【旅95日目】最果ての岬 襟裳岬は風霧なく穏やかだった。
7/25(木) くもり
おはようございます。
オートキャンプ場でゆっくり起床。テントから出たときはもう皆撤収した後でした。笑
今日は襟裳岬あたりを散策、ゆっくりと休養する予定です。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
10時30分頃まったりスタート!昨日の霧とは打って変わって穏やかな天気です。うj
北海道では珍しい黒毛の牛さんたちがいました。これは乳牛?肉牛??
襟裳岬
キャンプ場から10kmほど、アップダウンしてたら到着です。
襟裳岬の最果て感が凄い!
ゼニガタアザラシの日本最大の生息地なのですが・・・この日は見られませんでした。( ;∀;)
北海道の背骨と言われる日高山脈は南北150kmに渡って2000m級の山々が連なっており、その突端に位置しているのが襟裳岬なんです。日高山脈は百名山・幌尻岳(ぽろしりだけ、2053m)を始め、カムイエクウチカウシ山(1721m)、十勝幌尻岳(1846m)、アポイ岳(810.5m)など険しく奥深い山々が多く、登山家憧れなんです。その先端が襟裳岬、山脈が海に沈みこむように点々と消えてゆきます。
襟裳岬はアイヌ語で"オンネエンルム"が語源、オンネは大きい、エンルムは突き出た所という意味だそうです。アイヌにとってエリモは神聖な場所で、通行する場合は神酒をささげたり、この岩礁に生える昆布は「エリモさまのおひげ」と言って決して取ることはなかったそうです。
また、襟裳岬はその沖合で親潮と黒潮がぶつかりあい、豊かな漁場となっていますが、海霧(かいむ)を発生し、年間平均121日は霧に包まれていると言います。絶対霧だと思いましたが、この日は眺望よし!嬉しいですね!(*´з`)
風極の地
襟裳岬は年平均298日は最大風速10m/s以上の風が吹き荒れるそうです。この日は珍しくとても穏やかでした。( ᷇࿀ ᷆ )
振り返ってみると
日高山脈に続く"背骨"が。技術を磨き、いつかは登ってみたい!!
この場は風や濃霧などが発生しやすく、航海の難所として知られていました。1889年に北海道で7番目の灯台として点灯したのがこの灯台です。今では無人ですが、稼働しています。
・・・
襟裳岬ステッカーを求めてお土産屋に行きましたが、良さげなものが見当たらず・・・。仕方ないので出発します。( ᷇࿀ ᷆ )
ここ最近の中では明るい方かな!気温も高すぎず走りやすい!
セイコーマートでご飯を食べて、目の前の資料館へ行きます。
えりも町郷土資料館
無料でした。えりもの成り立ちや漁業(主にコンブ漁、日高昆布が有名ですね!)について学べます。
もちろん、昨日通った黄金道路も!
元々は1798年に近藤重蔵がルベシベツ山道を掘削したのが始まりだそう。これは蝦夷地における道路開設の最初でした。そこから何度も作り直され、今では海岸沿いに立派な道路が出来ているというわけです。
模型にもありますが、よくこんな断崖絶壁を通したものだ!
・・・
資料館を出て自転車の整備をします。
ここ最近霧と雨に打たれまくっていたので。( ;∀;)
しっかり拭いてオイルを差し、ネジなど増し締めしておきます。
今日はまだ明るいうちに野球場の横にテントを張ってお休みなさい!( ´O` ) ~.。o。゚
明日は北海道の総仕上げ・・・自分の限界に挑戦してみようと思います。早起きだ~!頑張るぞ。
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<データ>
出発地 百人浜オートキャンプ場 10:30
到着地 えりも町郷土資料館 13:00
走行距離 21.68
総走行距離 5494.84
平均速度 17.2
最高速度 46.6
獲得標高 184
<支出>
朝食 パン
昼食 835 セイコマ ヤキソバ カツ丼 納豆 とよとみミルクコーヒー
夕食
宿泊 えりも町郷土資料館
使用金額 835
【旅94日目】ヤドカリ脱出!太平洋の荒波を受けつつえりも黄金道路を走る
7/24(水) 晴れのち霧
おはようございます。
ヤドカリの家が居心地良すぎて連泊してしまいました。外観は古めかしいのですが、中は味があって、とても素敵な空間なんです。
皆が語らい合う居間。
夜な夜な様々な人たちと飲みながら、交流が持たれています。本当に素敵な場所!
今日こそは移動しなくては!やや寝不足ですが強い意思で起床、準備をします。襟裳岬の方へ南下していく予定、それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
まずは昨日の飲み会の写真から。
皆濃すぎ!!笑
初めての人ばっかりですが、すぐに打ち解けて仲良くなれます。旅での出会いって本当に素敵です。
朝ヤドカリの家の駐輪場は旅の準備をする人たちでごった返します。
そして皆で見送ってくれます。
別れはとても寂しい・・・また是非来たいところです!!お世話になりました。
幸福駅
元々この地域は幸震と呼ばれていましたが、福井県からの移住者が多く、1字づつ取って幸福と呼ぶようになりました。1987年に広尾線は廃線となりましたが、幸福駅周囲は整備され、公園として残っています。
駅舎の内外には様々な願いが書かれた切符などが所狭しと貼られています。
とても綺麗ですね!
今日は少し日差しも出て、景色も綺麗です。久しぶりの晴れ嬉しい!(*‘∀‘)
・・・
漕いでいると、再度幕別町へ入りました。
道の駅にナウマン象の像がありました。
大樹町に入ります。
ん、ロケット?
調べてみると、大樹町は1980年代に"航空宇宙産業基地"の候補地とされて以来、宇宙のまちづくりをすすめているそうです。大樹町多目的航空公園というところがあり、JAXAやさまざまな研究機関が実験を行っているとのこと。ロケットを打ち上げたりもしているそうです!
とても面白そうですが、時間がなかったので・・・先に進みます。
黄金道路
襟裳岬を周る一番の理由はコレ!黄金道路です。
何もないと言われ、行く旅人の少ない襟裳岬ですが有名な道路を通って向かいます。黄金道路は広尾町から襟裳町までの全長30kmほどの道路を言い、昭和2年から建設が開始されました。襟裳岬は日高山脈が岬までせり出しており、工事は困難を極め、多数の死者と"黄金を敷き詰めるほどの莫大なお金"をかけて昭和9年に竣工しました。
その後も断崖絶壁からの落石や雪崩、激しい太平洋の荒波に煽られて通行止め・道路の崩壊があり、工事が繰り返されて今の形に至っています。
今日は風が強く海も適度に荒れており、時折煽られた飛沫がかかってきます。こりゃ本格的に荒れたら怖い・・・。( ;∀;)
民家に犬がいて吠えてきましたが首輪がついているから安全だぜ!なんて思ってたら、裏から何もつけてない新手の刺客が!20メートルくらい追いかけられ、全力で自転車で逃げました。。イキナリ黄金道路、やってくれるぜ!笑
崖際に道路を無理矢理作っているので、道路を走っているだけでこんな光景を間近に見ることができます。(*‘∀‘)
旧黄金トンネル
新しく覆道・トンネルが作られているので、放棄された旧道を多数見ることができます。昼間で穏やかな日だったら楽しいですよね!
トンネルの宝庫。
ジャブとばかりに第1トンネル。いきなりの2km越えをかまされました。( ᷇࿀ ᷆ )
ですがこの道路はあまり自動車も通らず、そこまでの恐怖は感じません。助かります!
えりも町に入ります。
段々と最果て感が・・・。疲労感と共にテンションも上がります。(*‘∀‘)
そして遂に
えりも黄金トンネル
その全長はなんと4941m!!道内最長、そしてこの旅最長のトンネルとなるでしょう!中からはひんやりとした空気が漂ってきます。
路面は濡れ、湿度は高く冷蔵庫並みの寒さ・・・。とても不快な場所です。
車がほとんど来ないので写真を撮れますが、あまり立ち止まりたくないですね。( ;∀;)
20分程かけてパスします。日の光が見えたときは嬉しかった~!
岬の先端に近づくにつれて霧が深くなっていきます。日暮れギリギリにキャンプ場へ到着しました。ご飯を炊いてカレーをぶっかけ、中華スープと共にいただきます。(*´з`)
明日は襟裳岬の行き、辺りを散策する予定です。おやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 やどかりの家 9:00
到着地 百人浜オートキャンプ場 18:50
走行距離 118.96
総走行距離 5473.16
平均速度 22.5
最高速度 40.7
獲得標高 845
<支出>
朝食 117 弁当 焼きそば
昼食 288 とうふ あんドーナツ
夕食 カレー
飲料 151 コーラ
食料品 168 パン
宿泊 310 百人浜オートキャンプ場
使用金額 1034
【旅93日目】中華の帯広と六花亭のサクサクパイに舌鼓
7/23(火) くもり一時雨
おはようございます。朝の写真をまたも撮り忘れた・・・。
今日はだらだらしようと思って起きたら11時、まぁたまには!笑
昼間は帯広観光をして、そこから進むか考えようとしていましたが、、、ヤドカリの家が居心地良すぎるんじゃ!ということで停滞します。(*´з`) 落ち着いて帯広観光しましょう!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
帯広・・・色々と名物がある都市なんです。
インディアンカレーに、聞いてみると"中華チラシ"という謎の料理がB級グルメとして有名らしい。色々調べてみると、どこが有名かよくわからない!笑 中華の食べ放題も美味しくて有名だというらしく、聞いて知った美珍楼というところに行ってみましたがまさかの定休日。( ;∀;) 東海楼というところに行ってみます。
1300円でした!ここが・・・ビックリするくらい美味しい!本当に食べ放題のクオリティーじゃない・・・お腹一杯食べました!!
