【旅まとめ No.2】北陸・東北(京都~青森)
【旅21日目】福井の恐竜フクイサウルスと現存最古の天守閣丸岡城
【旅22日目】東尋坊で足ガクガク、ブルーインパルスに胸ワクワクな1日
【旅24日目】合掌造りで観光と生活について考える、令和維新の会!
【旅26日目】飛騨高山の幕府との関係を学び、絶品ミシュラン中華そばを食す!
【旅27日目】乗鞍ヒルクライム!日本一の高度を走る道路へ自転車でチャレンジ!
【旅28日目】山を一気に駆け下りカミオカンデとノーベル賞の地、神岡を学ぶ
【旅33日目】大佐渡縦走1日目 花百名山 春の高山植物を求めて
【旅34日目】大佐渡縦走2日目、稜線と花をこれでもかと堪能!
【旅36日目】佐渡金山で金の延べ棒に触れ、咲き誇るカンゾウを撮影する
【旅41日目】青く澄んだ丸池様、鳥海ブルーライン登坂へ挑戦!
【旅44日目】世界三景!?寒風山パノラマラインヒルクライム!
【旅48日目】絶品!青森煮干しラーメンと現存天守閣・弘前城の感動話
【旅53日目】絶品!採れたてうに丼!!そしてついに本州最北端へ
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【旅81日目】国鉄の面影を感じながら、初・五右衛門風呂へ!
7/11(木) 晴れ
おはようございます。
実際に使用されていたディーゼル車の中に設置された宿泊所で起床します。
ご高齢のライダーの方は起床が早く、5時ごろからワーワーし始め煩くて目が覚めます。マスツーリングで楽しくやるのも良いですが、周りにまだ寝ている人がいるので配慮して欲しいものです。昨日も疲れているのに酔っぱらって絡んでくるし。凄く楽しみでこの宿泊所に来たのに、なんか残念です。
冒頭からすみません。自分も他人に迷惑をかけていて気付かないことはよくあると思います。気を付けなくては!
気を取り直して、今日は折角の晴れ。元気にやっていこー!୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
RUGSA EXPRESS
昨日のブログにも書きましたが、名寄本線を実際に走っていた客車に入れ、さらに寝れるというのはとても楽しい経験でした!
中は畳が敷いてあり、10名ほどが寝ることができます。コンセントも使用でき、本当に素晴らしい環境を無償で提供してくださり、感謝です。
広がっている荷物は私のですね。。。外で味噌汁を作って食べ、手早く出発しましょう!
・・・
今日は70km強と少し短めの行程。7月中に北海道から出るにはいささか日程が足りない計算になりそうですが・・・。天気や出会いなど、色々あるので臨機応変にいきたいと思います。本当、北海道は広い。全然40日たらずでは行き足りないですね!
ルゴーサエクスプレスで出会ったコータロウくんと目的地が一緒だったので数日間一緒に移動することになりました。21歳で大学を辞めて日本一周、その後は世界を周りたいんだって!まだまだ若いし、大学行くことが全てじゃない。羨ましくもあるが、自分も負けないくらいこの旅を良いものにしてやりたい。本当、旅人と話すのは刺激的でいいですね。(*´з`)
30km弱漕いで、道の駅 オホーツク紋別に到着。
2人で交互に引き合っていたのですが、お互い良いとこを見せ合おうとしていたのか、平均25km/hrとかなり高速で漕いでしまいバテバテでした。笑 最初は探り探りですね。
昭和56年に建造され、先端のスクリューで流氷を砕きながら推進力に変えて前に進むそうです。平成8年まで実用されていました。
有名なモニュメント。
ザ・カニの爪!笑
本当に大きいんです!こんな大きなカニを食べてみたい。(*´з`)
昭和58年に行われた流氷アートフェスティバルに合わせて作成されたオブジェで、かつては流氷の時期に海へ浮かべられていました。
福岡から、進行方向向かって左手にはずっと日本海が見えていたのですが、稚内を超えてからはオホーツク海。遠くまで来たなぁ~・・・。
道の駅の展望室から双眼鏡を覗いていると、遠くの林にオジロワシを見ることができました。初ワシ!興奮しますね。
補給食としてパンを食べて再出発。二人で漕ぐと半分休みみたいなものなので、面白いように進みます。
そろそろラベンダーも見頃になりました。道中たまたま見かけたので寄ってみます。
ハチさんがせっせかお仕事していました。
白いラベンダーがあるなんて、初めて知った!
・・・
朝の出発もゆっくりだったし、早々にお昼の時間に。道の駅 かみゆうべつ温泉チューリップの湯に寄ります。
ここでは久しぶりの牛丼を!なんというか、普通に美味しかった。笑
ここにも国鉄時代の列車が残されています。
名寄本線、勇網線の接続駅であった中湧別駅が保存されており、この道の駅は1987年に廃線となった旧中湧別駅の跡地に作られています。
雪国らしい、ラッセル車もあります。
列車の宿泊施設もそうですが、昔あったものを生かしながら未来に伝える。この地域は素晴らしい取り組みをされていると思います。
今度は左手に遊園地!?
道の駅に何故か遊園地がありました。北海道の道の駅は本当に何もない、只の公衆便所みたいなものからこういったものまで、多彩です。
計呂地交通公園
そんなこんなしていると本日の目的地に着きます。二人だと楽しいしあっと言う間!たまにはいいですね。
こちらも旧計呂地駅を利用した宿泊施設なんです。
客車にも泊まれるのですが、飲食禁止だったりします。
駅長の駅の方で宿泊。500円です。
こちらは自炊施設あり、冷蔵庫や炊飯器・電子レンジも完備の素晴らしい宿です。
居間では飲食可。この日は3人でゆっくり使わせていただけました。
壁には沢山の旅人名刺やチラシが。
札幌の理髪店、Mr.Bicycleのチラシもあります。250人と書かれているので10年ほど前?
初めて見ましたが、なんか文面とか挑戦的でイイですね。笑
鉄道にまつわる貴重な品々が展示されています。
国鉄からJRに移行する時のものや、
北海道らしい表示まで。暴風雪と吹雪の違いって、なんなんだろう。( ᷇࿀ ᷆ )
ここにはなんと五右衛門風呂まであります。
入ったことないから是非入りたい!炊きつけを管理人さんに教わってお湯を沸かします。普通面倒くさがったりするものかもしれませんが、快く色々と教えて頂きます。
相当久しぶりみたいで、最近はあまりなかったと、どこか寂しそう。今年第1号でした。(*´з`)
あ~最高じゃ(*´Д`*)
SLとサロマ湖を見ながら入れる五右衛門風呂とか、絶対ここ以外にないですよね!
それにしても身体が白い。どこかで帳尻つけないとな~。笑
駅長の家に戻り宴会!
炊飯器で炊いた米は美味しいなぁ~ 北海道産の豚肉も安くてしっかり厚みがあって美味しいし、言うことなし!
実は2人で交互に走っていたのですが、26km/hrとかで引き合っていまいした。初めて走るとなかなかペースが掴みづらいし、良いとこ見せようとしあってたみたい。笑
いやぁ~疲れた。
明日はゆっくり網走方面へ行こうと思います。うーそろそろ天気が怪しいのです。( ;∀;)
<データ>
出発地 道の駅 おこっぺ ルゴーサエクスプレス 8:20
到着地 計呂地交通公園(駅長の家) 15:00
走行距離 75.87
総走行距離 4569.43
平均速度 21.4
最高速度 42.1
獲得標高 205
<支出>
朝食 味噌汁 パン
昼食 900 道の駅かみゆうべつ温泉 牛丼大盛
夕食 ご飯 肉もやし炒め 卵飲料
食料品 690 もやし 豚切り落とし 卵 柿ピー
酒 264 ビール チューハイ
宿泊 500 計呂地交通公園(駅長の家)
使用金額 2354
【旅80日目】向い風を乗り越え、鉄道の宿へ!
7/10(水) 曇り 向い風爆風
おはようございます。
クッチャロ湖畔キャンプ場で起床します。昨夜は霧雨が降っていたし気温が低かったのでテントが結露したり濡れたりすることが必須。曇り予報なのでなかなか乾かず面倒くさいことになりそうだったので、使用していないステージの下にテントを張りました。お蔭で快適な睡眠と、手際の良い出発が出来そうです。(*´з`)
今日は100km先に泊まりたいところがあるのでそこまで頑張る予定、ロングライドです。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
朝は少し太陽が顔を出してくれました。
クッチャロ湖はその周囲と併せてラムサール条約に登録されています。春と秋にはコハクチョウのが飛来し、賑わうと言います。
凄いところの横で寝てたんだな~。こちらのキャンプ場は200円でした。
さて、今日はさらに道東へ向けて進んでいくのですが、すぐに曇り始めます。また東の風7mと爆風の向い風が吹き荒れていて、自転車を漕いでも14km/hr程度しか速度がでません。これには参った!ずっと3%程度の坂を登っているような苦しみです。みるみるテンション急降下、イライラしますね。( ;∀;)
なので風景を撮る心の余裕もなく、一心にペダルを漕ぎます
枝幸町(えさし)に入ります。
なんか"幸"って感じが町名に入るのっていいですね!牛さん~!
