【旅147日目】いざ、お伊勢参りへ!
9/14(土) 晴れ
おはようございます。6時前、伊勢ピットにて起床します。
早起きしているのはお伊勢参りをする為!折角伊勢に泊まっているので、朝一の人が少なく涼しい時間にご参拝しようと思います。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭
外宮(豊受大神宮 とようけだいじんぐう)
自転車で5分程で到着。
狙い通り人も少なくて良い感じ!(*´▽`*)
伊勢神宮には初めて伺います。神社に興味を持ってからずっと行きたいと思っていた場所です。住んでいる福岡からはなかなか遠いので、今後何回参れるかはわからない・・・ので出来るだけ正しい作法で行いたいと思い、色々と調べてみました。
まず、伊勢神宮は "お伊勢さん" や "大神宮さん"と言われますが、正しい呼び方は "神宮" です。お伊勢参りの正しい参拝の方法は、二見興玉神社で禊をして身を清め、外宮⇒内宮の順に参ります。それぞれの参拝は正宮⇒別宮の順で行い、正宮には日頃の感謝を神様に伝え、個人的なお願いは別宮で行います。
参道は朝陽が透けて降り注ぐ、木のトンネルの中を歩きます。
参道には普通見かけるような標識や解説の看板が殆ど見られず、とてもシンプルで、洗練された雰囲気があります。今までの神社とはやはりどこか違った空気を感じます。
御祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。内宮にお祀りされる天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。
正宮(しょうぐう)では日頃の感謝をお伝えします。
境内には別宮は点在しており、御参拝していきます。
別宮では自分の願い事をお願いします。(*´з`)
清盛楠
平清盛は勅使ちょくしとして三度、神宮に参向しています。その際、冠に触れた枝を切らせたという伝承があります。
朝早くから神社を参拝して丁度お腹も空いてきたので一度宿に戻ります。
伊勢ピット
今年出来たばかりの新しいゲストハウスでとても綺麗!宿泊した日は貸し切り状態でした。(*‘∀‘)
ゲストハウスなので他の使用者とワイワイするのも楽しみの一つですが、今回はゆっくりできて良かったかもしれません。大きなリビングでゆっくりブログなど、そしてオーナーの長田さんと色々お話できて為になりました。
今回、自転車日本一周応援企画として無料で泊まらせていただきました。
宿の情報はこちら⇒宿屋 伊勢ピット
長田さんは元々日本一周チャリダーで、住む地を探してここ伊勢に辿り着きゲストハウスを始められました。色々なお仕事をされていてその経緯など伺うことができて、同じように仕事を辞めて旅をしている自分にも共感できる、参考になる部分が沢山あってとても為になりましたし、楽しい時間を過ごさせて貰いました。北海道弟子屈 旅人宿 昭栄のサダヲさんはじめ他の方もですが、旅をしてて宿屋を始める人の考えや経験は凄く面白いです。(*´▽`*)
お部屋も洋室と和室があります。
今回は和室にお世話になりました。
ゲストハウスには珍しく、朝食もいただけます。
コーヒー豆の焙煎からブレンドもされていて、とても美味しい!( ゚Д゚)ウマー
予約サイトには載せていないので、口コミで徐々に広がっているみたい。自分もtwitterで知りました。通りを入ったところにあって静かで、外宮に近い素晴らしい立地なので、よかったら見てみて下さい。(*´з`)
内宮(皇大神宮 こうたいじんぐう)
伊勢ピットで沢山お話をしていたら少し出発が遅くなってしまいました。
5km程度自転車を漕いで内宮へご参拝します。
9時頃到着しましたが3連休初日、快晴とあってとても人が多い!自動車は駐車場の待ちが1時間以上出来ていました。( ´•д•`; )
一礼して鳥居を潜り、その先の宇治橋を渡って境内へ入ります。五十鈴川にかかる宇治橋は日常と神聖な世界の架け橋と言われています。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)以来、天照大御神は天皇のお側でお祀りされていましたが、第10代崇神(すじん)天皇の御代、御殿を共にすることに恐れを抱かれた天皇は、大御神を皇居外のふさわしい場所にお祀りされることを決意され、皇女豊鍬入姫命(とよすきいりびめのみこと)は大和の笠縫邑(かさぬいのむら)に大御神をお祀りしました。その後、第11代垂仁(すいにん)天皇の皇女倭姫命(やまとひめのみこと)は新たに永遠に神事を続けることができる場所を求めて国々を巡り、伊勢国に入られました。そのとき天照大御神は「この神風の伊勢の国は、遠く常世から波が幾重にもよせては帰る国である。都から離れた傍国ではなるが美しい国である。この国にいようと思う。」と言われ、倭姫命は大御神の教えのままに五十鈴川の川上に宮をお建てしたことが始まりです。