六花亭
六花亭はマルセイバターサンドが有名ですが、、、帯広には特別なものがあるんです。大好きなので行ってみます!
賞味期限が2時間なものや3時間・・・まさにここでしか食べられない!
本当に凄い!水分ほぼ0!笑 パリッパリでサクサクなんです。行って良かった・・・。オススメです!!
色々と帯広を巡り、必要な物品、食料などを調達してからヤドカリの家に戻って宴会!笑
3階の一室では男の勝負が繰り広げられています。笑
余裕のりょんくん。去年の10月からヤドカリに沈没している猛者です。( ᷇࿀ ᷆ )
これは朝まで続く予感・・・。笑
ちょっとピリついた雰囲気なので、我々は1階に戻って、バイカー・チャリダー6人でひたすら飲み続けます!色々みんな背景があって話していて本当に楽しい!こちらはこっちで話しながらまったり飲み続けました。(*´з`)
2時過ぎになって眠くなってきたので順次お開きに。またねぶたで!
明日は気合で起きて襟裳岬にいくぞー!!おやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
朝食男
昼食 1300 東海楼
夕食 宴会
食料品 867 餃子 大福 寿司 コロッケ
酒 507 ビール 酎ハイ
買い食い 420 六花亭交通費
宿泊 800 やどかりの宿
使用金額 3894
【旅92日目】帯広着、ばんえい競馬で男の勝負!沈没宿ヤドカリへ。
7/23(火) くもり一時雨
おはようございます。
昨夜は3人でパスタを茹でて、無心ですすりました。300gでも足りない!
暗いからシャッタースピード遅くしたけど、げんちゃんの右手がえげつない動き方している。笑
今日はサクっと帯広に着いて、久々に色々と観て回る予定。観光嬉しいな~!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
乳神神社
サクッと移動して帯広に行こう!と思って7時30分に出発、セイコーマートで朝食を摂て漕ぎだしたら何やら気になる看板を発見。
!!?
これは寄るでしょう!笑
最も大きな神社は浦幌神社といって、天照大神らを祀る神社なのです。
豊かな森の奥に、乳房のような二つのこぶを持つナラの老木がありました。大正の中頃、老婆がこの木を見つけ、「孫のため、母親に乳を授けて下さい。」と一心に祈願したところ、願いが成就したのが乳神信仰のはじまりで、乳授大神(ちちさずけおおかみ)・乳授大明神(ちちさずけだいみょうじん)などと呼ばれて信仰されるようになりました。昭和37年、台風によりナラの御神木は倒れてしまいましたが、かろうじてこぶが残ったため、住民の手で地元の神社の境内に小さな祠を建立し、こぶをご神体としてお祭りしたのが始まりです。子宝・安産・縁結び・病気平癒(婦人病)の守護神として親しまれているそうです。
昭和57年に浦幌町厚内箱石の沢で発見された乳石。
触るとヒンヤリしていました。( ᷇࿀ ᷆ )
・・・
朝っぱらから謎の神社を発見して変にテンションが上がって疲れました。笑
そんなこんなで幕別町に。
クマゲラとパークボールと・・・象!!?
調べてみると、1969年に幕別でナウマン象の化石が発見され、日本で初めて全身骨格が復元されたそうです。カントリーサイン面白い!
途中道路脇でトウモロコシが売られていました。凄く気になって、「次見つけたら食べよう!」と話しながら漕いでいたら、朝セイコーマートでお話した方が差し入れに持ってきてくださいました。何たる偶然!
変な喜び方をするゲンちゃん。笑
昔ながらの甘すぎないトウモロコシで、塩ゆでされていて自然な甘さが美味しい!
本当にごちそうさまです。
ほっこりして走っていると帯広市へ。
アイススケートなんですね!
とん田
まずは腹ごしらえ。帯広は豚丼が有名。比較的新しい店ですが、人気のとん田に行ってきます!
平日にもかかわらずこの行列。回転は比較的早いので、比較的すぐに入れました。
注文はバラ肉の大盛!元々ロース肉が発祥ですが、とん田ではバラやヒレも選べるのが良いですね。脂が好きなのでバラを。。。
このボリューム!タレも壺に入って持ってきてくれ、しっかりとかけて食べることが出来ます。お肉は肉そのものに旨味があって勿論美味しい!!
何よりこの魔法の粉。
にんにく一味が絶品でした!
荷物を一旦今日の宿に置いて、観光に出かけます。
帯広スイーツ巡り
帯広は土地が肥沃で、農作物が美味しい!それを生かしたスイーツが有名なので行ってみます。
観光協会で500円で購入。4店舗周れ、さらにばんえい競馬の入場券まで付いてくるお得な券です。
ワッフル!サクフワで美味しい!クリームも滑らかで絶品でした。(*´з`)
CHEESE CAFE by million senta
コロコロチーズケーキ!チーズ専門店だけあって、上品なタイプのチーズケーキ。ブルーベリーソースが合うんです。これだけでも400円以上するものなので、絶対スイーツ巡りチケットがオススメです!
あとの2回分は翌日分に残しておくことにして、勝負に出かけます。
十勝ばんえい競馬
開拓時代に活躍した農耕馬に重たいソリを引かせて、そのパワーや持久力を競わせたことから生まれた競馬です。
早速入場券をもらって入ります。
レースは直線200mで、その間に高さ1mと1.6mの障害物があります。最大1tの重さになるソリを引きゴールを目指します。
なんとか第1レースに間に合いました。もの凄い迫力!
障害物の手前で休んで力を溜め、一気に越えていきます!
中にはソリの重さに負けてコケてしまう馬も・・・。
必ずゴールまでやり切る馬に感動します。( ;∀;)
気に入った馬が居ると馬券(勝ち馬投票券)を買ってみます。
結果は
・
・
・
なんどか賭けましたが、全体で約1500円の微増でした。笑
ビール代くらいにはなるかな?いやっほーい!笑
行こうとしていたジンギスカンのお店が定休日・・・。宿に戻ります。
ヤドカリの家
美瑛の蜂の宿、斜里のクリオネと並び、三大沈没宿としても有名なライダーハウスです。
一泊800円で、帯広駅までチャリ10分のところに泊まれます。
この日も連泊組が何人か居ました。中には去年の10月からバイトしつつ居るという旅人も。笑
看板猫のタマちゃんも。
人懐っこくてかわいい!
ネズミさんを捕まえてきていました。( ;∀;)
夜は外でバーベキューをしていたので混ぜてもらいます。
若い旅人も、登山をする人も、山岳救助をしていた人もいて大盛り上がり!美味しいお肉に野菜、御馳走様でした。
その後、ヤドカリと言えば談話室・・・に移動して2時ごろまで色々お話。ねぶたについて色々聞かせてもらって進む意欲を養います。笑
眠気が限界に来たのでお部屋に移動しておやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
相変わらずの天気の中、明日はヤドカリを出られるかな~・・・。( ;∀;)
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<データ>
出発地 道の駅 うらほろ 7:30
到着地 やどかりの宿 15:00
走行距離 63.31
総走行距離 5354.2
平均速度 17.3
最高速度 42
獲得標高 168
<支出>
朝食 234 やきそば
昼食 1100 とん田 豚丼
夕食 1274 ジンギスカン もやし キャベツ たまねぎ
酒 362 ビール
買い食い 230 和菓子
観光 2370 ステッカー(270) ばんえい競馬(1600) スイーツ巡り(500)
-3190 ばんえい競馬
宿泊 800 やどかりの宿
使用金額 3180
【旅91日目】雨の中峠越え!初の2日連続100kmライド。
7/21(日) くもり一時雨
おはようございます。
ライダーハウスあっけしで起床!この部屋をチャリダー3人で使っていました。広いし綺麗で、布団で快適に眠ることが出来、疲れも少し取れた気がします。
昨日入った五右衛門風呂。
北海道で2回も入れると思わなかった!本当に気持ちいい。色々不便なところもあるんだろうけど、家にも欲しいな~。(*´з`)
ゆっくり準備をして、自転車が雨に濡れ続けていたので簡単に整備、8時過ぎに出発です。移動日がメインの日になりそう。しっかり漕ぐぞ!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
ライハ近くのセブンイレブンで朝食を摂って出発!セイコマ以外のコンビニに行くのって随分久しぶりな気がします。セイコマの品質・価格・量のすばらしさを再確認することとなりました。( ᷇࿀ ᷆ )
曇り予報だったのですが、雨が降り始めます。はぁ~・・・。諦めて雨具を着て走りましょう。道東を脱出出来たらだいぶ天気は安定するはず!頑張って進みます。
釧路市へ入ります。
夕陽の中の釧路湿原かな?オレンジが基調のカントリーサインは珍しい気がします。
20km毎にセイコマに寄ります。笑
でも本当にありがたいんです!どこに行っても町の人が入っているし、北海道になくてはならない存在だと思います。
午後になって青空が少し見えました。
太陽の光をしばらく浴びていなかった気がします。本当に気持ちいい!