北緯45度を通過して南下していきます。
オロロンラインの"N"っていうモニュメントは有名ですが、こちらはなんか地味ですね。( ᷇࿀ ᷆ )
道路脇に鉄道の遺構を見かけたのでどこから走っていたのだろうなどと考えながら漕いでいたら発見。遺構の写真も撮っておけばよかった。。。
1985年に廃止された興浜北線(こうひんほくせん、浜頓別-北見枝幸)が走っていました。ここは日本一の赤字路線だったそうです。自動車が普及すると、こういったローカルな列車は利用者が少なく採算はとれませんよね。( ;∀;)
お昼ごはんはセイコマ。
今日はフライドポテトにトライ。なかなかの量が入って140円。少し時間が経っているのかシナっていますが美味しいです!納豆は栄養的に万能だと思っているので、とりあえず食べておきます。笑
ひたすら国道238号線を東へ・・・。路肩は広いし、車通りは比較的少なく、追い越す時も大きく膨らんでくれるので非常にありがたいです。
55kmぶりの信号。本当になにもない!宗谷岬から東側は車も急に少なくなります。
誰かが「道東は何もない、だがそれが良い」なんて言っていました。今日は向い風があります。( ;∀;)
心と命のオアシス、セイコーマート。全部よる勢いで立ち寄ります。本当に欲しいところにあるので、有難いです。北海道を旅する旅人は全員セコマラブになること間違いないでしょう。(*´з`)
スーパーにてご当地コーヒー牛乳を発見!180円くらいする高級品です。
牛乳の味濃すぎ!コーヒー感じない。笑 ミルクコーヒーだから、まぁそんなもんなんでしょうか。笑
山中唐突に出現するスクールゾーン。
北海道どうなっているんだ・・・。
長い直線の登りで遠くを走っていた銀色の商用車が突然止まります。近づくとどうやら鹿を引いたみたい。鹿さんは動かなくなっていました。( ;∀;) 北海道は鹿注意の看板が本当に多いんですよね!自分も鹿に注意、またこうならないためにも車に注意します。
鹿の親子がいました。
こっちをずっと見てきます。逃げない!なんて可愛いんだ。
昼過ぎ、神威岬を過ぎたあたりから道はやや山側へ入り、風は弱くなりました。本当に助かった・・・。なんとか100kmを走り切り、目的の宿へ到着。
道の駅 おこっぺは名寄本線 興部(おこっぺ)駅の跡地に建てられており、このディーゼル車輛は名寄本線を走っていたものだそうです。1両目は休憩所に、2両目は簡易宿泊所として無料で開放されています。なんて有難いんだ。
実際に走っていた車両にその場所で眠れる・・・鉄道が特別好きという訳ではないですが、なんかノスタルジーと歴史を感じていいですね。
この日は珍しくチャリダーが3人集まりました。近くの公衆浴場に入って久しぶりの人権回復!色々語らって、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日も今日と同じく移動の一日かな?天気は良さそうなので楽しみを見つけながらがんばるぞー!
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<データ>
出発地 クッチャロ湖畔キャンプ場 8:40
到着地 道の駅 おこっぺ ルゴーサエクスプレス 17:50
走行距離 105.17
総走行距離 4493.56
平均速度 17
最高速度 35.9
獲得標高 425
<支出>
朝食 パン
昼食 327 焼きそば 納豆 フライドポテト
夕食 パン
飲料 222 ガラナ よつ葉ミルクコーヒー
食料品 334 パン酒
買い食い 127 セイコマ 北海道メロンパン
入浴 440 興部町公衆浴場洗濯
宿泊 道の駅 おこっぺ ルゴーサエクスプレス
使用金額 1450
【旅79日目】極寒・爆風の最北端 宗谷岬到達!!
7/9(火)
おはようございます。
最北端 みつばちの家で起床します。歴史を感じる書き込みはいつまでも見て居られます。
見つけられた一番古い書き込みは1987年でした。
ちょっとアレな書き込みも。( ;∀;)
オーナーも若い!昔からずっと写真があります。
なんかよく分からないけど、旅の神様からの謎かけ。('Д') 考え込んでしまい、考えた結果よくわかりませんでした。笑
朝だらだらしていたらオーナーとお会いして色々お話しました。この歴史あるライダーハウスの土地も秋で売ってしまうとのこと。仕方がないとは言えやっぱり寂しいですよね。( ;∀;) 2号館が12人程度泊まれるらしいので、そちらで続けられるとのこと。オーナーももうすぐ83歳、是非お元気で!!
さて、今日は遂に最北端へ到達予定。元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
出るとこの曇天、そして逆風。
風車も進行方向を向いてバンバン回っています。つまりは向い風。
旅をしていたらこんな日もある。これを楽しまなくては!
と思いますが、やっぱり辛いですね。( ;∀;)
白い貝殻の道
宗谷丘陵の方に綺麗な道があるので行ってみます。
砕いた貝殻を敷き詰めた道がずーっと続いています。
青い空に白い道・・・サイコーだぜ! と楽しみにしていたのですが生憎の天気かつ爆風。引き返して平坦な海岸線を進む事にしました。( ´•д•`; )
稚内市発祥の地
江戸時代に鎖国令(1663年)を出した幕府はアイヌとの直接交易を禁止し、蝦夷地に入れるのは松前藩だけとしました。
ここ宗谷に松前藩の直轄地として宗谷場所が開かれたのはこの頃と考えられているそうです。
・・・
沖縄にあるゲストハウスの看板!
これを見たからには沖縄行ったら行きたいが3400km・・・流石に遠いなぁ(。-`ω´-)
間宮林蔵 渡樺出航の地
間宮林蔵は北海道に入ってから良く目にする名前です。
江戸時代後期の人物で、幕府の御庭番・探検家です。国後場所に派遣されていた1799年、この地を訪れた伊能忠敬に測量技術を学びました。1808年この地から樺太へ出航、探検し、樺太が島であることや間宮海峡を発見しました。蝦夷地の測量も行い、伊能忠敬のものと合わせて大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)の蝦夷以北は作成されたと言います。
なるほど、まだアイヌ人達が住んでいた北海道や北方領土に渡り、調査をした人だったんですねー。この碑がなかったら調べずにスルーするところでした。( ´•д•`; )
宗谷岬到着!!
表題つけちゃうほどの感動!
遂にやったぞー!
文字も大きくしちゃいましょう。笑
ここが現在行ける日本の最北端!福岡を出発して79日目・・・本当に色々あったな~。
旅はまだまだ続きますが、気持ち的に一区切りな感じになりますね!
雲ってたって、霧が出てたって、寒くったって、風が吹き荒れてたって、嬉しいもんです!ここまでテンション低めでしたが一気にあがりました。笑
ここに立つ銅像が間宮林蔵です。銅像なのに左側を向いてますね。
こちらから撮ると・・・
最北端の碑、そして遠くにある樺太を見つめる林蔵です。
渡樺する前この地で何を思ったのでしょうか。ワクワク?不安?自転車旅って、それぞれ内容は違うし、多くのものを得られますが、今まで何千人ってやったことがある人がいるんですよね。やっぱり最初に成し遂げた人って本当に凄いと思います。
最北のお土産屋たち。
こちらのお店に入りましょう。
気温は14℃!7月ですよ?半ズボンやばい、自転車から降りると震えます。でも上から着るのは脱ぎ着が面倒くさいという。笑
宗谷岬最北端ステッカーを買っちゃいました~!物色しているとなんと、小樽でゲストハウスをしているこばくんと遭遇!黒松内、小樽に次いで3週間で3回目!なんて偶然。いや、もはや運命?( ᷇࿀ ᷆ ) これから稚内へ戻って礼文島へ行くんですって。流石にもう会わないかな~。でも、いつかどこかで!
東京まで1108km。なんかこの距離って遠いと思いますか?私は「あ、そんなもん?」って感じです。旅をする前はなかった距離感というか、感覚でしょうか。日本って本当に大きいけどちっちゃい。フットワークは異様に軽くなりそうです。
ここ宗谷岬には沢山の建造物や記念碑があります。さすが最北端!
旧日本軍望楼
1875年、樺太千島交換条約によって樺太がロシア領となったことから国境となった宗谷は緊張感を増し、監視する為に1902年に建設されました。
登るとこのような感じ。天気が悪く43km先にある樺太が見えないのが残念です。
平和の碑
1943年頃、宗谷岬沖で日本海軍によって撃沈されたアメリカ海軍潜水艦「ワフー号」の乗組員80名と、ワフー号によって日本海で沈められた日本商船5隻の犠牲者696名を慰霊するため建てられた碑です。
あけぼの像
北海道の牛乳生産量100万tと飼育乳牛50万頭突破を記念し、1971年に建てられました。
開拓当初は畑作中心の農業でしたが冷害などで上手くいかず、酪農に転換したといいます。先人たちの苦労があって、今の北海道の風景などがあるのですね。
祈りの塔
1983年、樺太上空で旧ソ連に撃墜された大韓航空機の犠牲者269名を追悼し建てられました。
世界平和の鐘
よくある鐘じゃん!とか思っていましたが、大違いでした。
国連にある世界平和の鐘は、1954年に日本人が戦争の悲惨さと核廃絶を訴え寄贈したものだそうで、それが世界平和の鐘の始まりだそう。その思想を広げようと、世界に平和の鐘が作られていますがその第1号がこの1988年に作られたこの鐘だそうです。
宗谷岬にはこの地に関係のある碑もない碑も沢山ありました。日本一周と言わず、自転車などで旅をする人は他の突端には行かずとも宗谷岬には行く、という人は多いと思います。最北端はなぜか不思議な魅力があります。
間宮堂
最北端のラーメンを食べましょう!
福岡人としてはややムッとくる看板がありますがご愛敬。笑
名物の帆立ラーメン!
ゴロっとした帆立が入っています!これで大盛900円。
味は・・・うーん、美味しいのですが塩ってやっぱり少し物足りないですよね。帆立の風味はそれなりにあったのかな?寒かったので暖かいのを頂けて良かったです。ネットで調べたら美味しいと評判でした!
・・・
宗谷岬を後にします。
寒いし向い風強すぎるし、やだなーやだなー。とにかく無心にペダルを漕ぐことだけ考えます。風景も全く変わらない!5分で飽きます。
エサヌカ線という、海沿いを真っ直ぐ走れる良い道があるので凄く楽しみにしていたのですがこの天気なので、悩んだ結果山側の国道を走ることにしました。( ;∀;)
山側に入ると幾分風はマシになります。すこーーしだけこの判断が報われました。またいつか走りにこよう!
そんな中カントリーサインが出てくると進んでいると実感して嬉しいです。最早唯一の楽しみ。
猿払村に入ります。
ん?なんのマーク?エヴァンゲリオンの使徒みたいなやつと、樺太と猿払が点線で繋がっている?
調べてみると、「インディギルカ号 遭難者慰霊碑」というのがあり、昭和14年にソ連の「インディギルカ号」という旅客船が猿払村の沖にて座礁転覆した際に猿払村の住民が救助に協力した、ということで旧ソ連より贈られたモニュメントだそうです。うーん、その碑は見つけられませんでした。( ;∀;) また、猿払村は樺太との交流を推進しているそうです。それでの点線かな?
ユリ科の何か?綺麗だったので足を止めて撮影します。
道中、左側でガサっと大きな音が!確実に鳥などではなく、大型のもの!
く、くまぁぁぁ!?と慌てますが、よく見ると逃げていくシカでした。('Д')
北海道は本当によく動物がいます。
遠くを駆ける2頭の鹿。
キツネも。なんか可愛らしいですよね!触れないのが残念です。( ;∀;)
浜頓別(はまとんべつ)に入ります。
白鳥が有名なのかな?
今日の寝床はクッチャロ湖畔キャンプ場です。
凄く綺麗に整備されたキャンプ場!
