【旅157日目】世界遺産の古墳群へ、夜は旅人会議!
9/25(水) 快晴
おはようございます。
体育館裏の駐輪場で寝ていました。死角だし大丈夫やろ!と思っていましたが、意外とここ通る人居るんですね。5時ごろ箒を履く音で一度目が覚めました。皆朝早いな~。( ᷇࿀ ᷆ )
7時ごろまったり起きて準備して出発します。今日は大阪市内へ!人が多いところは苦手ですけど行きたいところあるし頑張ります!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
・・・
大阪の道は朝から車通りが多い!
路肩も大して広くないし、結構スレスレ抜かれるし、信号多いし・・・走り始めて10kmでゲンナリしてきました。( ;∀;)
今日は50km程度の予定ですし、焦ってもしかたないのでゆっくり行きます。(*´з`)
和泉国一之宮 大鳥大社
なんとか到着!
こちらも歴史ある、重要な神社です。
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)で、第十二代景行天皇の第二皇子にあたります。大和王権に抵抗する九州南部の熊襲(くまそ)を平定し、帰途においても従わぬ者たちを征伐しながら、出雲の国も平定しました。宮へ帰ると休む間もなく東国の平定を命じられ、直ぐに赴き、様々な災難に遭いながら何とか帰途につきます。伊吹山の荒ぶる神を倒すために山に入ったところ神の祟りに遭い、病となってしまいまい、伊勢国能褒野(のぼの)で亡くなってしまいました。そこに陵を造り皆が嘆き悲しんでいると、日本武尊の御霊が白鳥となり陵から飛び立ちます。最初に舞い降りたのは大和の琴弾原(ことひきのはら)、再び舞い上がり次に降り立ったのが河内国の古市、そして再び天空高く舞い上がり最後に降り立ったのがここ大鳥の地だったのです。そこに社を建てお祀りしたのが大鳥大社の起源であり、約1900年も昔の話です。
神馬と日本武尊。
大鳥大社はご参拝しに境内を歩いていると宮司さんが挨拶してくださったり、地元の方も自転車を漕ぎながら頭を下げて鳥居を潜り拝殿の前に乗り付けお詣りする・・・そんな地域に根付いた良い神社といった印象でした。
・・・
朝からいい気持ち、すっきりして自転車を漕ぎます。
今日は快晴!日差しは強いですが気温も30℃まで上がらなくなってきて、どこか秋の空気を感じるようになってきました。街ではだんじり祭りの準備が進んでいました。
世界遺産 百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群
最近登録され話題になった世界遺産へ向かいます。
早速小さな古墳がありました。ここ百舌鳥には4世紀後半から6世紀前半に造られた44基の古墳が残っています。
堺市博物館
まずは古墳や堺市の歴史をお勉強します。
昔の堺市の街並み
右手の大きな家の屋根両端にあるでっぱりは "うだつ" と言って、火災を予防するためのもの。昔は大きな家にはあったそうで、ここから "うだつが上がらない" という言葉が出来たそう。
堺市では銃の生産も盛んでした。
日本最大の火縄銃。
身長よりも大きい!試射もされていて、実際に打つことが出来るそうです。
仁徳天皇陵古墳について。
明治5年に一度石棺が見つかり、中の調査が行われた際の資料などが展示されています(一部撮影禁止)。中には刀剣・甲冑・ガラス製の壺と皿が出土したそうですが、そのまま元に戻されたそうで、それから調査は行われていないとのこと。管轄が宮内庁なのも関係あるのかな~・・・。でも一応お墓ですしね。(*´з`)
外の庭園を落ち着きます。
そして、いよいよ行ってみましょう!
仁徳天皇陵古墳
5世紀中ごろ築造された日本最大の古墳で、クフ王ピラミッド、始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓と言われています。
真横から見てもなかなか全景が掴めないサイズです。
一番外堀。
真ん中から見て、片側で300mもあるらしい。クラクラするような大きさです。( ᷇࿀ ᷆ )
航空写真を見せてもらいました。
墳丘は全長約486m、後円部径約249m、高さ約34.8m、前方部幅約307m、高さ約33.9mの規模で3段に築成されています。
昔は木々も生えておらず高い建物もなかったため、遠方から訪れた人はその大きさに圧倒されたと言います。そして、こうして全景を上から見ることなんて出来なかったんだろうな~・・・。そんな中このサイズのものをきっかり作るのは凄いです!