帯広は内陸にあるので、ここまで海沿いを走っていた国道38号線は釧路を過ぎると山を越えていきます。
100m程度の峠をいくつか越えます。これが最後!
この白線の外側にあるデコボコ、おそらく車が外にはみ出さないように警告だと思うのですが、自転車からすると本当に走りにくいんです。辞めて欲しい。( ;∀;)
昨日のロングライドと登坂でおかしくなったげんちゃん(ミネくん)。
良い感じに顔がてかってます。笑
今日は雨もあったし移動がメインだったので写真は少な目です。2日連続100kmオーバーは初めて!観光や地域のものを見ながら旅はしたいので、北海道ならではかもしれません。ですが本当に疲れた・・・。( ;∀;) 目的のみちのえきに着いたときはほっとしました。
適当にパスタを作って食べ、テントを張っておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は帯広へ!名物が沢山あるので少し時間を取ってしっかり見たいと思います。
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<データ>
出発地 ライダーハウス あっけし 8:15
到着地 道の駅 うらほろ 17:30
走行距離 102.69
総走行距離 5290.89
平均速度 17.5
最高速度 49.5
獲得標高 666
<支出>
昼食 300 マクド
夕食
食料品 441 100%ジュース とうふ コロッケ パン
宿泊 道の駅 うらほろ
使用金額 1084
【旅90日】ハーゲンダッツ牛乳の絶品ソフトクリームとうどんジンギスカン!
7/20(土) 霧雨のち曇り一時晴れ
おはようございます。
オーロラタワーの下で野宿していました。夜から霧雨で、全体的にジトっとしています。
納沙布岬は霧に包まれており、朝3時に起きましたが全く日の出は出ませんでした。( ;∀;) 今日は100kmオーバーを雨の中漕ぐ勝負の1日。5時30分に起きて準備、6時に出発します。それでは今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
とりあえず予定通り6時に出発しますが、天気は酷い・・・。霧雨が容赦なく身体を濡らします。
眼鏡装備なので前が見えないんじゃい!('Д')
"半島"と名の付くところは本当に天気が悪いし、目まぐるしく変わるところですね。勿論住んでいる方もいるわけでこれが当たり前なのかもしれませんが、大変だと思います。
ポニー?馬が寝ているのは初めて見ました。笑
この辺の青看板はロシア語併記です。ロシアって遠いイメージだったのですが、地図を見直してみるとすぐ近くですね!言葉の問題などあるかもしれませんが、もっと気軽に行き来できるようになると良いですよね。
そんなこんなで、今日は移動日!朝食に久しぶりにすき家に行きました。たまにジャンクなものが無性に食べたくなりますね。日本全国どこにいても同じ味が食べられる安心感って凄いと思います。
昨日も寄った東梅ハイドで野鳥を観察。まったり待っていると再度オジロワシが!近くで見ることができて、その翼を広げた時の大きさに驚きました!
タカナシ乳業
タカナシ乳業は有名な牛乳業者なんです。
なんと、ハーゲンダッツのアイスを作っている会社!その牛が育てられているのが浜中町なんです。浜中町は人口6000人に対して牛が24000頭、4倍もいるんです!まさに酪農王国!!
工場に直売所はないのですが、その前にコープ はまなかという農協運営のストアがあり、そこでソフトクリームが食べられます。
勿論行かない訳にはいきません!
こちらがそのソフトクリーム、300円です。
滑らか濃厚系もアイスで、とても美味しい!今まで食べた中でも上位に入るのは間違いありません。地元と思しき方もよく食べに来られていました。
また、浜中町はルパン三世で有名なモンキーパンチ先生の故郷でもあります。
至る所にルパン。
ルパンワイン!少々お高めで手が出ず・・・。( ;∀;)
ふ~じこちゃ~んに酔っちゃいます!飲酒運転にならないか心配・・・。
このステッカーが欲しくて商店を探し回りましたが、どこも品切れだったのであります。( ;∀;)
店内には沢山の方々のサインもありました。
午前中に頑張って80km漕いだのであとは消化試合?弟子屈まで一緒にいたコタロウくんとコープはまなかで遭遇し、合流して出発します。
ライダーハウス あっけし
30kmほどサクっと漕いで、ライダーハウス あっけしに到着。
開業して11年の、比較的新しいタイダーハウスです。
居間
ここで皆で宴会をします。
しかし霧と汗で身体がベトベト。まずはお風呂に入ります。
ここは五右衛門風呂があって、皆で交代に入ります。薪で炊いたお風呂は本当に柔らかい。身体がポカポカになりますね。( ᷇࿀ ᷆ )
そしてジンギスカン!
炭火で皆で作ります。うどんを入れるのがRH あっけし流!タレが絡んでお腹も一杯になるし、とても美味しいんです!
完成!
ライダー2人とチャリダー3人、ビールを差し入れて下さり皆で楽しく話ながらつまみます。本当に絶品!
このライダーハウスはあまり有名ではなく、オーナーさんが趣味でやっているそうです。なのでコソっと宣伝しておきますが、本当に良いところです。笑
皆で楽しく飲んで話して洗濯までして、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
そろそろ雲も吹き飛んでくれないかな~。明日は釧路・帯広方面へ、やや内陸へ入って行く予定です。
<データ>
出発地 納沙布岬 オーロラタワー 6:00
到着地 ライダーハウス あっけし 16:00
走行距離 118.44
総走行距離 5188.2
平均速度 19.5
最高速度 51.3
獲得標高 555
<支出>
朝食 630 すき家 牛丼特盛
昼食 235 焼きそば とよとみミルクコーヒー
夕食 550 RH ジンギスカン
食料品 306 ポテチ
酒 414 オランダモルト
買い食い 300 コープはまなか ソフトクリーム
入浴 200 RH 五右衛門風呂
洗濯 150 RH
宿泊 500 RH あっけし
使用金額 3285
【旅89日目】霧の中、本土最東端・納沙布岬へ!
7/19(金) くもり一時雨
おはようございます。
バーベキューハウスの軒下をお借りしていました。色々と干して寝ましたが、夜にも霧雨が降っていたみたいでなかなか乾きません。この時期道東は曇りや雨が多く、晴れはあまりないみたい。仕方ないとはいえ、湿気で身体も装備もベタベタだし、たまにはカラッと晴れて欲しい!嘆いても仕方がないのでそのまま準備をして、気を取り直して元気にやってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
別海町のセイコーマートで朝食を食べて出発!セイコーマートは個人的にコンビニ兼スーパー兼道の駅のようなもの。本当にお世話になっています。( ゚Д゚)ウマー
ネットカフェ型自動車販売のお店、TACOSです。すごく情報量が多いというか、気になります。笑
この辺りはミルクが有名なので、車もこの通り!ウシ仕様になっていました。
牛乳の販売所かなにかでしょうか?面白い店が一杯ありました。( ᷇࿀ ᷆ )
道自体はずっと真っ直ぐ、道なりに漕いで行けば良いのですがひたすらアップダウンが続くハードな道です。
町と町の間はひたすら何もありません。あるのは牧場だけ!
旧標津腺の遺構があります。
1989年に廃止となった路線で、ほとんどは線路が外されているようですが、たまたま残っている場所がありました。
道路を挟んだ反対側は遊歩道となっています。クマが出る可能性があるので、1人では歩かないよう注意書きがあります。怖い。( ;∀;)
アップダウンと東から吹く横風に萎えながら、無理せずゆっくりと進みます。
根室市へ入ります。
道路脇には"かえせ北方領土"と書かれた町の看板をよく見かけるようになってきました。北海道の端にいる感覚、福岡なので凄く不思議な感覚です。
北海道らしい風景。
晴れていたら綺麗なんだろうな~。。( ;∀;)
この辺りは湖に沿って野鳥が観察できるところらしく、道路脇に東梅(とうばい)ハイドという観察小屋がありました。
中には観察窓が付いていて、座って観察することができます。
中は暖かく雨風も凌げる・・・野宿できるな。笑
オジロワシが飛んでいました。こんな簡単に見えるとは思わなかった!羽を広げて飛ぶ姿は本当にカッコいいです。
タンチョウも見れます。
冬になると白鳥が飛来して綺麗みたいです!
いたがきという地域のコンビニエンスストアを見つけます。
ここでしか売っていないガラナが買えるので寄ってみます。
本土最東端ガラナです。セイコマのより少し味は薄くて上品な感じ。個人的にはこちらの方が好きです!最北端に続いて最東端・・・端っこってなんか魅力。笑
そして遂に納沙布岬へ到着!色々と施設があるので行ってみます。
根室市北方領土資料館
北方領土での暮らしや、問題点などを見ることが出来ます。
まずは入って最東端到達証明書をいただきました!
北方領土とは、歯舞諸島、色丹島、国後島、択捉島のことを言います。太平洋戦争に日本が降伏した直後、ソ連が占拠してしまった島々です。
国土から10数キロの距離しか離れていない島もあり、戦後旧ソ連が侵攻してくるまでは、普通に日本として日本人が暮らしていました。
神社もあり、色丹神社の鳥居はクジラの骨で鳥居が作られていたと言います。
北方領土には11個ほどの神社があり、旧ソ連に追い出される際にご神体をなんとか持ち出すことができたそうです。それらは根室市にある根室金刀比羅神社に祀られているそうです。
印象に残った写真。
ロシアと日本の子供が一緒に遊んでいる写真です。最初は距離がありましたが、まずは子供から、そして大人がお互いに交流を持ち始めたのだそうです。
無料で入れるので、訪れた際は是非時間を作って見てみてください。色々と考えさせられます。
鈴木食堂
この辺りは店が閉まるのが早いです。ここも5時まで。少し早いですが夕飯にします。
楽しみだった鈴木食堂のサンマ丼を食べます!