湖畔に落ちる綺麗な夕陽が見れるらしいですが、この日は夕陽のゆの字も見られず。( ;∀;)
テントどこに張ろうかな~と考えていると、アメリカから来たチャリダー2人と話します。18歳で高校を卒業して大学入学までの間の休みを利用して日本を自転車旅しているらしい。日本が綺麗って聞いて、元々自然が好きだから日本に来たんだって。元々自転車旅とかはしていなくて、初めての旅が異国の日本!いや、本当に凄い・・・。本当に欧米人のこういった行動力って、見習わないといけないですよね!海外も旅してみたくなります。
65歳で北海道をバイク旅されている横浜の方とも沢山お話させて頂きました。40代でバイクに乗り始め、キャンプをし、60代で北海道旅にハマッたそう。もっと若い時からしていたら・・・とおっしゃってましたが、自分も同じ気持ち。旅ってそれほどインパクトあるし、この経験って物凄い影響力あると思います。ですが、年を召されても色々チャレンジしているのって本当素敵だと思いますし自分もそんな人生でありたいと思いました。
日も落ち辺りも冷えてきたのでテントに入ります。おやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
明日は行きたいホステルがあるので、ちょっと頑張って走るかな~。晴れてくれ~
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<データ>
出発地 最北端 みつばちの家 10:20
到着地 クッチャロ湖畔キャンプ場 18:30
走行距離 97.92
総走行距離 4388.39
平均速度 16.7
最高速度 41.3
獲得標高 467
<支出>
朝食 214 パン 焼きそば
昼食 900 間宮堂 塩ホタテラーメン
夕食
飲料 96 アップルジュース
食料品 525 パン だんご ポテチ
観光 595 ステッカー
雑費 108 ガス
宿泊 200 クッチャロ湖畔キャンプ場
使用金額 2638
【旅78日目】礼文島南部探索。ミシュランの地元ラーメンも最高!
7/8(月) 晴れ
おはようございます。
朝5時に起床・・・眠い。( ;∀;) やっちがお世話になっている昆布漁師さんのところでお手伝いするため早く起床します。眠いけど今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
礼文では最近養殖昆布を室内で乾燥させるのが主流みたいです。今日は乾燥させた昆布の取り込み作業。しっかり大きくて自分の身長よりもあるかも!そして暑い室内でやるのでなかなかの重労働です。大変だ!
1時間ほどお手伝いしてきました。
頂いた昆布の端。このまま黒いところをパキパキ小さく折って食べると、そのままオツマミになるくらい昆布の味が広がります。
おばあちゃんにおにぎりを頂きました。
大きくて、中にはうにの塩漬けが!朝からこんな良いものを食べれるなんて・・・。とろっとしたうにと白米の相性は最高です。ご馳走様でした。( ゚Д゚)ウマー
お世話になったやっちとなすくん。
やっちは筋トレ大好き、なすくんは絶賛花粉症で死んでました。笑
外に出てみると今日も快晴!!
双葉食堂
朝兼昼を食べに、島の食堂へ行きます。
ミシュランガイド2017北海道でミシュランプレート(審査員オススメ)に載ったお店なんです。
店内はご夫婦2人できりもりされていました。
観光客相手というより、地元の方が食べにくるお店といった感じ。前日に訪れた時は準備中でしたし、島あるあるの気分で開閉店している、そんなお店です。
この日入るとほぼ満席。少し待つけど良い?と尋ねられます。もちろん待ちますとも!(*´з`)
チャーハンは皆でシェア。働く漁師さんが多いから?味付けは濃いめで、パラパラ系としっとり系の中間のようなチャーハン。本当に美味しい!自分の中でのチャーハンランキングでかなり上位に来る相当好みの味でした。
味噌ラーメンを注文。寒い地方ならではのラードの膜があり、冷めにくくなっています。適度な味噌風味で麺は中太縮れ麺。良い湯で加減でスープがしっかり絡み、とても美味しいです。利尻も礼文も離島ですが、本土以上に美味しいラーメンがあるんですね!なすくんはカツ丼を食べてましたが、ボリュームがあって美味しかったみたいです。(*´з`)
・・・
色々島南部の観光へ連れて行ってもらいます。
猫岩
背中を丸めた猫が海を見つめているように見えます。かわいい。(*´з`)
桃岩
電柱と比較してみてください。この巨大さ!
誰かがおっ〇いじゃんと言っていました。誰や!笑
有名な桃岩層YH。
上の展望台へ行きます。
遠くからだとあまり猫っぽくない・・・。
イブキトラノオが咲き誇っていました!猫の尻尾みたいで可愛い花です。(*´з`)
遠くには利尻富士。こんな快晴の中登りたいものです。( ;∀;)
・・・
北から南まで、礼文島を出来る限り満喫できた気がします!
ホッケのちゃんちゃん焼きも食べたかったのですが、お店がお休みだったのが心残り。( ;∀;) どこに行っても思いますが、やっぱり数時間、数日ではその土地の本当の良さってわからないですよね。。。どこも良いところばっかりです。
フェリーターミナルでは桃岩荘の方々がフェリーをお迎えしていました。
17時台のフェリーに乗って礼文島を後にします。
利尻・礼文に2泊づつ、計5日間も居てしまった。本当に楽しかった!危うく沈没するところだったぜ・・・
やっちも最高のホスピタリティーで色々良くしてくれてありがとう。またどこかで!
いつものようにガッチリト自転車も固定してもらいます。
稚内へ到着。
島は快晴だったのに、こちらは霧に包まれていました。
最北端 みつばちの家
3kmほど走って今日の宿に到着。
1泊650円、充電30円です。
内装は古く、これまで訪れた様々な人の記録が壁一面にあります。一番古いのは1987年?30年以上も前から迎えてきたんですね。水回りはとても綺麗です!
ただ今年の営業をもってこの建物は取り壊されてしまいます。オーナーさんも今年82歳になるとおっしゃっていました。凄く元気な方ですが、いつまで続けることができるかわかりませんもんね。北海道ライダーの歴史と共にあるこの建物がなくなるのはとても残念に思ってしまいます。2号館があるので、そちらはで続けると言っていました。12名ほど泊まれるとのこと。
今回ここに泊まることができてよかった!
夜はセイコマブランドの話題のラーメン。
咽るほど辛いという噂だったですが、意外とわさび風味は弱く、塩ラーメンでした。笑
ライダー2人となすくん、計4人で写真を撮ったり北海道の話をしたり・・・歴史あるこの宿で、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は最北端へ行こうと思います!
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<データ>
やっちの家 12:00
到着地 最北端 みつばちの家 19:30
走行距離 3.63
総走行距離 4290.47
平均速度 14.6
最高速度 23.5
獲得標高 23
<支出>
朝食
昼食 双葉食堂 みそラーメン チャーハン
酒 276 ビール
交通費 4330 ハートランドフェリー(香深-稚内)
観光 300 礼文島フラッグ
宿泊 680 最北端 みつばちの家
使用金額 5770
【旅77日目】快晴の花の浮島で、愛とロマンの8時間トレッキング
7/7(日)快晴
おはようございます。
7時頃起きて外を確認・・・少しガスっている?でもこれは時間が経てば晴れそう!
礼文島と言えば花の浮島というぐらい、高山植物のお花畑が有名な島。それを十二分に堪能するためにはやはり歩くのが1番!ということで、島を縦走するようにトレッキングします。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
朝ごはんにカレーと焼きそばをガッツリと食べていざしゅっぱーつ!!
一番北のスコトン岬からスタート!やっちは昆布の仕事があるので海へ、なすくんと一緒に行きます。岬巡りコースを歩いてから8時間コースへ入るパンフレット等に載ってないロンングコースを予定しています。10時間くらいと言われているみたいなので、お花を楽しみながら8時間くらいかなーなどと考えます。
岬はまだガスがかかっていますが、だいぶ晴れてきました。一緒に写真を撮ってしゅっぱーつ!
まずは舗装された道路を歩きます。
すぐに側道へ入り、岬の稜線へ向かいます。
少しづつお花が増えてきました。
稜線へ出ると辺りはお花畑!そして海がとても綺麗!
濃いエメラルドグリーンで透き通っていて海底の岩がこの距離から見えます。
大好きなエゾカンゾウも沢山群生しています。あぁ~本当に今日は天気も良いし風も穏やかで、絶好のトレッキング日和!最高です。(*‘∀‘)
チシマフウロ
レブンシオガマ・・・かな?緑と青のコントラストがとても綺麗です。
??
歩いてきた道を振り返ります。遠くにスコトン岬とトド島が見えます。
高山植物が咲いていて、稜線のような道を歩きながら両側には海が広がる・・・日本でこんな景色が見れるところは日本で他にはないのではないでしょうか?終始テンション上がりっぱなしで写真を沢山撮ります。なので全然進まない。笑 日没までに終わればよしとしましょう。(*´з`)
遠くには利尻岳も姿を現してくれています。珍しく雲がかかっておらず、山頂まですーっと見ることができ、その雄大さに感動します。
道は上がったり下りたりしながら。この日の気温は20℃を超えるくらいまで上昇しており、半袖半ズボンで気持ちよく歩いていきます。礼文島はクマやヘビなどの害を与える動物がいないので、気軽に歩くことができるんです。
民家の横もルートに入っています。変化に富んでとても面白い!
集落が見えてきて、あそこまで一度下りていきます。
その右側に岬があるんです。
秘密の海岸のような場所に到達、澄海岬(すかいみさき)です。
本当に水が透き通っていて綺麗!神威岬が曇りで積丹ブルーが見れなかったのでよかったぁ~!(*´▽`*)
海で採れるものが置かれていました。今は雲丹のシーズンですねぇ。エゾバフンウニが有名ですが、高過ぎです。( ;∀;)
岬は歩いているとアップダウンがあってなかなか疲れます。
利尻岳、礼文岳を連日歩いてきたのでここでエネルギーチャージ!
北海道らしくガラナをいただきます!冷たい飲み物が飲めるなんて嬉しい。
澄海岬にはこのコース唯一の売店があります。
トドの肉が売られていたので初めて食べてみます。礼文島に住む漁師が撃ったトドから取られた肉だそう。有名な方で、情熱大陸に出演していたのを見たことがあります。
トド肉は脂身が多く臭いもあるのでそれを落とし、赤身だけにしてよく調理してあるとのこと。食感は肉なのですが、味は魚っぽい?かなり甘辛く煮込まれていて美味しいです。まったく臭みはありませんでした。( ゚Д゚)ウマー
再び山の上を歩いていきます。
眺望がよくサイコーに気持ちいいです!
再度登山道を歩いたり。
トウゲブキ
そして遂に!このトレッキングで一番見たかったお花に遭遇します。
レブンウスユキソウ
しかもなかなかのサイズ!礼文島固有種でここでしか見られないお花なんです。右側が切り立った崖になっているところの道脇に咲いていました。歩いていて見つけられたのはここだけ。本当にラッキー!
