【旅34日目】大佐渡縦走2日目、稜線と花をこれでもかと堪能!
5/25(土) 快晴
おはようございます。
夜は夜景と星空を堪能しました。両津港の街の明かが綺麗で、佐渡のくびれた平野に沿って光が点在しています。昨夜は初めて夜景を撮影しようとしてみましたが、寒い+難しいでそそくさと退散。。。またそのうち頑張ります。笑
久しぶりのお布団で、すぐに気持ちよく寝落ちしてしまい、気づいたらアラームが。今日は大佐渡縦走の日!花に稜線を凄く楽しみにしていたんです(*‘∀‘)
それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
ご来光を拝みます。日の出は4時30分ぐらいと、5月にして凄く早いんです。福岡はもっとゆっくりなので、かなり東まで来たことに改めて気づかされます。
朝食を食べて、8時頃ゆっくりとドンデン山荘を後にします。ちゃんとした食事あり、お風呂あり、布団で眠れると、とても素晴らしい山荘でした。
大佐渡縦走(ドンデン山荘 - 金北山 - 白雲台)
昨日歩いてきた道を15分ほど戻り、縦走路の入り口まで来ます。ここから花天国が始まります(*‘∀‘)
ヒトリシズカの花です。
イッパイシズカ。笑
名前に反して意外と群生していることも多いみたいです。可憐な花です。
花だけでなく、自然が本当に豊富なんです。
可愛らしいシダの赤ちゃん。
しばらくはこんな感じの登山道をゆっくりと歩いていきます。
すると視界が開け、遂に稜線に到達!稜線好きなのでたまりませんね( ᷇࿀ ᷆ )
一番奥に見えるのが金北山です。佐渡に来るフェリーからも、佐渡に着いてからもひときわ高い山として目立っています。
花の盛りは若干過ぎてしまったとはいえ、そこかしこに花が咲いています。
足元ばかり見て歩いているので、木に頭をぶつけました。気を付けないとです。( ;∀;)
マトネ(937.5m)で小休止します。ここからが本格的な稜線天国の入り口でした!
所々ザレ場もあり、稜線をアップダウンしながら歩いていきます。
本当に1000mとは思えないほど綺麗な稜線が広がっているのです。
途中で、昨夜夕飯のテーブルが一緒になったアベさんパーティーとお会いし、ご一緒させていただくことに。花のことや登った山のことなど、色々教えて頂きながら楽しく歩きます。
歩いてきた道を撮影してみます。稜線の左側がハゲ上がっています。大佐渡山地の特徴で、冬に北西の冷たい風を強く受ける為、西側だけ樹林が育ちにくいんだそう。この日も稜線に出るとそこそこの風があり、厳しい環境を体感します。
小股沢のコルへ到着します。
コルとは鞍のことで、このように窪んだ部位を言います。
稜線と樹木帯の巻いた道を交互に進みます。
名はわかりませんが綺麗な花です。( ;∀;)
シラネアオイが群生しています。
この切り株、イノシシに見えませんか?佐渡島における唯一のイノシシらしいです。
本当に稜線好きにはたまりません!これでもかという見事な稜線。
1000mでこれほど見事な2000-3000m級の稜線に出会えるとは。佐渡島は植物にとってとても厳しい環境なんでしょう。
シャクナゲももう少しで咲き誇りそうです。
昨日に引き続き、好きなオオイワカガミです。この日一番見た花かもしれません。今が盛りです。
再びシラネアオイ。本当にまだ咲いていてよかった!
金北山の山頂が近づくに連れてカタクリの群生が見られるようになってきました。
役の行者へ到達します。いつのものかわかりませんが、かなり昔に作られた石像です。信仰の山として大切にされてきたことが伺われます。
鏡池。綺麗な水なのですが、風もわずかにあり完璧な鏡面とはならず。そしてなんの卵かわかりませんが、巨大なカエルのような卵が沢山ありました。( ´•д•`; )
あやめ池です。アヤメが咲くのかな?
ここまで来ると山頂はあと少し!そして最後に急登が待っています。
花も愛でつつ・・・
残雪の横をゆっくりと登っていきます。なかなか傾斜です。
そして遂に・・・
金北山登頂(1172.1m)!!
佐渡島の島の形が完璧にわかります。本当に不思議な形をしていますよね。
神社にお詣りをして・・・。
金北山はその昔、北斗七星をお祀りする神社だったそうです。
お待ちかねの少し遅めのごはん!絶景を見ながら登山中のカップヌードルはたまりません。この為に水とバーナー担いできたんですから。笑 塩分とカロリーを一気に摂取します。
いやーーー最高!1時間ほど景色と達成感を味わいます。
山頂からの下山には防衛省管理道路を利用します。
以前は金北山に自衛隊の施設がありました。
こちらの道路を使用する際は、事前に航空自衛隊佐渡分屯基地への届け出が必要です。
あとは管理された道路を下りていくだけ・・・と思いきや意外と登りもありました。( ´•д•`; ) この道路の脇にもシラネアオイが群生していたり、最後まで楽しませてくれます。
このゲートを潜ったら最終目的地白雲台です。到着!!
心地よい達成感と疲労感です。
バスが来るのは16時30分なので、まだ1時間30分ほどあります。新潟のお酒で乾杯します。くーーたまらん!( ゚Д゚)ウマー
最後まで一緒に歩かせていただいたアベさん方には本当感謝です。一人でガッツリ登る山も好きですが、こういった景色や花を楽しむ登山は皆で歩くのが楽しいですね(*^-^*)
・・・
両津の町へ帰ってきて、温泉へ行きます。
朱鷺の舞湯へ。露天風呂と洗い場しかないお風呂ですが、お湯の温度も丁度よく源泉かけ流し。そしてなによりこの景色!今日登ってきた金北山に沈む太陽を堪能します。
ここで島の方々とご一緒になります。島には花を荒らす動物、すなわち狐やイノシシ、鹿が居ないのでこんなに見事な花を楽しめるそうです。唯一狸だけはその辺かしこに居るのだそう。島の産業や観光について、そして方言について色々お話を伺います。
しぇーらと⇒早く
ごみしん⇒頼む、お願い
しょーしめい⇒恥ずかしい
ごてぎ⇒ご苦労
ぜんっぜん分かりませんw 便利だから使ってみろと言われました。機会があれば言ってみますが・・・きょとんとされそうです。笑
オススメのふるまいや・ながもで刺身定食を頂きます。漁師の方がされているお店で、新鮮な取れたお魚を出してくださいます。豆腐にかかっているのはながもという海藻を湯がいて切ったもの。粘りがあって美味しいんです( ゚Д゚)ウマー
佐渡でオススメはやっぱり海産物とのこと。スーパーに行っても安いし大きいしで、本当に美味しいんです。ありがとうございました。
・・・
その後野宿できる公園を紹介していただき、移動して色々データ整理などして限界が来たので就寝です。波の音が聞こえる公園の東屋でおやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
明日からは佐渡の観光をしていきたいと思います!色々見所がありそうです。
よろしければ1日1クリックお願いします。順位とテンションが上がります(^_-)-☆<
<データ>
出発地 ドンデン山荘 8:00
到着地 梅津公園 21:30
走行距離 3.56
総走行距離 2017.39
平均速度 16.2
最高速度 30.6
獲得標高 2
<支出>
朝食 どんでん山荘
昼食 カップラーメン
夕食 ふるまいや・ながも 刺身定食
交通費 1200 金北山ライナー
入浴 500 朱鷺の舞湯
宿泊 梅津公園
使用金額 1700