この時期はまだ漁期の関係で冷凍サンマなのですが、とても美味しい!生臭さなどなく、新鮮そのものでした。( ゚Д゚)ウマー
ご飯大盛にしたのですが、美味しすぎてペロリ!3杯は余裕ですね(*´з`)笑
・・・
四島のかけ橋
北方領土返還記念シンボル像で、相当な大きさがあります。その下では返還されるまで祈りの火がともされているそうです。
きぼうの鐘
希望の道
最東端、納沙布灯台!
1872年、北海道に1番最初に作られた灯台だそうです。
碑の前でも写真を撮ります。
ようやく着いた!今日も疲れました。
こここそが本土最東端!日本で1番日の出が早い場所です!
返還を願う碑が沢山ありました。
日ロ双方が納得いく形で決着がつくといいですね!
この辺りも霧が出やすいらしく、こんな感じ。
雨も降ってきたので、根室の方に戻る気力がなくなります。そして相当寒い・・・。根室市で18℃の表示を見ましたが、確実にそれより低いと思います。軒下に濡れないようテントを立てさせてもらい、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は南下していきたいと思います。ただ雨の予報みたい・・・。強くないか、あわよくば止んでいるといいな~( ᷇࿀ ᷆ )
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出発地 別海町 バーベキュー場 8:30
到着地 納沙布岬 オーロラタワー 17:30
走行距離 80.92
総走行距離 5069.76
平均速度 16.1
最高速度 42.6
獲得標高 405
<支出>
朝食 117 パン 焼きそば
昼食
夕食 1400 鈴木食堂 さんま丼
飲料 152 最東端のガラナ
買い食い 229 かりんとう アップルパイ
観光 500 ステッカー(鈴木食堂、納沙布岬)
宿泊 納沙布岬 オーロラタワー
使用金額 2398
【旅88日目】カロリーモンスター、やまやスペシャルで満腹!
7/18(木) 霧のち曇り時々霧雨 向い風中等度
おはようございます。
昨日はキャンプ場に戻ってみたら霧雨が降っており、夜中降っていました。テントサイトの地面が緩く、ペグが1本抜けていたので水がグラウンドシートの上に・・・テントの床がビシャビシャになってしまいました。朝起きても霧雨だったので乾燥は諦めて袋に放り込みます。
今日は霧の知床半島を脱出する予定です。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
キャンプ場でお世話になったケンさん、ケンくんらに別れを言って羅臼市街地へ向けて坂を下ります。下り坂はなんてラクチンなんだ!
羅臼市街も酷い霧でした。ウトロ側はまだ天気が良いんだろうな~、、、羅臼の人は大変だ!
目的地が一緒なので、昨夜一緒に飲んでいた埼玉出身のみねくん(@SoftbankFrantic)と一緒に走ることになりました。北海道に入ってから色々な一期一会が続きます。一人で好きに行動するのも好きですが、こういった出会いも楽しんでいきたいものです。(*´з`)
少し走って知床半島を振り返ると凄い光景です。
雲が物凄い勢いで生成され、知床半島を覆い駆け上がっていきます。
もの凄い迫力。数キロ離れるとこんなにも晴れているのに不思議な地域です。
・・・
今日は移動日、淡々と海沿いを自転車で漕ぎます。
標津町まできて飽きてセイコマへイン。北海道のとよとみミルクコーヒーをがぶ飲みしてだらだらしていると、声をかけていただき差し入れを頂きました。
うまい棒のレアチーズ味!北海道限定でこんなものがあったなんて。知っているうまい棒のように真ん中に穴がなく、チーズケーキとコーンポタージュの間のような味でした。ごちそうさまです!
やまや
標津町からは内陸へ入り、この辺りでは栄えている町、中標津町へ向かいます。そこで大盛りで有名なお店があるので行ってみます。
有名なメニューがこちら。やまやスペシャルです。
大盛にするとチキンライスが培になります!
チキンライス、デミスパ、唐揚げ・・・さらに目玉焼きの下にはハンバーグも隠れています。炭水化物にたんぱく質、脂質と野菜以外の全てを摂取!まさに、おとなさまランチです。笑 常にカロリーを必要とする腹ペコチャリダーの強い味方ですね!味はもちろん美味しく、楽勝で完食しました。( ゚Д゚)ウマー
・・・
お腹も膨れ、少し休憩してから再出発します。
この辺りは酪農が有名らしく、牛乳を積んだ車が走っていたり、牛舎があったりと北海道らしい景色が続きます。
こんな看板も!
牛注意の看板と言えば良いのでしょうか?北海道以外では絶対見ることがない気がします。笑
道中は霧が出たりすこーし日が差したり・・・天気はめまぐるしく変わります。その都度衣服を着脱して調整します。面倒くさい。( ;∀;)
登山の疲れもそれなりにあるので、まったりみねくんとくだらない話をしながら漕いでいたら、あっと言う間に目的地の別海町へ到着してしまいます。道は単調で軽いアップダウンの繰り返しという最高にツマラない感じだったので、1人じゃなくて良かったぜ・・・。北海道は都市間が遠すぎて、移動だけになってしまうこともしばしば。さらに天気が悪いと景色も見に行けない。('Д') 北海道の天気には本当苦しめられます。
別海町のキャンプ場は比較的高く、また天気も不安定なので出来たら屋根の下で寝たい・・・などと考えていたら素敵な場所を発見しました。(*´з`)
グラウンドシートやフライシートなど、びしょびしょのものを干しつつおやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
明日は遂に本土最東端到達の予定です!
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<データ>
出発地 国設羅臼温泉キャンプ場 8:30
到着地 別海町 バーベキュー場 18:20
走行距離 92.21
総走行距離 4988.84
平均速度 17.1
最高速度 48.7
獲得標高 498
<支出>
朝食 213 お茶漬け パン カップ焼きそば
昼食 1160 やまや やまやスペシャル大盛
夕食
食料品 200 コープ(野菜ジュース、パン)
買い食い 188 セイコマ とよとみミルクコーヒー チョコミント蒸しサンド
宿泊 別海町 バーベキュー場
使用金額 1761
【旅87日目】神々の住む山へ!百名山・羅臼岳(知床富士)登山
7/17(水) 曇りのち雨
おはようございます。
朝5時に起床、外の天気を確認します。ややガスってますが雨は降っていない?よし、山登るぞ~!!北海道は良い山、個性的な山が沢山あります。ここ、羅臼岳も凄いパワーを持った山なんです。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
朝はケンさんがホットサンドを作って食べさせてくれました。それといつものお茶漬け。お腹も満たされ出発!
羅臼岳はアイヌ語で"動物の臓腑や骨のあった場所"という意味で、古い地図では良牛岳と表記されています。もちろん日本百名山、また花の百名山、新・花の百名山にも選ばれています。約500年ほど前まで火山活動を行っていた、活火山でもあります。
羅臼岳に登るルートは、岩尾別温泉口からと羅臼温泉口からがあります。
登山客が多いのは歴史があり距離も短く、岩尾別温泉ルートでピストンする方法です。が、今回は登山口が野営場の横で、かつ横断道路の横にあるので自転車でアクセスしやすい羅臼温泉口から登り岩尾別温泉に下りるルートを選択しました。このルート、実は登山口の標高が130mと低いので1500m以上登らなくてはならず、距離も長い。その上、入山者が1日1-2ペアととても少なく登山道が整備されきっていない上級者ルートなんです。昨日自然センターでルートの情報を聞きましたが、情報が6月末のものと古く、ネットを見てもYAMAPで6月末が最新。残雪などがどうなっているかわからないので、行ける所まで行って無理なら引き返すくらいの気持ちで行きます。
羅臼岳山頂は世界遺産の核心地域(core zone)で、手付かずの自然を残す地帯。普段観光では見ることのできない光景を見に!ヒグマやルートのことなど不安・恐怖は当然ありますが、ワクワクも!楽しんでやるぞ!
キャンプ場から150mほど歩くと登山口があります。
入山届に記載します。チェックするとこの日羅臼岳に登る先行ペアはありません。完全に独りぼっち、何か起こっても助けは期待できなさそう。最悪の場合も想定して装備の最終確認をして踏み出します!
静けさの中、時折風で葉に着いた露が落ちてきます。その中をクマ鈴を鳴らし、音楽をかけてクマに存在を知らせながら進みます。
木かくしの滝
1人しか居ない登山道は不安でもありますが、大自然に1人きり。ワクワクもします。登山靴の跡に励まされながら進みますが、クモの巣がしょっちゅう顔に引っ掛かり、人の少なさを実感します。
暫くは林の中を歩きます。
登山道にもだいぶ草が被ってきています。それにしても、沢に出るまではピンクテープが2か所しかありませんでした。('Д')
ハイ松原に到着。
ここだけ何故か開けており、ハイマツが自生していました。
崩落した登山道。崩落個所は1か所だけでした。
登山道に熊の糞を見つけます。左右の笹が倒れており、熊が通って行ったよう。風に乗って時折獣の香りがし、確実にどこかからこちらを観察していることが伺えます。
ヒグマは基本的に憶病な生き物なので、積極的に人前に出てくることはありません。怖いのはお互い予期せず鉢合わせてしまった時。極力使うつもりはありませんが、札幌で佐藤さんに頂いたクマスプレーが相当な勇気をくれました。本当に持っていて良かった。(*´з`)
少し開けた所に出ます。相変わらず霧が深い。
ここからは登山川に沿って登っていきます。
雪渓が上にあるので、雪解け水の影響で沢の水量はそれなりにあるのかな?