軽い渡渉があったり。
かなり急なザレた道を下りて行ったりします。
アナマ岩
この右側に切り立ったところを下りてきました。ロープはあってないようなもの、結構ザレていて滑るのでやや大変でした。
海岸線を歩いていきます。
今度は海岸線の岩場!
本当に変化に富んだコースで歩いていて飽きず、とても楽しいです。
流木に赤テープが巻かれていて、コースガイドとなっていました。
宇遠内(うえんない)の町に到着します。ここでも売店があるらしいのですが、この日は開いていませんでした。町との車が通れる道路もないとのことで、船での移動が基本となるみたい。空き家も目立ち、町としての寿命はそれほど長くないのかもしれません。
切り立った崖の横のザレた道を上がっていきます。
最後は香深井林道をさくっと歩いて緑ヶ丘公園キャンプ場へ戻り、トレッキング終了です。24km程度、とても楽しく歩くことが出来ました!大満足!
礼文島に来たのであれば、この自然を満喫しないと勿体ない!天気さえ良ければ安全に気持ちよく歩けますので、是非歩かれてみてください。(*´з`) なかなかスリリングな部分もあり、男女で歩くと愛が芽生えることもあるとかないとか。。。自分はナスくんとだったので、ちっともそんなことはありませんでした。笑
・・・
やっちの仕事が終わるまでキャンプ場でだらだらしながら過ごします。その後回収してもらい家に戻り、夕陽を堪能。
この日は1日とても良い天気で、綺麗な夕陽をみることができました!
7月7日は七夕!ということで天の川を見てみたいと思います。
カメラで星空をきちんと撮るのは初めて。三脚が数日前に壊れてしまったので、なんとか固定して撮影開始。上手く撮れるかな・・・。
撮れた写真はこちら!個人的には満足です。(*´з`)
周りに明るいものが全くないので星空がとても綺麗。肉眼でも天の川が見えるし、たまに流れ星も見ることが出来ます。6月からしばらくずっと曇りや雨で、晴天は全くなかったとのことで、運も良かった!大満足の礼文島になりました。
明日はようやく稚内に戻り、道東へ向けて出発したいと思います。しばらくは自転車かな?頑張ります。おやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 やっちの家 8:00
到着地 やっちの家 16:30
走行距離 0
総走行距離 4286.84
<支出>
朝食 カレー 焼きそば
昼食 おにぎり パン
夕食 宴会
飲料 170 ガラナ
買い食い 300 トド串
宿泊 やっちの家
使用金額 470
<トレッキング> 礼文島トレッキング
時間 6時間18分
高度上昇 884
距離 24.12
【旅76日目】花の浮島・礼文島へ上陸!
7/6(土)晴れ
おはようございます。朝の写真を撮り忘れてしまい、凹んでいます。( ;∀;)
利尻岳登山の疲れもあったので昨夜はがっつり眠ってしまいました。テントの中が暑くなってきてようやく起床、ゆっくりと片付けをします。2泊同じテントに泊まるとなかなか荷物が散乱してきて大変。。ですが今日は礼文島へ渡る日!フェリーは待ってくれないので、それまでにやりたいことをするためなんとか片付けを行い、しゅっぱーつ!
それでは今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
島の反対側まで自転車を漕ぎ、再度味楽の焼きしょうゆラーメンを食べに行きます。
何度食べても昆布の出汁が効いたラーメンが美味しいわぁ~!至福の味です。
東京から食べに来ると片道8時間かかるとのこと。福岡からだとさらにかかる?しっかり食べておかねば!( ゚Д゚)ウマー
北見富士神社
一昨日訪問した時に宮司さんが不在で、御朱印を頂けなかったので再訪します。
当神社は江戸時代、北国の富士山とも呼ばれる利尻富士がそびえる利尻島で、北見富士権現と称し漁場の鎮護として祀られたのが興りです。大国主神をはじめ多数の神様をお祀りしており、縁結びの神様とも言われています。
こちらでは面白い御朱印がいただけるのですが、島で宮司さんはお一人・・・なかなかお会いできなかったので電話で予定をお聞きして伺いました。そしてようやくいただけた!10分ほどかけて丁寧に書いていただきました。(*‘∀‘)
左は利尻山神社、右が北見富士神社のものです。名産の利尻昆布やエゾバフンウニなど書いてもらえるんです!ありがたいなー。旅の安全など祈願いたしました。(*´з`)
・・・
さて、そんなこんなしていたらフェリーの時間が怪しくなってきましたので急ぎ気味に戻ります。
今日は快晴、遠くには礼文島がハッキリと見えます。
島の道。珍しく防雪柵が道の左右にあります。島だけに風が強く、物凄い地吹雪になるんでしょうね。( ;∀;)
ダッシュしてフェリー出航8分前になんとかフェリーターミナルへ到着。間に合ってよかった・・・。
いつものように自転車を固定して貰います。
所用時間は1時間弱、あっと言う間に到着です。
いざ、上陸!!
礼文町にもカントリーサインが。地蔵岩とレブンアツモリソウですね。(*´з`)
礼文厳島神社
早速神社へご参拝します。
文化5年(1808年)、宗谷場所の請負人である藤野喜兵衛が奉還し祠を建てたのが創祀といわれています。
宮島の厳島神社と同様、水の神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
託宣の神 事代主神(ことしろぬしのかみ、えびす様)
力の神 三吉大神(みよしのおおかみ)
がお祀りされています。
夏季には拝殿が公開されています。
天井画。礼文島の花々を描いた42枚の画が飾られています。姿の異なる複数の草木を同様の模様で表すのは凄いです。
・・・
利尻島最高峰の利尻岳に登るため、自転車で登山口へ向かいます。
利尻岳もハッキリと見えます。山頂からは雲海かな?
ガスじゃないだけ羨ましい!!
島には1店舗だけコンビニ(セイコーマート)があります。パンなどの一部は本土よりやや高めですが、ほとんどの商品は同価格です。黒字経営できているのかな?恐らく企業努力でどうにかしているのでしょう。セイコーマートの地域への根差しっぷりには驚かされます。
礼文岳
礼文島最高峰(490m)で片道4.9kmの軽い登山です。
ただこの標高で森林限界が見られ、お花や眺望が楽しめる楽しい山なんです。夕方からですが行ってきまーす!
海抜0mから登っていきます。すでに笹が道の両端に生えています。
少しすると木があり、登山道っぽくなってきました。
斜度は緩やかなので、ハイキングのような感じで軽く登っていきます。
道中は沢山のお花が!
レブンシオガマ
エゾカワラナデシコ
大好きなエゾカンゾウ
ハマナス。北海道の花ですね!九州では見ることのできない花です。
今年は5月の気温が高かったので、高山植物は早めに咲いてしまい、期待していたよりは残っていませんでした。それでもこの種類!
木々を抜けると山頂は目の前!進むべき道がわかり、軽く稜線を歩いているような気分にさせてくれます。
礼文岳山頂!
1時間程度で軽く登れてしまいます。達成感はあまりないですが、それでもこの景色!思わず声が出ます!
礼文水道を挟んで利尻山が遠くに見えます。本当に島が山なのか、山が島なのか・・・。どっしりとしていてとても綺麗!そしてこれだけ快晴なのに、山にだけ雲がかかっているんですよね。流石です。( ´•д•`; )
どこまでも広がる青。最高の日に礼文島に来れました。
登ってきた道。影で遊んでみたり。
山頂は自分独りだけ。カメラをセットして写真撮って・・・遊んでいたら30分はあっと言う間に軽く経ってしまいました。(*´з`)
・・・
山からササッとおりて、やっち、なすくんと合流します。共に過去自転車で旅をしていた旅人で、やっちは今昆布のバイトで礼文に住んでいるんです。SNSで知り合い落ち合うことになりました。(*´з`)
北限の岬、スコトン(須古屯)岬に沈む夕陽。右に浮かぶ島はトド島です。
この写真にはありませんが、100km先にある樺太(サハリン)の島影がうっすらと見え、感動しました。昔は日本だったし、稚内から船もあるんだけどな~。。(。-`ω´-)
礼文島は久しぶりの晴れみたい。夕陽を見に人が集まってきます。
ゆっくり沈んでいく夕陽を見たのって久しぶり。ここ最近天気が本当に悪かったですから。( ;∀;) やっぱり晴れがいいですね!
セウコマ北海道セットで乾杯します。夕飯はやっちが振舞ってくれました!
色々旅の話、そして旅を終えてからの話をします。旅を終えた旅人がどうなるのか、普段聞くことがないから新鮮な気持ち。それぞれ色々と考えてやりたいことが見つかり、行動しているようです。安心しました。(*‘∀‘)
明日は礼文島を満喫するため、ちょっと沢山歩いてみようと思います。
朝早いのでちょっと早めにおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出出発地 利尻島 ファミリーキャンプ場ゆ~に 9時30分
到着地 やっちの家 19:00
走行距離 37.05
総走行距離 4286.84
平均速度 20.1
最高速度 37.9
獲得標高 564
<支出>
朝食 パン
昼食 950 味楽 焼きしょうゆラーメン大盛
夕食 宴会
食料品 572 パン おにぎり酒
交通費 1690 ハートランドフェリー(鴛泊-香深)観光 2470 御朱印(1000) 登山バッジ(利尻岳440、礼文岳380) ステッカー(利尻島300、礼文島350)
宿泊 やっちの家
使用金額 5682
<登山データ> 礼文岳
標高 490
登り 1時間1分
下り 50分
登山口 内路登山口
高度上昇 460
距離 8.78
【旅75日目】最果ての百名山、憧れの利尻岳(利尻富士)に登る
7/5(金) 曇りのち晴れ
おはようございます。
2時30分に目覚ましをかけたのですが、二度寝をかましてしまい、危うく寝坊するところでした。慌てて起きて時計を確認すると2時49分・・・あぶねぇ。('Д')
いつものようにパワーの源、お米とお味噌汁で力をつけます!
楽しみな利尻岳登山!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
外はうっすらと明るくなってきています。テントの外に出て天気を確認。
山は雲に覆われていますが、雲の切れ目は見えます。これはわずかに期待できるか!?
やる気が出てくるとともに目が覚めてきました!
しっかりと準備をして出発!
キャンプ場から登山口までは登りが2km続きます。普段のパニアを外してお出かけ快速使用のFederalちゃん。荷物がないとこんなにできる子なの!?すいすい登ります。
この日は利尻島で再会した同じ九州、熊本発のらふさんと一緒に登山することになりました。函館ぶり!