ここで身を清めてご参拝します。
人が多すぎて創造しいですが、玉石の敷き詰められた綺麗な参道を歩くと清らかな気持ちになれます。
正宮(皇大神宮)
ここから先は撮影禁止です。
御祭神はご存知の通り天照大御神(あまてらすのおおみかみ)です。皇室の御祖神であり日本人の大御祖神とされています。約2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)をご神体として伊勢の地にお祀りされました。現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます。
境内には大切な建物が沢山あります。
別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)
境内にある10の別宮の1つ、天照大御神の "荒御魂(あらみたま)" をお祀りしています。神様の御魂のおだやかな働きを "和御魂(にぎみたま)" と言うのに対し、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂を "荒御魂"と言います。
横にあるこの空き地。遷宮の時に新しく建てる場所でしょうか。
内宮神楽殿
人が少なくて落ち着きそうなところに言っていたら辿り着きました。( ᷇࿀ ᷆ )
五十鈴川の畔には国旗がはためいていました。
やや人が多くてせかせかしてしまいましたが、初めてのお伊勢参り、不思議な気持ちで周りました。とても良いところだったな~。江戸時代の人たちは一世に一度の気持ちでご参拝したのでしょうが、何度でも来たくなるところな気がします。(*´з`)
・・・
おかげ横丁を少し覗きます。
伊勢と言ったら赤福へ!
210円の盆を注文します。
えらく混んでて15分程度待ちました。ですが出来立ての赤福はやっぱり柔らかくて甘いお餅が美味しい!餡子も上品だな~(*´з`)
おかげ横丁は自動車社会になって通いで伊勢参りが出来るようになったので周辺のお店が廃れていったところ、赤福が百数十億円かけて整備したお土産通りです。その結果伊勢詣にはかかせない観光地となったそう。今から数十年昔の話だそうですが、凄い先見の明と言うか、感動しました。
近くの猿田彦神社もご参拝します。
名前の通り導きの神様、猿田彦大神がお祀りされています。天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と一緒に本拠地である "伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上" の地に戻り、その後全国の開拓にあたられました。
・・・
伊勢神宮をはじめ、周辺も色々と散策できました。
と、ここでねぶた祭で一緒だったガッキーが迎えに来てくれます。
軽トラに自転車が詰まれ・・・oh・・・
京都の笠置キャンプ場へ。いや~凄い人だ!笑
今まで会ったことのある人もない人も、現役の旅人もOBも、関西圏に居た知り合いが集まってねぶた二次会のようなワイワイです!(*´з`)
薪の廃材を集めて焚火を囲みます。
まっちゃんやがっきーがキャンプ飯を作ってくれていました。燻製まで!
外で皆で焚火を囲んで美味しいごはんを食べてお酒を飲んで。初めての人とも勝手に打ち解けちゃいます。(*´▽`*)
旅の魅力ってやっぱり人と人の繋がりです。絶対交わることのなかった人達と知り合い、日本全国に気の合う仲間が増える。普通だったら絶対にないですよね!2時ごろまで話して眠くなった人からテントへ行っておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
数日皆でキャンプします!
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<データ>
出発地 伊勢PIT 6:00
走行距離 7.1
総走行距離 7880.9
平均速度 16.8
最高速度 40
獲得標高 40
<支出>
朝食 伊勢ピット
昼食
夕食 1500 もつ煮込みうどんなどキャンプ
買い食い 210 赤福
観光 600 御朱印(外宮、内宮)
雑費 2034 お土産赤福(760) レンズカバー(1274)
宿泊 1000 笠置キャンプ場
使用金額 5344