岩にペイントがあるので、それを探しながら進みます。
渡渉を繰り返します。登山道もぬかるんでいたりして、靴がどんどん汚れ浸水してきました。( ;∀;)
水は硫黄を含有しているようで、川底が白くなっています。
泊場を過ぎて沢へ別れを告げ、再度林の中へ入って行きます。
時折獣道もあるので、そちらへ入り込まぬよう注意しながら、ピンクテープと地図を頼りに進みます。
開けて屏風岩へ到着。
このあたりから湿度と霧雨に一眼レフがやられ始めます。カメラ内部がくもってきてしまいました。( ;∀;)
右側にドーンっとでっかい岩壁がそそり立っています。そして周囲にはお花畑が広がっています。大きな沢でこの光景を独り占め。孤独を感じますが、どこかでやはりワクワクもまります。やっぱり登山は楽しい!(*‘∀‘)
雪渓は少し残っていました。
6月末の情報だと、屏風岩から雪渓の急登でアイゼンが必要だろうと言われましたが、雪渓はだいぶ小さくなっていて、もう夏道が使えました。
この辺りは沢なので岩がメイン、登山道が非常にわかりづらくなっていて道をロストしかけました。落ち着いて地図を睨み、少し高いところへ行き見渡すとようやく目印を見つけます。ホッとし、声を出して自分自身を鼓舞しながら進みます。
お花畑の分岐へ出て、そのまま予定通り岩清水への急登ルートを選択します。が、少し登ったところで大きな雪渓があり、しかもツルツルガチガチ。手持ちの6本爪軽アイゼンでは全く歯が立たなさそうで、危険なので断念します。 分岐点まで注意深く戻り、羅臼平へトラバースするルートへ行きます。
小さな雪渓はあるものの腐れ雪で、キックステップすらせず容易に渡ることが出来ました。
この辺りは綺麗なお花畑が広がっていて、保護のため登山道以外に入ってはいけません。
逆に登山道はとても分かりやすく、ある意味で助かります。
?
チシマノキンバイソウ
その他にもお花は沢山!クルマユリ、エゾカワラナデシコ、エゾツガザクラ、オトギリソウ・・・ 楽しみながら歩けました。
そうこうしていると無事羅臼平に到着、岩尾別ルートと合流します。
羅臼平は背の低いマツなどが生え茂っているところで、風は比較的弱かったです。ここはテント場にもなっていて、宿泊することが出来ます。珍しいフードロッカーです。テントの中に食料を入れておくと臭いでヒグマが寄ってくるので、必ずここに収納します。
少し進むと下山してきた方々とすれ違います。たった3時間半ぶりですが、人に会うことがこれほど安心感を与えてくれるとは。自分の弱さを実感しますが、この時点で充実感を感じました。( ᷇࿀ ᷆ )
元々上がってくる予定だった岩清水を過ぎ、最後の岩登り。
雪渓もありますが、踏み跡がしっかり残っていたので登山靴のまま容易にクリアできました。7月の中旬にもかかわらずこれだけの雪渓が残っている羅臼岳・・・なんていう場所でしょう!
写真ではわかりづらいですが、全身を使って登るようななかなかの岩場でした。ストックを仕舞い、軍手を装着してクリアします。
そして、、、
登頂!あんの上ガスガスで眺望はほぼありませんでした。
風も強く、どんどん雲が通過していきます。恐らく風速10m前後はあったと思います。
写真を撮りましょう!
景色は全く望めませんでしたが、羅臼温泉からの厳しいルートを1人で登り切ったのは言葉にできないほどの充実感がありました。そして何より道中の雰囲気、独特なものがあります。押しつぶされそうなプレッシャーを跳ねのけ、安全に登り切ったこと。精神的にも相当タフになった気がします。旅中に登ってきたどの山も特別ですが、特に忘れられない登山になったと思います。
下山は岩尾別温泉口へ行きます。違ったルートで下りられるのは楽しいです。
ウトロ側はなんと晴れ!この時期、羅臼側からウトロ側に風が流れ、羅臼側は雲が発生し雨が多くなるそうです。
大沢に沿って下りていきます。こっちはルートは明瞭で歩きやすい。そしてお花畑が本当に綺麗!いいルートです。クマの気配はそれほど感じませんでした。
降りていくとオホーツク海まで眺望が開けます!この景色です!
大沢を外れ、いつものような木々の中を潜っていきます。
時折木の隙間から素晴らしい景色が。
知床半島の先端、知床岬の方向。
こちらはオホーツク海。
羅臼側からはどんどん雲が流れてきて、山を覆っていきます。
登山道の周囲には獣道が多く存在しました。
そして下山。
神棚がありましたので、登山の無事を感謝し下山届に記載します。
木下小屋の御主人と少し話します。「良い山でしょ?」笑いながら自信あり気に言われます。本当に凄い山だった!全身で感じ、大満足です。
正直、色々な恐怖から登るか少し悩みました。でも出来る最大限の準備はしたし、時期・天候にも申し分がなかったので決行。やってよかったです!
小屋まで、昨日キャンプ場で知り合った方が迎えに来てくれました。京都の山岳会に所属していて、山や自転車が好きな方。知床五胡などの観光に行くからそのついでに拾うよと、ピストンではなく岩尾別への下山をオススメしてくださいました。本当に感謝です!
夜は熊の湯に浸かって、恒例の宴会!
今日こられたライダー、チャリダーも加わり大勢です。今日もケンさんが腕を振るって、平目の西京漬け、麻婆豆腐を作ってくれます。私は米を炊いたのですが、、、欲張って一気に沢山炊こうとして相当イマイチでした。申し訳ない。( ;∀;)
一通り宴会を楽しみ、適度な時間にお開き。テントの中でブログ更新作業を行います。が、疲れ果てて写真の現像が限界でした。無理せず早く寝ることにします。おやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
明日は最東端に向けて知床を後にします。
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<登山データ> 羅臼岳
標高 1661
登り 4時間9分
下り 3時間17分
登山口 羅臼温泉口
高度上昇 1623
距離 16.91
【旅86日目】知床の神、ヒグマと遭遇
7/16(火) 晴れのち曇り やや向い風
おはようございます。
クリオネキャンプ場で起床します。久しぶりの太陽を見ている気がします。とりあえず乾かせるものを全部乾かしてやろう!ということで朝の乾燥タイムです。
皆朝はまったり乾燥したり日向ぼっこしたり。久しぶりの晴れが貴重なのは一緒みたい。(*´з`) だらだらしていたら、ライダーさんに声をかけられます。苫前しんきんハウスで一緒になった鹿児島のケンくん!まさかクリオネに泊まっていたとは・・・。嬉しい再開が突然あるのも旅の醍醐味ですね。向かう所は一緒のよう。楽しみが増えます。(*´▽`*)
今日は峠越えもあるし、観光もしたい。普段より早めに出発します。元気にやっていこー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
以久科海岸道自然環境保全地域
海岸砂丘地帯で、海岸よりの砂丘には海浜植物(ハマニンニク、ハマボウフウなど)が、その背後に原生花園(ハマナス、エゾスカシユリなど)、さらに内陸に向かってカシワ、ミズナラ、エゾマツ、トドマツ林などが広がっています。
そして遠くには幻想的な知床半島が広がっています。
ハマナスって、こんなにも普通に咲いている花なんですね。もっと貴重だと思っていました。(*´з`)
・・・
海岸沿いに知床半島へ向かっていきます。
半島に近づくに連れ、クマやシカ避け電気線があります。そんなに出るんですね~
オシンコシンの滝
"川下にエゾマツが群生するところ"という意味らしいです。標高70m、落差50mの大きな滝で、日本の滝100選です。
縦の方が迫力が伝わるかな?
水量が増えると左側も白くなるそうです。
・・・
道中見つけた不思議な形の岩。
亀に見えます。
波飛沫
お土産屋さんで聞いた、ウトロ(宇登呂)にあるラーメン屋さんで昼食を摂ります。
特製トロチャーシューメン(塩)を注文。
スープは豚骨ベースで臭みはなくとても美味しい!チャーシューは豚ホホ肉をトロトロに煮込んであります。
後から調べたら、北海道ミシュランでビブグルマンに選ばれているみたいです。店員は皆女性でとてもキビキビ動き、接客も丁寧でとても良いお店でした!
・・・
知床の玄関に道の駅があり、その横に知床世界遺産センターがあります。
ここでは知床半島の生物や植物について勉強できます。
アイヌ語のシリエトク(地の涯て)からきています。
①流氷のもたらす海の恵み、②サケ類がのぼる川が結ぶ海と陸の繋がり、③海と川と森が支える貴重な野生生物が評価され、2005年世界自然遺産に認定されました。
これから出会う可能性のあるヒグマについて、そしてその習性や遭遇した際の対処法についてもしっかりと勉強しておきました。(*´з`)
色々な地域にあるゴジラ岩がここでも登場。
知床横断道路
ウトロの町を過ぎると徐々の登りが始まります。
そしていよいよ知床横断道路がスタート!