利尻岳登山
時刻は4時前。概ね予定通りに登山開始します。
利尻山は標高1721mの独立峰で利尻岳、利尻富士とも呼ばれ、日本百名山、新・日本百名山、花の百名山、新・花の百名山に選ばれる素晴らしい山なんです。20万年前から火山活動を行い、4万年前に現在の形に近いものとなりました。有史以来噴火の記録はなく以前は死火山とされていましたが、定義の改変と共に現在は活火山とされています。利尻島という日本で18番目の大きさを誇る離島にどーーんと高く聳え立つ独峰に、ずっと登りたいと思っていました。ついに!ワクワクが凄いです。笑
まずは登山口から500mほど歩いたところにある甘露泉で水分を補給します。
日本の名水100選にも選ばれていて、最北端の名水なんです。飲んでみるととても滑らかで柔らかい!甘いと感じる・・・と言いますが、甘いは言い過ぎかもしれませんがとても飲みやすく、すーーっと吸収される感じがします。これをたっぷりと補充して登山に持っていきます。( ゚Д゚)ウマー
まずは木々のトンネルをくぐっていきます。
登山道はさすが100名山、入山する人も多く歩きやすく整備されています。
途中太陽がちょっとだけ顔を覗かせます。
お・・・これは!?少し期待しちゃいます。
6合目の第1見晴台(707m)から進行方向を。
まだまだ頂上はこの奥です。森林限界を突破します。
下を見ると半分雲海がかかっていました。
花100名山だけあって、そこかしこにお花が咲いていました。
チシマフウロ?
エゾカンゾウ
8合目の長官山(1218m)に到着。
昭和8年に北海道庁長官がここ8合目まで登ってきたことから、その名が付いたようです。ここからまだ500mも標高を上げなくてはなりません。少しづつ露岩が出てきており、登りづらくなってきました。
山頂を見ると、少しガスががってきます。左手には万年雪、右下には避難小屋が見えてきます。木々の間にこれから登るルートも見え、ワクワクします。
登山道の右側はかなりガレており、一部崩落していました。
避難小屋に到着。
中には30人ほどが収容でき、非常時の水などが保管されていました。登山道の崩壊を防ぐために緊急時以外の宿泊は禁止されているので、出来るだけ日帰り登山をするようにしましょう。
低木のトンネルをくぐって超えていきます。登山道がかなり削れてくぼんでしまっていることが分かります。
9合目に到着。
遂に、あと1合です。うーーん、うっすらガスがかってますか?( ;∀;)
ミヤマアズマギクが鮮やかに、よく咲いています。
あ、あれ?
急にガスの中に包まれ、あっと言う間に眺望を失います。
海に浮かぶ独立峰なので天気がコロコロと変わってしまいます。( ;∀;)
こういった時はお花を楽しむしかない!
エゾツガザクラ?
この時期本当に北の山は高山植物が豊富で楽しませてくれます。
剥きだしの地面。沓形(くつがた)からのコースと合流します。
利尻岳は火山の活動が収束してから長く経過しており、また噴火時の噴出物が堆積しただけなので崩れやすく、登山道の崩落がかなり進んでいます。崩壊を食い止めるための整備がされているので登りやすかったですが、長く登る為にも大切に登る必要がありそうです。
頂上直下のスリットがあります。
高さは3mにもなります。長年凍結と融解を繰り返し、浸食が進んだそうです。
利尻山はその尖った山容もですが、厳しい自然と共存して今の形があるんですね。
山頂まであと少し!!
登山道は滑りやすい堆積物が積もっているので注意が必要です。
そして、ついに・・・
山頂へ!
憧れの利尻岳に登れてうれしー!!
ですが、ガスガスで眺望はありません。海の中に浮かぶ山なので仕方ないですね。下から見ていても本当に一瞬で雲がかかったり晴れたりします。( ;∀;)
山頂の祠には可愛らしい置物もありました。
すこーしガスが晴れたところで、ローソク岩がかろうじて視認できました。溶岩が流れた後にこういった岩が形成されていたようです。
一緒に登ったらふさんとも。登った時はまだ早い時間だったので、頂上に自分たち以外人がおらず、二人占めできました。(*´з`)
頂上でまったりお昼ご飯・・・ではなくまだ7時台なので朝ごはんですね。食べていると続々と登山客が上がってきました。
時々明るくなるので、晴れないかなーーなんて淡い期待を持ちながら写真を撮って遊び、1時間ほど待ちましたが結局青空は見えませんでした。
ですがこの斜面のお花畑!とても綺麗で感動ものの絶景です!
遠くで雷の音もし始めたので、ゆっくりと下山を開始します。
名残惜しい頂上。次は是非快晴の時に!!こういった宿題があっても良いのかもしれない。(*´з`)
時間と共にガスは濃くなっていき、少し下山しても下は完全に見えなくなってしまいました。早く登っておいてよかった!
下山は、ガレなどのせいでかなり滑ったりして危険。3時間ほどかけて注意深く下ります。そしてキャンプ場に帰還。
登頂を祝って昼間っから始めます。ビールは安定のセイコマビール!1本138円と安いのですが普通に美味しいんです。( ゚Д゚)ウマー 登りは全然疲れはなく快調だったのですが、やっぱり下山は筋肉を使い疲れますね。こんな時に頑張って移動してもあアレなので、今日は余韻に浸りつつキャンプ場でゆっくりすることにして、洗濯したり足湯につかったりしながらだらだらしていました。( ᷇࿀ ᷆ )
明日は午前中利尻島を回り、午後に日本最北の島・礼文島へ行こうと思います!それでは早い時間ですがおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<支出>
朝食 お茶漬け 味噌汁
昼食 肉 野菜炒め
夕食
食料品 948 肉 ビーパン もやし パン
酒 414 ビール
洗濯 250
宿泊 500 利尻島 ファミリーキャンプ場ゆ~に
使用金額 2112
<登山データ>利尻岳
標高 1721
登り 3時間30分
下り 3時間9分
登山口 鴛泊登山口
高度上昇 1455
距離 14.05
主なピーク 長官山 1218.7
【旅74日目】魅力いっぱいの利尻島1周ポタリング
7/4(木)晴れ
おはようございます。今朝は6時前に起床!めずらしく早いんです。天気を見て・・・うーん、明日利尻島の天気は今一つっぽい。( ;∀;) だけど日程的にそこまでゆっくりはできないので、好転することを祈って渡島することにします。フェリーの時間は7時15分と早いのでゆっくりしてはいられません。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
ライダーハウス みどり湯
ここは必ず21時に全員集合し、集合写真を撮影します。
そしてオーナーの昌子さんの司会でミラーボールが回り始め、スポットライトを浴びつつ各自自己紹介を行います。そして皆で肩を組んで松山千春の大空と大地の中でを歌います。昌子さんいわく、とても北海道らしい歌なんですって!北海道の開拓の歴史を思い浮かべながら、自分の漕いできた道を思い出すと・・・お酒も入ってか不思議な感動と一体感が湧いてきます。これからこの曲を聴くたびに、このライダーハウスと旅のことを思い出しそうです。(*´з`)
北海道のトウモロコシ焼酎が真ん中に2本置いてあり、皆で飲みます。芋とかと比べて飲みやすいです。そして23時にはサクッとお開きになるのでした。
朝は静かです。自分が最初みたい。
フェリーターミナルまでは3kmほど、無事間に合い乗ることができました。
朝の稚内の町は霧がかかっていました。神秘的ですが、晴れて欲しいな~。
不穏な袋で心配になります。
が、この日の海は穏やか。ほとんど揺れは感じませんでした。
船内で朝食を食べたりブログを書いたり、島の情報を仕入れているとすぐに到着を告げるアナウンスが流れます。1時間40分ほどでした。
甲板に出てみると目の前には利尻岳!島の中心にどーーーんと、それはもう美しく、力強くそびえています。山頂は見えませんが、この感じは雲海なのかな?晴れてきそうです!早く登りたい~!!(*´▽`*)
自転車の元へ行きます。今回もしっかりと固定してくださっていました。
フェリーを下りて、観光案内所でパンフレットや情報を仕入れます。
そして自転車の空気を入れたり少し整備して準備OK!今日は島1週ポタリングをすることにします。
右回りで、海を左に見ながらぐるーっと回ります。
漁師のおじちゃんが魚を捌き、その内臓に群がるウミネコ。
道路の脇にも、普通に綺麗な花々が咲いています。
天気も良くとても気持ちいい!
北海道の灯台はどうやら紅白模様が多いのかな。雪に目立つように?青空にとても映えて綺麗!
出発してから追い風!とても気持ちよく進みます。利尻島、幸先が良い気がします。(*´з`)
沼浦展望台に到着。
白い恋人推しの展望台でした。笑
白い恋人のクッキー、知らない人はいないくらい有名な北海道土産ですが、そのパッケージに描かれているのが利尻岳なんです。
パッケージと同様の角度の利尻岳が見える場所なので、白い恋人の丘と言います。
くぅ~今日も山頂には雲が・・・。( ;∀;)
パッケージのようには見えませんでしたが、とても大きく聳え立つ雄大な姿に感動しました。早く山頂に立ちたいぜ!
愛車とも一枚。(*´з`)
オタトマリ沼に映り込む逆さ利尻を狙いに・・・
行きましたが水面バシャつきすぎ!鳥たちが飛び交って水面が荒れ、到底映り込みは期待できなさそうでした。( ;∀;)
利尻町に入ります。
冬の利尻山と温泉・・・浸かっているのは昆布?いい出汁が出そうだ。笑
そんなしょうもないことを考えながら走っていると昆布が沢山干されていました。
有名な利尻昆布!しっかり大きくて・・・一体いくら分なのだろう?
やっぱりくだらない事しか考えられない頭みたい。笑
仙法寺御崎公園へ。
ここは人気の場所で、ゴマフアザラシのワカメとコンブが天然のプールにいるんです。ブシューっと息を吸って、お腹のゴマ模様を見せながら泳ぐ姿はなんとも可愛らしい!癒されます。( ᷇࿀ ᷆ )
利尻町立博物館
利尻の文化や自然、歴史に触れる為訪れました。
巨大なトドやゴマフアザラシの剥製が出迎えてくれます。
ここ、北方の島でもやはり明治~昭和にかけて鰊漁が盛んだったらしく、一攫千金を夢見て東北から出稼ぎにきていたそうです。鰊番屋の様子が再現されています。
また、利尻島にも旧石器時代から人が住んでいて、その出土した土器なども展示されていました。こんな周囲と隔絶された地にわざわざ昔から人が住んでいたなんて、驚きです。200円で利尻のことを勉強できるので、オススメの場所です!
