【旅153日目】和歌山の名物は梅干しと醤油だった!
9/21(土) くもり
おはようございます。
昨日は温泉の前にテントを張らせてもらっていました。心配していた雨も夜は降らず快適に眠れました。
最近高速道路が出来て無料で通れるみたいで、車の通りが一気に減ったみたい・・・。また有料になれば車はある程度戻ってくるでしょうが、この辺りはちょっと寂しいお店が多くて心配です。( ;∀;)
椿温泉は古く歴史のある温泉で、1851年の温泉番付で西方前頭16枚目に格付けされていたそうです!いや、「そんなのあったんだ!」って感じですが、こんな紀伊半島の先端にある温泉が知られていただけで驚きです。
台風17号が徐々に近付いてきて天気が不安定、雨も降りそうです。早めの移動をしたいところ。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
昨夜お世話になった温泉のオーナーにお礼を言って出発!
昨日宴会のあった居酒屋。ちっちゃいけど暖かくて楽しかったです。ありがとうございます!
少し走って椿温泉を振り返ります。
ホテルや旅館が建っていて、それなりに人が来そうな温泉街でした。お湯は本当に素晴らしかったです!
今日もまた海岸線に沿ったアップダウンを行きます。
いい加減勘弁してくれ・・・と呟きながら、もう超えるしかない山を越えていきます。
チラリと見える高台から海を臨む一瞬の景色が心の支え。三重県で「紀伊半島、意外に余裕やん!」とか言っていた自分に言ってやりたい・・・本当にキツイのは和歌山県だと!好みはあると思いますが、この永遠続くアップダウン、あまり変わり映えのない景色は辛いんです。(+o+)
あまり補給ポイントもなく・・・下手すると30-40kmコンビニがなかったりするので注意が必要です。その中で久しぶりのドラッグストア!
コスモス!西日本に多いドラッグストアです。九州で普段お世話になっていたので、久しぶりに見るこの看板が嬉しくなりました。・・・まだ関西なんですけどね。笑
みなべ町へ入ります。
ここはどうやら梅の産地らしいです。
梅商品を売る店舗を良く見かけます。
梅干館
その中で梅干しを作るウメタの工場へ見学へ行きます。
梅干しを詰めたりラベルを張ったりする作業をガラス越しに見学することができます。
170年前の梅干しらしい。やや黒ずんでる?食べれるのかな、どんな味なのだろう。相当しょっぱそうな見た目です。(*´з`)
見学の後はお決まりの販売コーナー。笑
色々試食できるのでオススメです!
ブドウやマスカット、
マンゴー味の梅干しまでありました。
梅一粒一粒がとても大きくて肉厚です。
南高梅という品種らしい、聞いたことあります!明治35年、高田貞楠が1本の優良品種を発見。そして品種選定を行った先生が南部(みなべ)高校に勤めていたことから、南高と名付けられました。そして和歌山は梅の一大産地となり、全国生産量の約半数を賄っているそうです。
道路脇にも梅の木が生えていたりします。
国道42号線400km地点。
浜松が起点になっていて、そこから紀伊半島をぐるっと400km。意外と近いというか、進んでない気がしてしまいました。名古屋や伊勢など色々なところに寄り道していたせいもありますが、やっぱり旅に出てから距離感がおかしくなっている、良い意味で日本は小さいな~と感じるようになりました。(*´з`)
国道を走っているとよく見るこの看板。
必ず山道に入って行く手前にあります。10km毎に見るような・・・。これがあると必ず登り坂が始まるので、嫌な看板です。笑
有田市に入ります。梅からみかんの木へ変わってきました。
有田みかんで有名な場所です。ずっと "ありた" だと思っていましたが、 "ありだ" が正しいみたいです。まだ色づいてきておらず、収穫はもう少し先かな~。( ᷇࿀ ᷆ )
今日一番の坂。
これを越えたらもうすぐです!
醤油発祥の地と角長
ふいに "醤油発祥の地" という看板が現れ、気になったので行ってみました。
こうやって、フラっと気になった地に寄れるのが自転車旅の一番良いところだと思っています。(*´▽`*)
まずは昔の蔵を利用した資料館へ行きます。
湯浅は醤油の発祥地として知られているそうです。醤油の起源は鎌倉時代(13世紀の中頃)、紀州の禅寺 "興国寺" の開祖・法燈円明国師によって中国(南宋)から伝えられた嘗味噌 (経山寺味噌、現在は金山寺味噌と呼ばれている)が、その母体とされています。 嘗味噌の中には、瓜・茄子などの野菜から塩の浸透圧によって水分が出てきます。 この水、最初は捨てるだけのものでしたが、 ある時その汁を料理に利用してみると美味しいことに気づかれます。 そこで、初めからその汁を利用するつもりで造れば「新しい醤」つまり調味料が誕生すると考えたのが醤油の始まりだと 言われています。特に湯浅の水は美味しく、醤油作りに適した水であった事も湯浅醤油発展の一因となっています。
角長(かどちょう)は天保12(1841)年創業です。昔は90件以上あった醤油蔵ですが、いまではこの地唯一の蔵となってしまいました。
醤油の違いや、作られるまでの行程を教えてもらいました。
醤油はうまみ成分の出る大豆、香り成分の出る小麦、水・塩・麹から作られます。大豆と小麦の配合割合で薄口、濃口、溜と分けるそうです!普段よく使う醤油、そして九州は特に甘口で拘りを持っているのですが・・・全然知らなかったです。( ;∀;) 勉強になったな~寄ってよかった!
満足して自転車に戻ると何やら後輪がオカシイ・・・。
パンクしているではないか!青森でタイヤを変えて以来です。
ゲンナリしながら修理開始・・・。
元凶が取れました。マラソンという分厚くてパンクしにくいタイヤを履いているのですが・・・それを突き破ってくるとは、なかなかやるな!笑
ですがこのお蔭で蔵の方とお話できたり、良い経験もできました。まぁ良しとしましょう。ε-(´・ε・̥ˋ๑)
・・・
気を取り直して進みます。
雨予報どこ行った・・・というくらいの良い天気!喜ばしいことです。
そしてほっしゃんの家に到着。
すかさず凛くんも来て乾杯!
ほっしゃんは2018年バイカーで、京都の笠置で知り合いました。遊び来ていいよ~と言ってくれたので、お言葉に甘えてお邪魔します。(*´з`)
いつものようにくだらない話、旅の話など、話が尽きることがないです。
楽しく飲んで遊んで、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日以降、台風の影響が出てきそうなのでしばらくここにお世話になる予定です。
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<データ>
出発地 道の駅 椿はなの湯 7:30
到着地 ほっしゃん宅 17:30
走行距離 95.01
総走行距離 8247.01
平均速度 18.3
最高速度 60.3
獲得標高 1202
<支出>
朝食 232 ゆで卵 カップうどん からあげ
昼食
夕食 2000 宴会
飲料 181 マッチ
宿泊 ほっしゃん宅
使用金額 2413