【旅11日目】中国最高峰、大山へ登る
おはようございます。昨日は夜から雨が降り始めていましが、朝には止んでいました。今日の天気予報は晴れ!晴れの日を当てようと、一週間前から予定をやりくりしてきました(*´з`)
さて、どんな登山になるでしょうか。
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6時前に起床、パッキングの最終確認をしておにぎりを食べて登山届を出して、、、いざ登山開始です。
大山に登るルートはいくつか存在しますが、登りは夏山登山道を使用します。このルートが最も一般的ですね。
朝靄の残る中少しづつ進みます。
しばらくは整備された階段が続きます。
日がだいぶ上りました。ずーーーっと階段です。自転車でも太もも使って、登山でも使って・・・。バキバキですが少しづつ登っていきます。ブナ林が綺麗です。
6合目を超えると植生がガラっとかわり、林を抜けます。避難小屋です。ここで小休止します。
雲の合間からこれからる山頂が時折顔を出します。まだ一部に雪が残っていて、雪渓が綺麗です。来てよかったー!
こちらは北壁ですが、とても切り立っています。
登山道にも少し雪が残っていますがだいぶ溶けて緩くなっています。アイゼンが必要という程ではありません。
8合目を超えると高山植物が一面に広がります。植生保護のため整備された板の上を登っていきます。
ド晴れです!避難小屋と頂上が見えてきました。あと少し!
登頂です!大山は本来剣ヶ峰(1729m)が頂上だったのですが、現在山頂の崩壊が進み登山禁止となっています。なので、こちら弥山(みせん、1709m)が頂上となっています。
右側が剣ヶ峰です。本来弥山から縦走が出来たとのことですが、今はそれも困難で、滑落死亡事故も起きています。禁止を促す立て看板が多数あります。
頂上の碑が小さく見えます。だが、その土台も崩壊しかけているとのことです。
山頂から避難小屋。登山途中でボッカしている方を追い抜きました。お疲れ様です。
お湯を沸かしてカップラーメン、もちろんビッグを食べますw これがまた( ゚Д゚)ウマー 登山道入り口は割と暖かかったのですが、山頂は風もあって冷えます。着替えて暖かいもの食べて、サイコーです!
下山していきます。雲もとれ、綺麗な雪渓が見えます。
行者谷分かれです。帰りは行者登山道から下山します。
登山道となっている砂防ダムから大山を振り返ります。本当、どこから撮っても絵になります。この写真だけで日本酒が飲める笑
大神山神社奥の院へ出ます。
大己貴命(おおなむちのみこと、大国主命の別名)をお祀りしています。
大山は古来大神岳ともいわれ、中国地方一の霊峰でした。神仏混淆の神社として奉仕されるようになり、平安鎌倉期には三院百八十坊僧兵三千名とまで数えられるようになった。明治時代になると神仏分離令で大山寺と分かれ現在のような形になりました。
御朱印もいだたきます。とても力強いです。墨をすって書いてくれるので、御朱印帳を開くと墨の香りがします。
そのまま参道を下って登山はおしまいです。
参道にはまだ桜が咲いています。標高が高く涼しいのがわかります。
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テントを乾かしてパッキング、再度日本一周仕様に荷物を詰めなおします。非常にめんどうくさい。。。
足の疲れもあるので、豪円湯院に浸かります。毎日温泉に入っている気がします。きっと日本一綺麗好きな日本一周チャリダーなのではないでしょうか笑
上がってからおこわと蕎麦、豆腐のセット(780円)を頂きます。お豆腐は豪円豆腐と言って、昔から肉を食べられない僧侶の為に作られてきたそうです。貴重なタンパク源!おかわり自由なので、ここぞとばかりに摂取します( ゚Д゚)ウマー
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山登って温泉入ってご飯食べたら後は寝るだけ・・・なハズなのですが、ここから移動しなくてはなりません(*´з`) 大山スキー場です。
アップダウンを繰り返しながら県道30号線を下っていきます。
今日は晴れて気温も上がったせいか、道中毛虫をよく見かけます。
青山剛昌ふるさと館があるので寄ってみると・・・えげない人です。入館待ちの列まであります。素直に諦めます。
鳥取県の空港は鬼太郎だのコナンだの・・・ぶっ飛んでますね。
はわい温泉!なぞのパワーワードです。
海岸まで到達します。海面付近は少し靄がかかっていますが、綺麗な夕陽!!ここで寝ることにします。
ビールとおつまみを買ってきて夕陽を見ながら一献。。。最高です。
大阪からなんとキャノピー(ピザをデリバリーするバイク)で山口県から周って来た方とご一緒になります。バイクが好きで、いままでも色々旅をしてきたそうです。結局旅って、肩も凝るし疲れるしお風呂入れないし布団もないし、、、言葉にすると不便でなに一つ楽しそうに思えないんですけど、行きたいところに行って適当にテント張って寝る、、、神経研ぎ澄まされる感じがいいと言っていたことが印象的です。
前日にチャリで山漕いで、朝から登山して50kmチャリで走って野宿する・・・生きていることを実感しながら洛陽を楽しみます。
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この旅初登山でした。タイミング悪く三瓶山に登れなかった鬱憤もあり、全力で楽しみました!
仕事辞めて旅をするって、社会からはみ出たことしているんですけど、今が一番生きてる感じがします。ただ楽しい旅で終わらせないためにも、色々考え感じながら貴重なこの瞬間を過ごしたいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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登山(夏山登山道):1時間50分
下山(行者登山道):2時間40分
<データ>
出発地 下山キャンプ場 6:30
到着地 宇野キャンプ場 17:00
走行距離 49.41
総走行距離 592.97
平均速度 18.4
最高速度 50.3
獲得標高 245
<支出>
朝食 おにぎり、カップラーメン
昼食 780 豪円湯院 豪円定食
夕食 326 唐揚げ、コロッケなど
飲料 255 ビール、チューハイ
観光 300 御朱印
入浴 390 豪円湯院洗濯
雑費 139 パン
宿泊 宇野キャンプ場
使用金額 2190