・・・
外には干された昆布が目立ちます。
天気も良くきもちいー!
北のいつくしま弁天
海に突き出した神社もあり、なんとなくパワーを感じて御参拝します。
味楽
利尻島には有名なラーメンがあるんです。是非とも行きたかったところ!
焼きしょうゆラーメン大盛を注文。
利尻昆布でとった旨味が凝縮したような出汁に、醤油を焦がした香ばしい香りとしょっぱさが追加されたスープです。スープの旨味が強すぎて甘いんです。これは凄い!
味楽はミシュランガイド北海道2012と2017でビブグルマンに選ばれているんです。その立地から日本一行きづらいラーメン店とも・・・。本来は木曜日定休なのですが、たまたま日本丸という大きな客船が来航するとのことで、開けていました。本当に食べれて良かった!
・・・
この日は久しぶりの晴れ!太陽の光を思いっきり浴びます。
遠くに見えるのが礼文島です。花の綺麗な島らしく、行ってみたいな~。
利尻富士町に戻ってきました。
夏の利尻岳と、登るシマリス?エゾリスは居るっていう話はあるけど確認とれていないみたいです。
ウミネコが沢山生息していました。カモメとの見分けが難しい・・・。
遂に山頂を現した利尻岳!古い火山で、先端が鋭く尖っています。とても雄々しくてカッコいい姿です。のぼるぞ~!!
1週約55kmの島めぐりを終えて宿泊地に向かいます。ずっと海岸線なので起伏があったし、前半は追い風・・・ということは後半は向い風。午後から風も強くなってなかなかに疲れました。( ;∀;)
登山口近くのキャンプ場に宿泊。利尻岳の先っちょだけ見えます。笑
明日は曇り予報・・・。少しでも景色が楽しめることを祈って、早めにおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 ライダーハウス みどり湯 6:15
到着地 利尻島 ファミリーキャンプ場ゆ~に 17:00
走行距離 60.3
総走行距離 4241.03
平均速度 17
最高速度 30.5
獲得標高 572
朝食 弁当
昼食 950 味楽 焼きしょうゆラーメン大盛
夕食 ハヤシライス
食料品 1179 パン おにぎり 豆腐 カツゲン コーラ
交通費 4030 ハートランドフェリー(稚内-鴛泊)
観光 200 利尻町立博物館入浴
宿泊 500 利尻島 ファミリーキャンプ場ゆ~に
使用金額 6859
【旅73日目】高山植物に囲まれた最高のオロロンライン最終章
7/3(水)曇り一時晴れ/雨
おはようございます。
プレハブのようなライハで目覚めます。周りの人は当たり前のように出発済み。自分はのんびり準備して出発です。今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
天塩という町のセイコマで朝食です。ここを過ぎると60kmなーーんもないんです。オロロンを自転車で行く人は必ずここで補給が必要です。
この前にグラノーラと味噌汁を食べていましたが、さらにいつものペペロンチーノと納豆を食べて力を付けます。(*´з`)
稚内まで67km!ここを一気に漕ぎ切ります。
その前に川口遺跡という擦文文化の遺跡があった場所があったので寄ってみます。
木のトンネルをくぐってみるとよくみる竪穴式住居などありました。
石像もありました。
天塩川まで出てきました。この砂丘上に遺跡は存在したらしいです。
かすかに有名な風車が見えます。あそこまでいくぞー!!
利尻礼文サロベツ国立公園へ入ります。ここからがオロロンライン後半戦、本番です!
有名なオトンルイ風力発電所。この日は曇り・・・本当にたまに日差しが見えます。本当は晴れて欲しいけど、こればっかりは仕方ない。昨日まではこの辺り雨だったみたいなので、良しとしましょう!
自転車をこぎこぎ・・・。途中でチャリダーと会ったり、バイカーとYEAHしたりしながら進みます。今日は左後方からの風、進む進む~!(*´▽`*)
北半球の中心点を通過!N!
豊富町に入ります。
利尻岳と牛と温泉。油田を掘っていると出てきた温泉があって、アトピーなどの皮膚病に凄くいいと有名らしいです。出会った旅人で、ここに湯治に行く方もいました。
この辺りで昨日夜話していたカズキくん達と再び会い、自然と一緒に走ることになりました。初めての3人パーティーです。(*´з`)
左手、海の方を見てみます。
利尻島がうっすら見えます。雲が~。。。利尻岳がどーーんと雄大に見えるはずなのですが、まぁ仕方ないですね。( ;∀;)
走り始めて30km程度、オロロンライン唯一の信号です。
この時期のオロロンラインの名物はお花畑!本州だと2000m級の稜線に咲くような花が、平気で横に咲いています。
エゾニュウ
なんの花?
牧草ロールが大量に転がっていました。ずっとこんな感じでお花と雄大な景色が楽しめます。
高原植物を見ているとその先には海で島が見える・・・なんとも不思議な感覚です。
続く直線、今日は最高に気持ちいい!昨日のはなんだったんだ。
オロロンライン最高!!
最北の町、稚内へ到達します。
利尻富士と氷雪の門と、、、なんの花?
道中カラフルなハスのモニュメントを発見!
抜海霊園の前の池に水連がこれでもかと咲いています!
モネの池に引けを取らないくらい!人も少ないし、凄く癒されました。予想外の花が見れたな~。
坂を登ると稚内、岬に通って行くと野寒布岬(ノシャップ)の分岐へ到着。
オロロンラインは終わり、ここからは市街地エリアになります。取り合えず坂を登らなくて良いことを喜びます。笑
無事カエルロードと言うらしく、道の至る所にカエルが居ました。カエル以外も怪しいやつが混じってますが・・・。
キタキツネ。
北海道は道路を走っていたり、キャンプ場に普通にいます。ネコやイヌより良く見かけるくらい。凄く可愛いのですがエキノコッカスという寄生虫を持っているので、絶対に触ってはいけません。
ノシャップ岬近くのグラウンドゴルフ場にて。
エゾシカの群れを発見!ここ牧場じゃないんですよ?ビックリ!自転車漕いでたらむっちゃ動くのが居たので行ってみたらコレです。
道中至る所にシカ注意の看板がありましたが、こりゃシカおるわ!
草をハムハムしていたらグラウンドゴルフ中のおじさんに追い払われる図。人もシカも慣れたもんです。
そして遂に・・・
ノシャップ岬に到着!
ここでカズキくん達とはお別れ。北海道に回ったら新潟から静岡までアルプスを縦走するんだって!なんて羨ましい計画・・・。色々と話したりないこともあるけど、限られた時間の中で刺激ももらったし、一緒走れて楽しかった!またいつかどこかで。(*‘∀‘)
稚内港北防波堤ドーム
稚内港の防波堤、稚泊連絡船(戦前稚内と樺太を結んでいた)の桟橋から駅までの乗り換え通路用に昭和11年(1936年)に完成したドームで、土木遺産にも指定されています。
以前は稚内を訪れる旅人がこのドームの下にテントを張って野宿・・・というのが定番だったのですが、近年ネットなどで色々と問題があって、野宿禁止となってしまいました。( ;∀;)
・・・
最北の駅!駅舎から線路が伸びています。以前は稚内からさらに北、防波堤ドームまで線路が伸びていて、ドーム内に稚内桟橋駅があったそうです。
駅から突き出して線路を残すなんて、面白い試みです。(*´з`)
恒例の最北端のマクドナルド。
今日はライダーハウスに宿泊です。
稚内は人気の観光地なので、ライハやゲストハウスが多数あります。
ライダーハウスみどり湯へ。1000円素泊まりの宿です。ここも少しクセがあって面白い宿みたい。楽しみ!
男部屋は2回ですが、ベッドと毛布が使えます。20人くらいは泊まれそう!
夜はイベントが色々あり、23時消灯です。明日また詳しく書けたら。
明日は島へ渡るか考え中・・・天気次第ですね!天気予報はなんとか晴れそうな感じですが、ここ北海道で予報はアテにならないのが薄々分かってきました。早起きして考えようと思います。それではおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
到着地 ライダーハウス みどり湯 17:00
走行距離 83
総走行距離 4180.73
平均速度 17
最高速度 30.5
獲得標高 572
<支出>
朝食 187 グラノーラ 味噌汁 セイコマ(ペペロンチーノ 納豆)
昼食 390 マクド
夕食 428 西条 弁当
食料品 314 弁当 ラスク
酒 138 ビール
買い食い 212 まるごとバナナ
観光 100 みどり湯ステッカー
宿泊 1000 ライダーハウス みどり湯
使用金額 2669
【旅72日目】オロロンを舐めるな。辛くて仕方のない1日。
7/2(火) 曇り
おはようございます。
昨夜は三毛別熊事件の動画、熊嵐を見ながらお酒を飲み、皆で楽しく話しながら就寝。
朝起きて空を見てみると、どうやら雨の心配はなさそうです。今日は稚内の手前まで進むことにします。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
インターネットよく見かける熊の像を発見。
自転車と比べたらその大きさが分かります!でけぇ!
横からみるとこんな感じ。まさかの両面仕様でした。( ᷇࿀ ᷆ )
苫前郷土資料館
北海道に入ってまだ資料館へ行ってませんでしたし、熊事件のことも詳しく知りたいので苫前郷土資料館へ行きます。
旧苫前町役場を改装した趣のある建物です。
早速熊のお出迎え!こんなのが急に目の前に現れたらドキっとするというか、頭真っ白になりますよね。この地で射止められた熊の剥製も多数展示されています。
三毛別ヒグマ事件は1915年(大正15年)に起きた、熊事件史上最悪の事件です。食料を探していた熊が開拓していた村を12月9日に襲い、女性と子供を食い殺します。その味を覚えた熊は再度村へやってきて、10日とあわせて2日間で計6人を殺害、3人が重症を負った事件です。
こんな感じで熊が入ってきたのだとか!恐ろしすぎる・・・。( ;∀;)
熊は12月14日にマタギによって打ち殺されました。そんな事件が起こった地なんです。
他にも多数の、昔この地で使用されていた道具などが展示されています。稲作で使用する道具はほぼなく、鰊漁などで使用する道具が多い印象です。
昭和62年に廃線となった、昔この地を走っていた旧羽幌線で使用されていた物も。好きな人は好きそう。旧羽幌線は1927年(昭和2年)に一部が開業し全線開通は1958年(昭和33年)と建設に長く時間がかかったにもかかわらず、自動車などの発達によってわずか30年で廃線となってしまった、少し残念な路線です。
北海道の歴史も学べます。
北海道ではその気候条件から稲作をするこが出来なかったので、弥生時代というものがありません。
本州では奈良時代と言われていた約1400年前まで、土器文化でした。擦文土器という土器が使用されています。その後本州やロシアなどの交流が進み、アイヌ文化などが生まれていったと言います。全く別の角度から発展を遂げたのに、日本として存在する・・・なんだか不思議な感じです。
・・・
三毛別に熊襲撃現場の復元があるのですが、往復40km近くあり、また自転車では雰囲気的に恐ろしくて行きたくないのでスルーしました。( ᷇࿀ ᷆ )
羽幌町へ入ります。カントリーサインはウミガラスですね!その鳴き声からオロロン鳥とも呼ばれ、このオロロンラインの名前となっています。
TIARAのソフトクリーム
大きくて美味しいソフトクリームがあるという噂を聞いて行ってみます。
BIGソフトクリーム!iPhoneの約2倍の大きさがあります。
無添加のソフトクリームで、割とサラっとしてますがミルクの美味しさがよくわかる、美味しいアイスでした。( ゚Д゚)ウマー
名物の甘えびを使用した甘エビソフトクリームも!
