていました。( ;∀;) 今居る所は良い天気なのにな~。やっぱりこの辺は島です。
永田いなか浜
日本一の海がめ産卵地として知られ、貴重な湿地としてラムサール条約にも登録されています。いなか浜の砂は花崗岩が砕けた荒めの黄色い砂でくっつきにくく、手で払えばすぐ落ちます。
約1kmにも渡って砂浜が続いています。
毎年5月から7月にかけて海ガメが沢山押しかけ、産卵をみることが出来るそうです。その時期にもまた来たい!
東シナ海展望所
そういえばもう東シナ海が見えるんだよな~とシミジミ。
西郷隆盛上陸の地
鹿児島で少し勉強した西郷隆盛ですが、屋久島にも寄っていたそうです!1862年、島津久光の命に反して京都へと向かったことから捕縛され、遠島の藩命が下ります。まずは徳之島へ配流されることになりますが、船は黒島方面へ流されこの地(一湊)に到着し1週間滞在したそうです。
山の中を突っ切り宮之浦へ向かいます。
益救(やく)神社
屋久島で最も由緒ある神社へご参拝します。
御祭神は天津日高彦火々出見尊(あまつひたかひこほほでみのみこと、山幸彦)です。竜宮城より一品、宝珠を持ち帰った故事から一品宝珠大権現とされ、古くから広く尊崇されていました。約1100年前、醍醐天皇の御代に国内の有名な神社を調べた台帳(延喜式、えんぎしき)に登載された神社 3132座の中の1座で、掖玖島(屋久島)の名神として益救神社が記載されている、格式高い神社なんです。別名 "須久比ノ宮" とも呼ばれ、宮之浦の地名はこれに由来します。一昨日登った宮之浦岳の山頂に奥宮があります。
宮之浦にある鮮魚店に寄って名物の首折れ鯖や鯖節を買おうと思ったのですが・・・残念ながらともに売り切れ。( ;∀;)
また出直すことにします。
とまり木に帰って買い出し、皆で鍋を作ります。
カンパ~イ!
日本一周勢が4人も!流石有名な宿です。皆で料理して食べて飲んで・・・良いよなぁ。宿を楽しめるかどうかはオーナーとの相性もあるけど、何よりその時いる旅人に依るところが大きいです。今回は良い感じ!楽しい時間を過ごしておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は皆で山登りに行ってきます。
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<データ>
出発地 とまり木 10:10
到着地 とまり木 17:40
走行距離 97.41
総走行距離 10822.8
平均速度 18.5
最高速度 50.6
獲得標高 1949
<支出>
朝食 カップ焼きそば
昼食
夕食 700 鍋(宴会)
飲料 410 がぶ飲みメロンソーダ Qooみかん
観光 385 登山バッジ(宮之浦岳)
宿泊 800 とまり木
使用金額 2745