摂津国一之宮 住吉大社
もう一つ有名な神社があるので行ってみましょう!流石大阪、重要なものが沢山あって時間がいくらあっても足りません。( ;∀;)
自転車で10kmほど再び走ります。意外と主要道路が真っ直ぐ碁盤なので方向はわかりやすい気がします。
全国2300余社の住吉神社の総本社です。
反り橋(太鼓橋)を越えていきましょう。
なかなか急なんです!2-3歳くらいの子が頑張って登っていて微笑ましかったです。(*´ω`)
横から見るととても美しい・・・。石桁は慶長年間に作られたものらしいです。
御祭神は、底筒男命 (そこつつのおのみこと) 、中筒男命 (なかつつのおのみこと) 、表筒男命 (うわつつのおのみこと)の3神からなる住吉大神と、神功皇后(じんぐうこうごう)です。
伊邪那岐命 (いざなぎのみこと) は火神の出産で亡くなられた妻・伊邪那美命 (いざなみのみこと) を追い求めて黄泉の国に行きますが、妻を連れて戻ってくるという望みを達することができず、穢れを受けてしまいます。その穢れを清めるために海に入って禊祓いした際に海中より住吉大神(底筒男命 、中筒男命 、表筒男命)が現れました。
第十四代仲哀天皇の后である神功皇后は新羅遠征の際に住吉大神の加護を得て強大な新羅を平定し、無事帰還します。この凱旋の途中、住吉大神の神託によって現在の住吉の地に鎮斎しました。今から約1800年昔のことになります。のちに、神功皇后も併せ祀られ、住吉四社大明神として称えられ今日に至ります。
奥から第1-3本宮に住吉大神を、右側に第4本宮があり神功皇后をお祀りしています。
誕生石
源頼朝に愛された丹後局(たんごのつぼね)が北条政子に殺害されそうになった際、逃げて辿り着いた住吉で産気づいてしまし、大きな石を抱いて男児を出産、その男児こそが薩摩島津家の始祖となる島津忠久公であったことから、島津家発祥の地とされています。
九州島津家の始まりに唐突に出会えてビックリしました!
楠珺社(なんくんしゃ)
招福猫が有名みたいで、沢山猫が納められていました。なんとなくインスタ映えしそうなスポットです。笑
・・・
ここまで来たら大阪の中心まで行ってしまえ!と思い強引に自分が思う大阪に行くことにします。笑
ということで、まずは新世界へ!
この辺りは3時頃に通りましたが、平日の昼間なのに結構立ち飲みや居酒屋が開いているんですよね。あぁ、大阪なんだな~なんてぼんやり考えながら見て回っていました。
そして忘れてはいけないこちらにも。
道頓堀の戎橋!
こちらはさらに人が多いです。積載した自転車でブイブイ言わせてきました。笑 ここで写真を撮ったチャリダーもなかなか居ないのではないでしょうか?"(-""-)" 折角なので頑張って行きましたが、結構大変でした。笑
夜は元徒歩ダーgoyaくんのおうちへお邪魔します。
べたこ可愛いよ!
アクアリウムのお店で働いているので、少し顔出してきました。凄く大きくて綺麗なお店!その後元バイカーのゆかちゃんと待ち合わせしてご飯へ。
cocoiroというお店に連れて行ってもらいました。
ピラフにハヤシソースとチーズをかけて焼いたやつ!相当ガッツリ頂きました。(*´з`)
仕事終わりのgoyaくんを待って乾杯!
遅くまでお疲れ様!
それぞれの旅や出会いの話、旅に出たきっかけや終えた後など3時ごろまで話し込みました。皆やりたいことを持っていて、今を繋げているから凄いや!楽しくて刺激的な時間をありがとう!
限界が来たので雑魚寝でおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日はまったり出発、大阪を脱出する予定です。
にほんブログ村
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
7:30出発地 J:COM末広体育館 7:30
到着地 goyaくん宅(ゲストハウスのら) 21:00
走行距離 60.99
総走行距離 8368.48
平均速度 15.6
最高速度 61
獲得標高 159
<支出>
朝食 カツ丼 おにぎり
夕食 cocoiro
観光 1100 御朱印(大鳥大社500、住吉大社500) 堺市博物館(100)
入浴 goyaくん宅(ゲストハウスのら)
宿泊 goyaくん宅(ゲストハウスのら)
使用金額 1450