ウトロと羅臼を結ぶ約24kmの道路で、気候の変化が激しく、雪崩や崖崩れなど道路管理に厳しい条件となっているため、降雪により北海道内で唯一通行止めになる道路です。
登って行くと徐々に霧が出てきます。
国道なので勾配はそこまできつくなく、ゆっくりと行けば漕いで登れます。
ん??
標高550m付近をゆっくりと漕いでいると右側に何やらのっそり動く黒い影を発見。
も、もしや?
ヒグマ!!
めちゃめちゃこっちを見てきます。絶対目線を逸らしたらだめだ!世界遺産センターで学んだ知識が早速生きました。寄っておいてよかった。
後から登ってくる車を手を振って止めて、後ろから付いてきてもらいます。
その間ヒグマはずっとこちらを見てきました。10秒程度?見つめあって視線が合っていたと思います。距離にして最短で15mほど。優しい目をしていて、ヒグマに出会えた高揚感はあったけど不思議と恐怖感はなかったです。その後のっそりと、めんどうくさそうにお尻を向けて奥へ歩いていきました。物凄い存在感と圧を感じました。なんとなく、アイヌの人たちが神と崇め、知床の主である理由がわかった気がしました。
本当に凄い経験ができたと思います。
車にお礼を言って、残りの標高200mをヒグマに会ったテンションで駆け上ります。なかなか大変なハズですが、興奮からか正直あまり覚えていないです。そして知床峠に到着!
知床横断道路の最高峰、標高738mの峠です。晴れた日には羅臼岳や知床半島、国後島などを望むことができます。坂道はやっぱり嫌だけど、慣れてきたのかだいぶキツくなくなってきました。୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
そしてその絶景がこちら!
・
・
・
お馴染みのガスガスです。美幌峠、裏摩周、知床峠と3日連続で見事なガスでした。なんてこった!( ;∀;)
と、とりあえず写真を撮ろう。
後ろには綺麗な羅臼岳が映っているはず!笑
そんなこんなで羅臼町に入ります。
オオワシですね!かっこいい!
・・・
あとは下り坂を下るだけ。
といっても霧雨ガスガスで相当寒く、車もハザードを炊きながら走っている状況でした。事故を起こさないよう、路肩をゆっくりと下ります。
そして宿泊地に到着。国設羅臼温泉キャンプ場です。1泊300円。
熊の湯
そしてこのキャンプ場を選んだ理由はコレ!
真向いにある無料の温泉です。地元の漁師さん方が管理してくださっています。
熱くて有名な温泉です。
厳しい、けれども当たり前のマナーが書いてあります。
10人は裕に入れる浴槽。シャンプーやボディーソオープも使え、女湯も別にあります。
源泉は90度以上あるらしく、加水して45度程度になっています。以前はもっと温度を低くしていたみたいですが、沢山の人がやってきてマナーなどが問題になったので高めの温度にしたんだと地元の方がおっしゃっていました。外部から行って使わせてもらっている身、綺麗に使用するようにしたいものです。
テントに戻り、鹿児島のライダー2人(ケンくん、ケンさん!笑)と宴会します。
ケンさんが羅臼で平目の西京漬けを買ってきてくださり、食べさせてくれます。
身がフワフワ、ホロホロでとても美味しいんです!今まで食べた西京漬けで一番美味しい!!料亭の味以上です。( ゚Д゚)ウマー
ケンさんは調理師免許も持っていて、テキパキと色々作ってくれます。
贅沢に海鮮を使ったあんかけそばや中華丼!焼きそばも焦げ目を入れる手の込みよう。本当に出汁が出てて美味しい。
お腹も一杯になって、大満足で温泉にもう一度浸かりに行きました。(*´з`)
テント場も人が沢山!ここも電線でグルっと囲ってあるのでクマの心配もなく安心です。
さて、明日は曇り予報ですが・・・楽しみにしていた登山!どんな感じになるかな~?ワクワクしながらお休みなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 クリオネキャンプ場 8:30
到着地 国設羅臼温泉キャンプ場 17:00
走行距離 68.78
総走行距離 4896.63
平均速度 14.8
最高速度 37
獲得標高 1475
<支出>
朝食 117 焼きそば パン コーンスープ
昼食 1080 波飛沫 特製トロチャシューめん
夕食 宴会(カレイ西京漬け 中華丼)
飲料 100 ガラナ
食料品 432 パン おにぎり かりんとう
入浴 熊の湯
宿泊 300 国設羅臼温泉キャンプ場
使用金額 2029
【旅85日目】裏摩周湖へ行くも・・・幻想的な神の子池でリベンジ!
7/15(月) 曇り
おはようございます。
旅人宿 昭栄で起床。皆早いですね、バイクや車の人たちは朝早くに出て行ってしまいます。自転車の私とコタロウくんはオーナーのサダオさんと話ながらだらだら。笑
昭栄の隣には廃校になった小学校が綺麗な状態で残っていて、体育館で遊んだりもしました。良い場所だな~。
そんなこんなしているうちに、先に支度を終えたコタロウくんが出発!
道東に住んでいたことがあって、しばらく友達のところに行くとのことでお別れです。数日間、短い時間でしたがしっかりしていてとてもイイヤツでした!多分旅をしていたらまた会えるかな?いつかどこかで!
オーナーとだらだら話をしながら、気づいたら10時を過ぎていたのでそろそろ出発することにします。昭栄のある南弟子屈は、いわゆる田舎だけど静かでとても良さそうなところ。やっぱり1日じゃ良さはなかなか分からないですよね・・・。( ;∀;) また来よう!
さて、今日もた峠越え。再びオホーツク海側の町、斜里を目指します。元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
出発して5分で牛が居ます。
人を見ると寄ってきます。かわいい!笑
放牧地の中の道を少しづつ登っていきます。ゆるい坂道なら無心でこげばそこまでキツくないなと、最近思うようになってきました。
ただ、天気は今一つ。
昨日雨の中は自転車漕がないと決意したのに、早速霧雨が降ってきました。戻る訳にもいかないし・・・嫌々雨具を着て走ります。
普段ナビにはgoogle mapを使っています。
何を血迷ったのか、ダートを案内されます。仕方ないので行きますが・・・いかにも熊が出そうな道、音楽を大音量でかけ歌いながら無心に細心の注意を払いつつ通過しました。本当に勘弁してほしいです。( ;∀;)
ようやく峠付近に到達。
阿寒国立公園へ入ります。意外にガスは少ないか?100mほど高度を上げると展望台があるので、一途の望みを信じてしんどいですが寄り道してみます。
裏摩周展望台
そして着いたのがこちら!摩周湖を裏側から見渡せる展望台です。
摩周湖はバイカル湖に次いで透明度が世界2位の湖です。しかし徐々に透明度は低下していると言います。そしてその綺麗な摩周湖の絶景がこちら!!
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完全に霧の中です。( ;∀;)
湖面のこの字も見えませんでした。流石霧の摩周湖。
もしかしたら見えるかと、淡い期待を持っていましたが見事に裏切られてしまいました・・・。北海道は本当に太陽が見える日が少ない気がします。曇りだと自転車は漕ぎやすいけど眺望がないと楽しくない・・・。イライラが募ります。
・・・
すこし下ると一気に霧が晴れます。
なんでやねん!うーーん、難しい。
神の子池
裏摩周展望台から10km程度下り、ダートを2km走ると有名な池があります。
ダートは本当にタイヤが取られて危険、走りたくないものです。なんとか転倒やパンクをせずにクリアできました。
水深5m、摩周湖外輪山への降水が伏流水となって水源になっていて湧き出ています。その為流入する河川がなく、透明度の高い水が維持されているので、このコバルトブルーの光景を見ることができるのです!
透明度が高く、倒木も腐らず残っています。幻想的でとても綺麗です。
青くないところも、とても綺麗!湧水だからとても透明度が高くて湖底、そして泳いでいる魚がくっきりと見えます。北海道の自然は凄いな~。
さくらの滝
カラフトマスが川を逆上する時期なので、それが見れるところに行きます。
至る所でぴょんぴょん飛んでいます。凄い!
皆一生懸命です。
ただ、この滝はなかなか厳しいので全員が跳ね返されていきます。10分程見ていましたが一匹も上がれませんでした。自然の世界は厳しいなぁ~。( ;∀;)
・・・
色々と寄り道していたら天気がだいぶ回復してきました。
不意に見せてくる北海道の絶景。さっきまであんなに天気にイライラしていたのに、一気に許せちゃいますね。単純な性格で良かった!笑 でもそれ程までに素敵な景色なんです。思わず自転車を漕ぎながら声が出ます。
道の駅 パパスランドさっつるで黒醤油ラーメン。
道の駅ランチパスポートを利用して500円です。1か月とかいる旅人にはオススメです!
出汁はなんなんだろう、海鮮?醤油ラーメンなので醤油味はもちろんするのですが、それ以上に最後にくる旨味。醤油ラーメンで食べた中で相当美味しかったです!