凄く高級なカッパえびせんの味がします。殻の香ばしさとソフトの甘さがマッチしてとても上品で美味しいです。
実はこの日、この店が北海道新聞に掲載されたらしく、沢山のお客さんが来てました。その中には日刊新聞の記者も!味の感想など聞かれ、ソフトクリームを手に持って写真を撮ってもらいました。食レポとか難しすぎる・・・。( ´•д•`; ) でも新聞デビュー出来るかなぁ。笑
お焼きも美味しいと聞いて、いただきました。生地がもちもちしていて、上品な甘さの餡子と合って、とても美味しかったです!1個80円と安いので是非!
・・・
オロロンラインを進みます。
とにかく何もない!補給をミスったら死活問題。('Д') そして意外とアップダウンが・・・。国道だけあって急ではないのですが、アップダウンが連続すると気持ち的に辛いです。
ただただ真っ直ぐに伸びる道路・・・。
この日は南西の風だったので左後方から風を受ける、つまりやや追い風!悪くないコンディションなのですが、天気もあまり良くないしアップダウン多いしで、完全に苦行でした。( ᷇࿀ ᷆ )
噂に聞くオロロンライン!ととても期待していたのですが、天候のせいか道のせいか、自分のコンディションのせいか・・・どんどん心が荒んでいきます。何に対してもイライラ。こんなこと書くのも申し訳ないのですが、本当に辛かった。
先人たちは言います。”オロロンを舐めるな"。バイクだと本当に楽しい道だと思います。自転車だとあまりに体力・気力的に辛くて色々と考えさせられる道だと実感しました。
そこかしこで牛が放されていて、北海道を感じます。数少ない癒しが本当に嬉しい!
旧羽幌線の遺構も道路沿いには多くみられます。廃線って、ロマンを感じて良いですね。
・・・
この後も晴れることなく、なんとか目的地のライダーハウスへ到着します。
牡蠣を持ってきてくださった方がいて、炭火で焼いていただきます。小ぶりだけど濃厚で美味しい!
この日はチャリダーが計5人も集まりました。宗谷が近づくと増えますね!旅とバイトを繰り返しながら登山をガッツリしているカズキくんとも出会え、山や自転車の話で楽しく夜が過ごせました。1人で走っていると時には辛い、本当に今日はしんどかったけど、こうやって皆で話すとすっきりしますね。
この辺りは最高気温も15度程度と長袖が必須、7月とは思えない気温!凄いところです。
明日はとうとう稚内に到達予定です。今週末も低気圧がきて天気がぐずつきそうですが・・・。
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<データ>
出発地 ライターハウス しんきんハウス 9:30
走行距離 73.83
総走行距離 4097.73
平均速度 20.5
最高速度 51.6
獲得標高 528
<支出>
朝食 100 ハヤシライス
昼食 540 セイコマ カツ丼
夕食 300 牛丼
食料品 73 ドリトス
観光 300 苫前郷土資料館
使用金額 1513
【旅71日目】オロロンライン突入!も、初日は雨・・・。
7/1(月) 曇りのち雨
おはようございます。
道の駅横にあった駐輪場にテントを立てて就寝。夜間なかなかの雨が降ったようで、屋根に助けられました。( ;∀;)
なかなか天気が安定せず、今日も昼過ぎと夜間に雨が降る予報なんです。早めに屋根の下に逃げ込みたい!それでは雨にも負けず、元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
鐘の鳴る街秩父別からスタート。
この鐘なんですけど、1日4回鳴るんです。朝は6時から・・・かなり大きな音で、今朝もこいつで起こされました。ここに住む人は大変だ!
お蔭様で早めにスタートすることができました。ε-(´・ε・̥ˋ๑)
北竜町に突入。ここは向日葵が有名な町なんです!ですが、見ごろはまだまだ先・・・。ということでスルーしちゃいます。
この建物、なんだと思います?まぁ思いっきり書いてあるんですけど、バス停です。おしゃれですよね!北海道のバス停は風雪を防ぐ為に立派です。
漕ぎだして20km、お腹が空いたので例の店にピットインします。
恒例のセイコマパスタ!これに豆腐、パンを食べてエネルギーチャージです。( ゚Д゚)ウマー
今日は雨から逃げるため、サクサク移動していきます。
留萌市に入ります。黄金岬という岬があり、夕陽が有名な場所なんです。しかし最近の北海道はツレない天気・・・今日とか絶対無理じゃん!面白いキャンプ場があったのですが、通過しちゃいます。( ;∀;)
留萌駅は比較的大き目でした。
まさかの歩道トラップ。
突然歩道が消えて自転車走行不能になるトラップはしばしばよく遭遇するのですが、このパターンがあったか!一面綺麗なお花畑になっていました。これは許しちゃう。(*´з`)
ついに、、、
稚内の文字が青看板に登場します。会いたかったよーーー!!
だけどここからが大変なんです。( ;∀;)
オロロンライン
聞いたことあるんじゃないでしょうか。青い空に青い海、風車が回って気持ちよくドライブ・・・
めちゃんこ曇ってます。
挙句雨が降ってきたの緊急避難・・・。恒例のバス停です。
広くて自転車まで入ってしまう!旅人目線的にはもはやちっちゃなホテルと言えるクオリティーです。しばらく待ってましたが止まなさそうだったので、雨装備に変えて走り出します。
オロロンライン、本当は石狩市の石狩川河口から日本海側を走る国道231、232、道道106号線、総延長290kmのことを言います。なので留萌から入るのは途中から走ることになります。それでも200kmほどあります!本当、晴れた日に追い風で走りたい・・・。
道の駅 おびら鰊番屋で雨宿りします。
天井には大漁旗が一杯!ところで、鰊て読めますか?にしんと言います。
この辺りは江戸時代後期から昭和30年代にかけて鰊漁で栄えた町です。
旧花田屋番屋は重要文化財で、鰊漁師花田氏によって建築され、漁に従事する人達が多いときは200人も寝泊まりしていたと言います。小樽もそうですが、北海道の日本海側は本当に鰊が多く捕れたんですね。
雨が上がったので、隙を見て出発!北海道らしい道路!他になにもありません。('Д')
所々に放置された家があります。鰊漁の名残なんでしょうか。
新しい家にも周囲に立て板の壁が・・・。風雪や潮対策?
遂にクマのカントリーサインが出現です。
そして4000km突破!福岡からここまでよく漕いできたな~。県が変わるのとキリの良い距離が現れると自転車で移動してきたことを実感して嬉しいものです。(*´з`)
ライダーハウス しんきんハウス
天気が不安定すぎるので、ライダーハウスに早々に入ってしまいました。
昼間っからやっちゃいましょう!( ゚Д゚)ウマー
3部屋あって、6人程度が宿泊できます。風呂・洗濯機・炊事場が使えて1泊1000円!お米も炊飯器で炊けちゃいます。オーナーさんが元々世界をバックパッカーしていた方で、旅人を本当にわかっていらっしゃる方で、ご厚意でここまでしてくださっています。大切にマナーを守って使わせていただきます。1人でも非常識な人間がいると、どんどんこういった場所がなくなってしまいますから。( ;∀;)
カレイのトバ。塩味がしっかりしていて噛み応えもあり、お酒によく合うんですよね( ゚Д゚)ウマー 沈没中のけんくんと野菜炒め、麻婆豆腐を作りました。体にいい味がします。笑 皆で三毛別クマ事件の映画をみて、飲んで語らいおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日どうするかは・・・朝起きて天気予報と空みて決めます。ほんと晴れて~ヤケクソ!
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<データ>
出発地 ぶんぶんハウス 7:50
到着地 ライターハウス しんきんハウス 15:00
走行距離 84.36
総走行距離 4023.9
平均速度 21.3
最高速度 41.4
獲得標高 396
<支出>
朝食 118 セイコマパスタ パン
昼食 225 焼きそば弁当
夕食 352 麻婆豆腐 野菜炒め ササミ
食料品 360 パン ポテチ
酒 539 ビール 炭酸
観光 600 ホクレンフラッグ150X4
宿泊 1000 ライターハウス しんきんハウス
使用金額 3194
【旅70日目】旭川でラーメンを梯子!生姜、ラード、ぶろっこりー!?
6/30(日) 晴れ
おはようございます。
比布市のぶんぶんハウスで起床。ライダーの皆さんは朝早いですね!8時頃目が覚めたら半分ほどの方は出発した後でした。( ᷇࿀ ᷆ )
北海道は1週間天気が不安定・・・翌朝には天気予報が変わっているし、天気予報で晴れとなっていても雨が降るのは当たり前の世界。とてもじゃないが登山はする気になれません。大雪山系の旭岳とその御鉢周りを予定していたのですが、ここで停滞して時間を使いすぎる訳にはいきません。なくなく断念することにしました・・・。まぁ北海道は来年もありますしね!笑
それでは気持ちを入れ替えて元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
ぶんぶんハウスの内部はこんな感じ。これで300円なんです!朝10時には必ず一度荷物を出さなくてはいけないんで、連泊はややしづらいのですが。その後地域の方が清掃をしてくださいます。ありがたいことです。
小樽で出会ったライダーの方のバイク。250ccに詰め込めるだけ積み込んであります。30年で培われたこの技術!やばいですw
隣には比布駅。可愛らしくて綺麗な駅です。(*´з`)
北海道護国神社
10時にぶんぶんハウスを出て、旭川駅へ向かいます。
道中、護国神社があるので参拝します。
北海道の神社は歴史も浅いので綺麗ですね!
