【旅51日目】地獄?極楽??心洗われる聖地・恐山
6月11日(火) 曇り
おはようございます。
この日は6時ごろ起床、パンを焼いて食べて出発の準備をします。
東よりの風が強い予報なので、風が弱い朝のうちにできるだけ進んでしまおうという作戦です。(*´▽`*)
それでは元気にいってみよー!୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
国道279号線を疾走、むつ市街に寄ってから恐山に行く作戦です。
道中六ケ所村の表示。原発使用済み燃料の処理地として有名になってしまいましたね。下北半島にあったんですね。知らない土地を走ると意外な気づきも多いです。
小腹が空いたので豆腐屋さんに吸い込まれるようにインします。
湧水亭という豆腐屋さんです。豆乳ドーナツを購入、1つ60円です。外はある程度パリ、中はもっちりしっとりしていて美味しかったです。(*´▽`*)
外には湧水もあります。冷たくてスッキリ、とても美味しいのでボトルに給水させてもらいます。
道の駅 よこはまで休憩、ブログの更新を行います。
この辺りはホタテが有名なんですよね!ホタテの唐揚げを購入。
小ぶりながら味はしっかりしていて、噛めば疲れた身体に染み渡ります。( ゚Д゚)ウマー
自転車を漕いでいるとさいたま発見!横浜だったり、なんか青森にいることを忘れそうになります。笑
今日は恐山へ行った後キャンプ場にそのまま直行する予定なので、色々とむつ市の町で購入します。
下北半島で一番都会なのかな?栄えています。
お腹が空いたので遅めの昼食を食べに定食屋へインします。
しらかわ食堂
名物を注文。
ジャンボチキンカツ定食!!肉は350gあるそうです。ころもがパリパリで美味しい!チャリで疲れた足には米と肉、筋肉を回復させないとです。
お店の方々も非常に優しくて、この先の情報など色々お聞きします。
しかしお店の方が3人で色々と話し合ってくださったのですが、ガチ津軽弁は本当に英語以上のわからん。。。( ᷇࿀ ᷆ )
・・・
ここからはしばらく登坂が続きます。
下北半島と言えば恐山ですね!ここに行かないのは有り得ない(と思い込み、坂を登る決意をしました笑)。
あと69丁!これが徐々に減っていき、ゼロで到着です。まだまだ遠い。
それなのにこの険しい道!マジか・・・。
横をエンジンが唸りを上げた車が登っていきます。
道端には徐々にお地蔵様が増えてきます。
チャリの良さはこういった道端の情報をしっかり得られることでしょうか。
遂に門が現れます。
ようやく到着か!と思いきやここから更に登って下ります。
直角に曲がる表示!?いやいや。笑
遂に一桁になりました。あと少し!
恐山はその字もそうですし、怖い・呪われる場所と言ったイメージがありました。近づくに連れて、どことなくヒンヤリするような、不思議な感覚に囚われます。そんな中強い気持ちで登り、一気に下りを疾走すると硫黄臭が漂ってきます。ようやく到着です。いやーーーマジきつかった!
最近ある程度の坂には自信があったけど、本当にチャリ下りそうになりました。( ᷇࿀ ᷆ )
でも登り切った達成感!チャリならではです。୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
恐山
三途の川を渡る橋ですが、通行禁止でした。( ;∀;)
恐山へ到着!!汗ダクです。
500円払って入山します。
山門を潜り中へ入って行きます。
お地蔵様と風車が至る所にあります。風車は子供の霊を慰める為に置かれています。カラカラと音を立てて回っており、なんとも言えない気持ちになります。
恐山は高野山、比叡山とあわせ、日本三大霊山と言われています。「恐山」という山は存在せず、宇曽利(うそり)湖を中心とする八峰(鶏頭・地蔵・剣・大尽・小尽・北国・屏風・釜臥)を総称して「恐山」と呼びます。862年に慈覚大師円任(じかくたいしえんにん)により霊山として開山されたと言われています。八峰は花開く蓮のような形をしています。火山ガスのふんしゅつする岩肌の露出した一帯は地獄に、湖を取り巻く白砂の浜は極楽になぞらえ、死後の世界や死者に寄りそう祈りの場とされています。
本堂にお詣りしてぐるっと一周回ります。
むき出しの岩肌、あちらこちらの硫気孔から立ち上る蒸気、深く澄みわたる宇曽利山湖。そして、沸々と湧き出す温泉。地獄とも極楽とも思える光景です。
火山性ガスの影響で、この辺りは手入れをせずとも草木は生えないそうです。
この日は到着が16時過ぎになったのもあり、観光客は帰ってしまい、自分以外にほぼ人はいませんでした。ゆっくり見れ、厳かな気持ちになります。
個人をしのんで、身に着けていたものや草履や手ぬぐいがおさめられています。
八葉地蔵菩薩
水子供養の御本尊です。この周囲は特に風車が多くあります。
東日本大震災供養塔
極楽浜
正式名称を宇曽利山湖というカルデラ湖なのですが、その極楽浄土を思わせる美しさから海ではないのですが極楽浜と呼ばれています。紅葉の時期はとても綺麗だそうです。
胎内くぐりを抜けて戻ります。
実は恐山には入れる温泉があるんです!
シャンプーやボディソープは使えませんが、硫黄泉に入れます。すぐに身体がぽかぽかしてきて、とても気持ちいい!特に自転車で汗をかいた後なので最高です。( ᷇࿀ ᷆ )
・・・
しっかりと恐山を満喫しました。青森市内から函館に行くことも出来て、多くのチャリダーはそちらを選択している印象です。下北半島はそれほどアップダウンが多くしんどい場所なんです。でも来る価値は絶対にあります!大満足でした。
本当はここから大畑へ抜けて大間へ向かうルートが通常です。そちらはほぼ下りなので気持ちよく行けます。
ただ、行きたい場所があるので再度むつ市街へ戻り、しんどい道を選択することにしました。来た道を戻るのはキツイ登りがあることはわかっていますし、なかなか辛い選択でした。強い気持ちで!!笑
斜度12%の表示。こんな道を登ってきたのか・・・。('Д')
むつ市が見えます。この日は夕陽が見れませんでした。( ;∀;)
むつ矢立温泉キャンプ場へ到着。ここは200円で泊まれて足湯もあります!明日へ備えてじっくり浸からせてもらいました。
はーーー今日は坂道な一日でした。ほんとにしんどかった。( ;∀;)
明日・明後日も山道の予定。下北半島は本気でしんどい日が続きますが、元気に頑張ります!
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<データ>
出発地 常夜灯公園 8:00
到着地 むつ矢立温泉 18:30
走行距離 82.41
総走行距離 3010.68
平均速度 16.7
最高速度 45.3
獲得標高 889
<支出>
朝食 パン
昼食 1000 しらかわ食堂 ジャンボチキンカツ定食
夕食 パン
飲料 140 コーラ
食料品 360 パン だんご 豆腐 もやし
買い食い 370 ホタテの唐揚げ(道の駅よこはま) 豆乳ドーナツ(湧水亭)
観光 500 恐山入浴
宿泊 200 むつ矢立温泉
使用金額 2570