お腹も一杯になったので、今日の寝床目指して走ります。
ふいに見つけた素敵な並木。
遠くに見えるのは知床半島です。
こっちは斜里岳、日本百名山の1つです。やっと頂上を見せてくれました。
あんなに天気が悪かったのが嘘のような夕焼けです。
ここまでずっと道道1115号線を走ってきました。北海道には1000本以上も名前のついた道があるなんて。
目的地の斜里町に入ります。
カントリーサインはフクロウみたい。
夕焼けで辺りが赤く染まってきました。
遠くには知床半島。
神々が住む半島。ゴゴゴゴッという音が聞こえてきそうです。
クリオネキャンプ場
辺りが暗くなりかける直前に宿泊地に辿り着きます。
元々凄く有名なライダーハウスなんです。500円で泊まれて温泉付きという凄いところだったのですが、民泊が許可されてから色々と法律関係が大変になり、今年度は開業しないことになってしまいました。蜂の宿もですが、楽しみにしていたライダーハウスなだけに残念です。( ;∀;)
ただ、キャンプサイトの方はやっているので行ってみることにしました。300円です。
BBQ広場。その奥にライハだった建物があります。去年まではここで旅人がワイワイしていたことを考えると寂しい気持ちになります。
ただ、オーナーに聞いたらお風呂は使えるとのことで使用させていただきます。
斜里温泉の源泉かけ流しなんです!あまり入る人がいないから・・・とおっしゃっていました。1人で贅沢に使わせてもらいます。良いお湯!
300円でテント張れて温泉まで・・・贅沢です。
その後一緒にテントを張っていた大阪と愛知からのライダーさんにお酒を頂き、談笑しました。定年後に好きなバイクで北海道を回っている・・・やりたいことをされていてる方はパワフルでイキイキしていて素敵です!楽しい時間を過ごさせていただきました。
連日峠を越えているので疲れが・・・( ᷇࿀ ᷆ ) 眠くなるのが早いです。おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日はいよいよ知床半島へ入る予定です。
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<データ>
出発地 旅人宿 昭栄 10:30
到着地 クリオネキャンプ場 19:15
走行距離 91.88
総走行距離 4827.85
平均速度 16.5
最高速度 36.9
獲得標高 756
<支出>
朝食 パン
昼食 650 道の駅 パパスランドさっつる 黒醤油ラーメン
夕食 199 メンチカツ弁当
食料品 387 ポテチ パン
観光 300 ホクレンフラッグ(青)X2
宿泊 300 クリオネキャンプ場
使用金額 1836
【旅84日目】雨・霧中の激走。美幌峠を越え、旅人宿 昭栄で鹿パーティー!
7/14(日) 雨
おはようございます。
昨日は女満別公園で寝ていたわけですが、地元の方に2-3年前に熊が出たよと脅されて教えて頂き、ビビり倒したので武道館の横で寝ました。なんか覇気に守られる気がして。笑 夜中雨が降っていましたが、何事もなく朝を迎えました。(*´з`)
さて、朝から雨が降っていますが今日こそ移動しなくては。ゲンナリしながら準備、今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
10km程度漕いでセイコマで朝ごはん。
空は少し明るいですがなかなか雨が降っています。ここからまだ70kmも漕がなくてはならない、本当に憂鬱です。基本的に雨の日はリスクを回避するため自転車を漕ぐことはしなかったのですが、今日はどうしても行きたいところがあったので意を決して、細心の注意を払いつつ移動することとします。
美幌峠を通過する峠越えのルート。美幌峠はMr.Bicycleのマスターに教えて頂いた絶景ルート。本来だったら晴れの日を狙って行くのですが・・・。
だらだら15kmほど登りが続きますが、それほど急坂ではありません。正直だいぶ助かりました。
予想はしていましたが案の定霧。自分は自転車を漕ぐだけの機械だと言い聞かせつつ黙々と漕ぎます。雨と風がとにかく寒い。( ;∀;)
途中謎のドアを発見。
とにかく寒いので部屋があったら入りたい思いは強いですが、スルーします。
ようやく道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠に到着。
ぐるっと一周真っ白でした。。。( ;∀;)
美幌峠は"天下の絶景"として有名なのでとても残念。屈斜路湖や斜里岳が綺麗に見えるんですが。またの機会に来ましょう!
ここで少し休憩、長袖に着替えて手袋を装着し下りに備えます。
自分の自転車、Federalはカンチブレーキなので雨の日はとても効きが悪く危ない。下り坂ですと止まるまで100mを要したりします。 細心の注意を払って下りました。
下り坂を25kmほど降りて道の駅 摩周温泉に到着。 足湯があるので浸かります。本当に生き返る!暖かいし幸せです。
お昼ご飯に、道の駅ランチパスポートにあった摩周豚ポークカツサンドを食べました。ちょっと豚の量が少なく物足りない感じでした。( ;∀;) 改めて一昨日の帆立バーガーが恋しくなりました。笑
旅人宿 昭栄
目的地にようやく到着。雨の日の本格的な長距離ライドは初めてでしたが、もう二度とやりたくないです。普段の3倍は疲れます。
後ろ姿のオーナー、サダオさん。笑
ここ弟子屈(てしかが)に移住し、宿(ライハとゲストハウスの中間のような宿)を初めて3年になります。記念の鹿パーティーがあるということで、twitterで誘っていだたいて来たかったので、雨の中頑張りました。୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
自分より年下で、元々きちんと定職もありましたが移住したくて仕事を辞め、地域おこし協力隊としてこの地に移住。そのまま居ついてしまったそうです。色々工夫しながらやりたいことに向かって今も努力されている姿、とても凄いと思い刺激をもらいました。
墨を起こして鹿はまずロースから。
鹿は有害駆除期間として、畑を荒らしに来た奴が仕留められた奴。猟銃の弾は前足の付け根からアバラを通して反対側に貫通していたそうです。駆除費として県や町から1万円程度出るそうですが、色々報告など大変な仕事もあるんですって。その鹿を自分で捌き提供してくださいました。
鹿を食べるのは恐らく初めてです。肉は脂肪分が少なくとても赤々しい感じがしますが、一体どんな味なんだろう。
いざ、実食!
臭みは全然なく、赤身なので食べ応えもあって美味しい!筋も全然なくて容易に噛み切れます。味も塩胡椒で十分です。
お肉のお供と言えば
北海道限定のCLASSICです。何というか、北海道で飲むCLASSICは特別な味がする気がします。
次はヒレの部分。
一頭からこれだけしか取れないそう。
ロースより少し柔らかくて、こっちの方が好みです。(*´з`)
スネ肉を使ったポトフ、アサリの酒蒸し、ホッケ、トド肉など作ってくれました。
それぞれ北海道の幸。特にスネ肉とかほろほろで野菜と肉の味が染み出ていて絶品! そしてトド肉はやっぱり独特な感じがありますね。('Д') 北海道は海や山の幸がとても豊富で良いところです。毎年来る人の気持ちがとても良く分かります。
この日はライダーや美瑛でバイトする人が10人ほど集まり、色々話が盛り上がりました。変わっている人が多くてとても面白かった。笑
雨の中走るのはとても大変で、普段の3倍は疲れた気がします。日が変わる頃に各々寝床にはいって、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
北海道は本当に天気がコロコロと変わります。16日からトムラウシという山に1泊で登る予定でしたが、17日が雨予報になったので断念しました。うーん、残念です。( ;∀;)
また山を越えてオホーツク海側に戻ろうと思います。
PS.二度と雨の中は走りたくないと思いました。笑
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<データ>
出発地 女満別運動公園 7:20
到着地 昭栄 15:30
走行距離 81.27
総走行距離 4735.97
平均速度 17.3
最高速度 37.4
獲得標高 699
<支出>
朝食 117 焼きそば
昼食 500 摩周ポークカツバーガー
夕食
食料品 30 もやし
酒 1010 ビール ワイン
宿泊 1000 昭栄
使用金額 2657
【旅83日目】初の本格雨停滞、道東・道南攻略会議
12/13(土) 曇り
おはようございます。
昨日は野球場ボンネット裏、階段下のスペースで寝ていました。
雨予報だったのでテント濡れますし、今日も天気今一つなので乾かすのに相当時間かかりそうだったんです。( ;∀;) やや埃っぽいものの静かで快適でした。
天気は今一つ。
天気予報もこんな感じで、必ず雨が降ってきそうな予報。ここ数日100km前後走って疲れも溜まっていましたし、思い切って休息日に充てることとしました。だらだらするぞー!笑
ひまわり温泉が近くにあり、休憩所を好きに使って良いよ~と了承を得ます。電源まで!感謝です。
夜買い出しに出かけた時にパシャリ。
ブログを書いたり、今までの記事の整理、情報収集などをしながら全力でだらだらします。( ᷇࿀ ᷆ )
バターサンド好きなので買ってみました。六花亭には及ばないけど、上品な味わいで美味しいですね。やっぱり好き。(*´з`)
日程的にだいぶ切羽詰まってきたので、今後の予定を改めて考えてみました。
現在いるところが女満別という、網走から南へ10kmほど行ったところ。
必ずしたいもの
・8月上旬には青森へ
・知床
・最東端 納沙布岬
・登山(2-3つ予定)
出来れば
・帯広
7/14-17程度に予定が入りそうなので、色々して再度道東に戻り納沙布岬を通り函館から青森へ抜ける・・・理想的には青いルートなのですが、場合によっては赤いルートを交えつつ行くことになりそう。究極は自転車をデポして無理やり青森上陸も仕方ないかな~。如何せん北海道は大きすぎるし、魅力沢山!到底1カ月半では足りません。( ;∀;)
取捨選択も必要かと思いますが、私は欲張りなので、出来る限り色々したいと思います。がんばるぞ!!୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
それでは明日晴れ・・・とまでは望まないまでも、なんとか雨が止んでいて欲しい。祈りながらおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<支出>
朝食 175 焼きそば 納豆
昼食
夕食 197 五目ちらし 豆腐
飲料 95 コアップガラナ
食料品 727 パン 大福 だんご マドレーヌ ケーキ
入浴 440 ひまわり温泉
宿泊 女満別運動公園
使用金額 1634
【旅82日目】網走監獄で北海道開拓の歴史を学ぶ
7/12(金) 曇り 東の風強め
おはようございます。
駅長の家で起床します。8時前に目が覚めたのですが、もう他の皆さん出発済み。早いですね。。。
窓からは列車や線路が見えます。こうやって保線をしていたんですね。全盛期には人がホームに乗れないほど活気があったとのこと。この光景からはなかなか想像できませんね。
曇り予報だったのですが、少し太陽が見えています。気温も上がり気持ちよく自転車を漕げそうです。網走方面を目指して、それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
お世話になった管理人さんと少しお話して9時ごろスタート。本当に良くしてくださり、感謝です!