明治35年旧第七師団長大迫尚敏氏主祭の下に練兵場に小祠を設け北海道における国事殉難者並開拓に殉じた屯田兵の招魂祭典を挙行したのに始まり、明治戊辰の役より大東亜戦争に至る北海道、樺太関係の国事殉難者をお祀りしています。
境内は大きく、裏に野球場があります。この日は甲子園地方予選の試合があり、元気な応援やブラスバンドの音が境内に響いていました。晴れていて人も少なく、青春を感じながら気持ちよくご参拝しました。(*´з`)
生姜ラーメン みづの
旭川はしょうゆラーメンが有名で、北海道3大ラーメンに数えられています。
醤油ラーメン・・・ではないのですが、オススメされたみづのに行きます。
歴史を感じさせる店内は1965年創業。著名人のサインが沢山掲載されており、人気っぷりがわかります。
生姜らーめん大を注文。醤油ベースのスープにすりおろした生姜がたっぷり入っています。飲んだ瞬間わずかに生姜のピリっとした辛さと、暖かさを感じます。身体に良いのがわかるスープです。十勝岳で硫黄にやられた喉に良い気がします。スープまでしっかり完飲!( ゚Д゚)ウマー
・・・
旭川駅をぶらぶら~
とても綺麗な駅舎。隣にイオンがあり、そこでブログの更新と情報収集をします。
あ~こんなに晴れるんなら山行けたなー!言っても仕方ないけど・・・悔しいです。( ;∀;)
ラーメンの蜂屋
お次はこちら!
こちらもオススメされたラーメンの蜂屋です。
1947年(昭和22年)に創業したのは蜂屋五条創業店の方で、「ミシュランガイド北海道2017特別版」のビブグルマンに選ばれています。なぜこちらが本店と言うのかは、調べたけどよくわかりませんでした。ε-(´・ε・̥ˋ๑)
しょうゆラーメン大 濃いめを注文。トンコツ系のスープに焦がしラードが注がれ、黒い幕ができています。この下に薄い色の豚骨スープが!パンチはかなり強めで、ラードを入れることで野性味溢れるスープになっています。
とゆーか、ラードの幕で湯気がない!笑 食べ終わった後もなかなかに油が残っていました。( ᷇࿀ ᷆ ) がっつり食べたい時には良いかもです。美味しかった~!
・・・
膨れたお腹を労わりながら、まったり進みます。天気が不安定なせいで、どこまで行っていいか全然わからない状況。困ったもんです!( ;∀;)
空模様も、最早よくわかりません!
秩父別町(ちっぷべつちょう)へ入ります。
鐘の鳴る町・・・らしいのですが色褪せすぎ!!ε-(´・ε・̥ˋ๑)
秩父別町は明治28・29年に屯田兵とその家族の入植によって開拓された町です。開拓当時、屯田兵に時を知らせた「屯田の鐘」は、開基百年記念塔に設置され、鐘のなる町秩父別のシンボルとして、1日4回その音を響かせているそうです。
ぶろっこりーラーメン
夕飯代わりに道の駅ランチパスポートを利用してみます。
ファミめし屋・焼肉居酒屋ぶろっこりーのオリジナルラーメン、ザ・ぶろっこりーラーメンです!なかなか衝撃的なビジュアル・・・。
麺にはブロッコリーパウダーが練り込まれていますが、風味はそれほど強くありません。スープは秩父別産トマトジュース・あかずきんちゃんを使用、味噌と合わせたトマト味噌味です。トマト味噌・・・味はかなり濃いめです!飲んだ後にいけるようなラーメン・・・というかイタリアンのようなスープパスタな感じ。身体に良さそう!栄養が心配される今日この頃なので有難いメニューかもしれません。いやぁビールが欲しくなります。( ゚Д゚)ウマー
今日はたらふくラーメンを満喫しました。山に登れない鬱憤を晴らしてやったぜ!(*´з`)しばらく麺は良いかな~ってくらい。
その後道の駅に移動し、適当なところでおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は夕方から雨・・・なのかなぁ?天気予報はあまりアテにできませんが、今一つな様子。早めの移動をしたいと思います。
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<データ>
出発地 ぶんぶんハウス 10:00
到着地 道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ 18:00
走行距離 63.2
総走行距離 3939.54
平均速度 19.8
最高速度 33.7
獲得標高 250
<支出>
朝食 850 生姜らーめん みづの 生姜ラーメン(大盛)
昼食 850 ラーメンの蜂屋
夕食 500 ファミめし屋・焼肉居酒屋ぶろっこりー ぶろっこりーラーメン(道の駅ランチパスポート使用)
食料品 202 パン 豆腐 ぶどうジュース酒
買い食い 626 STARBUCKS ダークモカチップフラペチーノ
宿泊 道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ
使用金額 3328
【旅69日目】美瑛の素晴らしい景観と過ごす1日
6/29(土) くもり
おはようございます。
ライダーハウス丘で起床。倉庫の一角を改装して開放してくださっています。やや埃っぽいですが、ばーちゃん家にいるような安心感!朝からまったりしてしまいます。(*´з`)
壁には歴代旅人からの寄せ書きがびっしり。ライダーハウス丘の、そして北海道旅人の歴史を感じながら一晩過ごしました。読むと面白いです!
この大きな扉が左右に開いて自転車が出し入れできます。出発時も同様に・・・秘密基地から発進するようで、なんかドキドキします。笑
今日は美瑛散策の日!元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
登山の影響もあり、足は重め。いつものようにまったりと漕いで筋肉をほぐします。
美瑛町のカントリーサイン。丘とポプラの木ですね!どんな景色に出会えるのか楽しみ。(*´з`)
三愛の丘展望公園
有名な新栄の丘展望公園と姉妹公園です。ここでは青い屋根の小屋が見え、遠くには山々が・・・15%くらいの坂をダンシングで上げてようやく辿り付けます。くぅ~美瑛の洗礼!
丘の町は伊達じゃないぜ!このまま離陸できそうです。
四季彩の丘
ここはもう有名な場所ですね!
ロールちゃん。牧草ロールを組み合わせて作られているマスコットです。かわいい!
十勝連峰の頂上がすこーし顔をだしてくれています。花畑はまだ整備途中、北海道の春は遅いんです。('Д') 有名な場所だけあって観光客が沢山!先ほどの三愛の丘の方がゆっくり見れてまったり、好みでした。
ラ・マルタの巨大オープンサンド
唐突に本日の飯テロ!
美瑛から少し離れた、美馬牛にあるオシャレのお店。
オープンハンバーグサンドを注文。
大きさ伝わりますか?大皿にこのボリューム!これで500円なんです。(*´з`)
ご夫婦でされているオシャレなお店で、焼き立てパンにバターを塗って、ハンバーグやチーズ、野菜が盛られてきます。パンも麦の甘みを感じられてとても美味しい!経営大丈夫なんかな?と心配になるボリュームと味でした。他にもカレーやハンバーグなどメニューは沢山あるので、家の近くに欲しいですね。( ゚Д゚)ウマー
マイルドセブンの丘
お腹一杯になって、美瑛散策を再開します。
マイルドセブンの丘は昭和53年にCMで使用されて有名になった場所。
あれ、なんか木が少なくない??
元々防風目的に植えられていたカラマツ林でしたが、徐々に間伐され、ほとんどがなくなってしまいました。地主さんは、樹木の寿命で倒れる危険があること、農地へ日照などの影響などの為とおっしゃっています。が、写真の為に観光客が畑に入ったり農作業の邪魔になったり、迷惑していたよう。美瑛では観光パトロールの車が周回しています。ここに居たのは15分程度でしたが、その間もアジア系外国人が畑に入って撮影しており、怒鳴られていました(看板には日本語・英語・中国語・韓国語で注意書きが至る所にあります)。日本全国、色んな観光地を見てきましたが、観光問題に対しては色々と考えさせられるところがあります。今までの景観を保全・維持することも大切ですが、そこで暮らす人々の暮らしも勿論大事です。上手く共存していけると良いのですが、そこにはマナーアップが必須ですよね。over tourismも実感します。難しい問題です。(。-`ω´-)
ケンとメリーの木
こちらは日産スカイラインのCMで有名になった地ですね!
車好きならば、 ケンメリなんて言葉を聞いたこともあるのではないでしょうか?一際高く1本立つ木も素敵!
・・・
移動中名もついていない丘、至る所に絶景があります!バイクだったら最高かもしれませんね!自転車は汗水垂らして息切らします。笑
セブンスターの木
タバコ第2弾!どの木も独特です。
近くあったこちらの並木の方が個人的には好きです(*´з`)
美瑛にはまだ新栄の丘や就実の丘、親子の木など見所沢山!足が限界を迎えそうだったのでこのへんで断念、次回の宿題にします。
美瑛駅の近くにはレンタルサイクルもあり、自転車で見て周っている人もチラヒラ見かけます。電動付きですし、良いかもしれませんね!ただ、テントシュラフ、クッキング道具にカメラ・・・フルパッキングのクロモリで周るところではないことを実感しました。笑
・・・
今日はサクッと通過しちゃいます。
比布町へ。スキーと・・・イチゴ?色褪せすぎ!だれか交換してあげて~!
読み方はぴっぷです。可愛くないですか?( ᷇࿀ ᷆ )
遠目に光るこのサイン!もう一発で気づけるようになりました。
吸い込まれるように、自然にセイコマへ入る自分がいます。笑
今夜は比布駅隣のぶんぶんハウスに泊まります。なんと旅人は300円で利用可能!とても綺麗なんです。夜遅く人も多かったので、明日写真など紹介します。(*´з`)
荷物を置いて、今日一緒になる方々に挨拶をして・・・ん?ライダーハウス小樽で一緒だったおいちゃんがおる!色々と教えてもらった方だー!こういう嬉しい再開もありますよね。北海道、大きいようでちっちゃいのかも。
近くの町営温泉へ。
貸し切りでした。ここはなんと210円で利用可能なんです。激安!
久しぶりにシャンンプーボディーソープ・・・。しっかり垢も落とせて体重も減りました。笑
ライダーハウスに戻ると宴会もお開き気味。小樽のおいちゃん、岩手からのお兄さんとお話しながらお酒を飲んで、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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出発地 ライダーハウス 丘 10:20
到着地 ぶんぶんハウス 19:00
走行距離 64.17
総走行距離 3876.34
平均速度 16.6
最高速度 54.7
獲得標高 419
<支出>
朝食
昼食 500 ラ・マルタ オープンハンバーグサンド
夕食 283 Daマルシェ カツ丼 もずく
食料品 178 パン ドリトス
酒 138 ビール
入浴 210 比布町公衆浴場
洗濯 300
宿泊 300 ぶんぶんハウス
使用金額 1909
体重 68.8