北勝水産 帆立バーガー
10kmほど漕いで朝ご飯がてらこちらへ。
サロマ湖畔にあり、オホーツク海などで採れた海産物の販売と加工を行っているお店の直売所です。
美味しい帆立バーガーが食べられます!2個入りと3個入りがありますが、、、迷いなく3個入りを選択!(*´з`)
2Lの特大帆立貝柱が3つも入っています。帆立が美味しいのは勿論、タルタルソースが絶妙に合ってとても美味しかったです!( ゚Д゚)ウマー
国道沿いを走っていると"直売"看板がとても目立つので、通った際は是非!
サロマ湖
左手に大きな湖を見ながら漕いでいきます。
琵琶湖、霞ケ浦に次いで、日本で3番目に大きな湖なんです。汽水湖としては日本最大です。向こう側が見えませんですからね!
・・・
網走までサイクリングロードが整備されていたので、こちらを走りましょう。
湧網線の廃線跡を利用したサイクリングロードです。所々にわずかに痕跡を見ることが出来ます。
サロマブルーを見ながら走る気持ちのいいサイクリングロード・・・らしいのですが、ひたすらこの光景!時折林や民家の間、海沿いを通過するので晴れててスピードの出るロードレーサーならば気持ちがいいのでしょうが、なかなか辛い。5分で飽きます。笑
どうやら自転車を漕ぐのはあまり好きじゃないよう。( ´•д•`; ) しんどいし身体痛いし、思うように勧めないし。風や雨、太陽の暑さなど天候に左右されます。自転車でするのって、なにか利点あるのかな?笑 それは終わってみて、もしかしたら少し時間が経ってからではないとわからないものかもしれないですね。やろうと思ったら誰にでも出来ると思いますが、本当にやる人って少ないと思います。達成感?出会い??旅も半分に到達しようとしています。今後の事も含めて少しづつ考えていかないとです。
・・・
今度は右手に網走湖が見えてきました。
風が強く湖面が荒れて水も濁ってますね。( ᷇࿀ ᷆ )
ホワイトハウス
40年以上続く網走の名店でお昼ご飯を食べます。
店構えから、なんだか懐かしい感じがします。
店内は昼過ぎでしたが一杯でした。
厨房は1人でキリモリされています。とにかく手際がよい!見ていて飽きません。
頼んだのはビーフとコンビ丼、1400円です。
見た目のインパクトが凄い!ウニとイクラとステーキが一気に楽しめます。
海鮮の鮮度はやはり地で食べるのには劣りますが、九州に住んでいる身からしたらこの値段で食べれるのは凄いと思います。ご飯大盛を頼んだら、丼に入らないからと別皿でモリモリのライスを出してくださいました。まぁヨユーで食べられます。笑 お肉は薄目、100g程度だけど、ガーリックとオニオンのソースが美味しい!大満足でした!
カウンターで食べていたらお隣の方がお支払いをしてくださいました。あまり何をして頂いたとかはブログに書いていなかったのですが、旅をしていると本当に様々なところで声をかけて貰えるし、色々地元のお話や隠れた名所名店などのオススメ、差し入れなど頂いてしまいます。嫌なことを言われたことなど1度もないし、本当にありがたく、漠然としていますが日本て良い国だなと思います。旅が終わって社会に復帰したら何か恩返し・恩送りができるように考えていかないとな、と思います。
・・・
お腹も満たされ、網走駅へ到着。
な、なんだか駅構えからして監獄のような雰囲気です。
珍しい縦書きの表札。
網走刑務所で刑を終えた元受刑者達はほとんどが網走駅から列車に乗って故郷に帰って行きました。「この縦書きの看板のように、横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きて行って欲しい。」との願いが込められて縦書きになったと言われています。
網走監獄
満を持して、楽しみにしていた網走監獄へ行きます。
それでは入所してきます!(*´з`)
鏡橋を渡ります。
「川面に我が身を映し、襟を正し、心の垢をぬぐい落とす目的で岸を渡るように。」と、鏡橋と呼ばれるようになりました。川は一面蓮に覆われていて、全く反射しませんでしたが。笑
網走監獄と北海道開拓は密接に関係があります。
昔の木の柵。
作り直された壁。
ロシア帝国の南下政策に対抗し、北の防備を固める為、蝦夷地を開拓する必要がありました。そのため囚人苦役諭、すなわち「元々暴戻(ぼうかい)の悪徒であって、尋常の工夫では耐えられぬ苦役に充て、これにより斃(たお)れても、監獄費の支出が減る訳で万やむを得ざるなり」という金子堅太郎の発想によって囚人が送り込まれました。1881年に樺戸に集治監が置かれたのを皮切りに、空知、釧路、網走、帯広に設置され、これらを拠点として道路開削、屯田兵屋建設、農地開拓、石炭や硫黄の採掘など、様々な開拓事業に使役されましたが、かなり無理な使役を強いられ、道路開削の際は、網走から離れるにつれて食料が無くなり、工期を守るため昼夜を徹して作業が行われました。
組み立て式の木造休憩所を作ったり壊したりして寝床を確保していました。
枕は丸太!硬くて眠れるのか?これを叩けば一気に全員が目を覚ましたそう。
220人あまりの囚人・看守の犠牲のもと、ようやく総延長724kmの道路が完成しました。「死ぬな!生きて網走に帰ろう!」看守が囚人にかけた言葉だと言います。
あまり知られていない事実ですね。私も北海道開拓は屯田兵によるものだと思っていました。監獄開拓⇒屯田兵開拓⇒移住民開拓と、囚人たちの労働なしには今日の北海道はなかったのだと知りました。
庁舎
看守の家
狭く、かなり質素な暮らしだったようです。
二ポポ
北海道でよくみる像です。カワイらしい。
北方民族の守り神で、木の小さな子・人形という意。どんな願いでも叶えて幸せになるという意味があります。網走市の民芸品として、網走刑務所の受刑者が制作しているそうです。
囚人のなることもできます。
さて、私はどれでしょう?
人形が本当によくできています!沢山人が居る中で着替えてカメラをセットしてセルフタイマーで・・・。よくやるぜ。笑
有名な5方向に伸びている、重要文化財の木造舎房です。
中央の見張り所からあらゆる方向が見渡せます。
柵は菱形で、換気や暖房に配慮しつつ向かい房同士が見通せない工夫がなされています。
廊下を歩く看守からは斜めに見え、監視と確認が出来ると言う訳です。
内部はやはり狭いですね。
網走の冬は本当に寒いと言います。ストーブが設置されていましたが、それでも氷点下になっていたそうです。
3人部屋の様子。
気が合わない人が居たら大変そうです。笑
独居房の方はまた雰囲気が重々しいです。
迫力ある。。。
レンガ造りの独居房。こんなところに一人で居るのは恐ろしい・・・。
教会堂
僧侶や牧師などの宗教者が刑務所を訪れ、受刑者に人の道を説き、犯罪ですさんだ気持ちを和らげ、厚生へと導きました。
網走監獄の見学料は1080円とややお高めです。ですが、道東に来たら絶対1度は訪れるべきです。開拓の様子や当時・現在の受刑者の様子が雰囲気と共に良く分かります。2時間程度で見られるそうですが、3時間以上じっくり見てしまい、ようやく釈放されました。大満足!
・・・
少し自転車を漕いでいきます。だいぶ遅くなってしまった・・・。
大空町へ入ります。
この辺も長閑。牧草ロールが大量に転がっていました。
明日・明後日は天気が崩れる予報。14日に弟子屈(てしかが)で予定があるのでそれまでに行けばオーケー。天気見つつ、この旅初の本格停滞も考慮するかな~。
雨に濡れなさそうなところを見つけたので、適当にシートを敷いておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 計呂地交通公園(駅長の家) 9:10
到着地 女満別運動公園 19:00
走行距離 85.27
総走行距離 4654.7
平均速度 19.1
最高速度 44.9
獲得標高 435
<支出>
朝食 ゆで卵 パン
夕食
食料品 1039 カツゲン クッキー ポテチ パン おにぎり 弁当
買い食い 450 北勝水産 帆立バーガー
観光 1490 網走監獄(1080) 監獄ステッカー(410)
宿泊 女満別運動公園
使用金額 2979