一歩前へ

ゴリ旅 酒好きのアラサーが自転車で日本を旅します。2019/04/22福岡発反時計回り

【旅62日目】酒好き系チャリダー、ジャパニーズウイスキーに目覚める

6/22(土) 雨

 

おはようございます。

道の駅の軒下で起床します。夜中に雨がパラパラ降ってきて目が覚めました。慌ててフライシートでテント本体を保護しましたが、幸いすぐに止んだようでした。

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テントを乾かしつつ宇宙記念館へ。毛利衛さんの影響?この道の駅は全力で宇宙推しでした。

 

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無重力?を体験できる施設も。傾斜と視覚から本当にフラフラになります。

 

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宇宙食コーナーも。宇宙食って高いんですね!興味はあるものの1食600円以上・・・どれほどお腹に溜まるのかはわかりませんが、それだったら普通にガッツリ食べたいチャリダーの本音。(*´ω`*)

 

土曜日ということもあり、今日は朝市があるよう。続々と人が集まってきたのでテントを撤収、出発します。

 

ニッカウヰスキー株式会社

道の駅から徒歩3分にあります。自転車は敷地内に案内され、停めさせてもらいました。

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テレビドラマ "マッサン" で有名になったJapanese Whiskyの先駆け、ニッカウヰスキーです。ここ余市から始まり現在も稼働中、当時の建物や製造過程見学できる人気のスポットなんです。お酒好きとしては行かないわけにはいきません。(*´з`)

 

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赤い屋根がとてもオシャレ、洋風な雰囲気を感じさせます。

スコットランドウイスキー造りを学んだ創業者の竹鶴正孝が1934年に大日本果汁株式会社として始めたのが起こりです。ウイスキーは熟成の過程が必要なので、出荷し利益が出るまで時間がかかります。なので当初はジュースを販売していました。そして1940年、遂にあのニッカウイスキーが完成したのです。ニッカという名前は大日本果汁を略して付けられたそうです。

 

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ウイスキーの貯蔵庫。50m以上もあるそうです。この建物が何棟あったんだろ・・・至る所にありました。とにかく沢山、熟成されています。

 

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本物のピートを見て興奮!これを燃やして麦芽を乾燥させるんですが、その際あのウイスキー独特のスモーキーフレーバーがつきます。ピートは軽く、意外と匂いはないんです。

 

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スチルポット。ここ余市工場では昔ながらの方法、実際に石炭を燃やして2段階に分けて蒸留しているそうです。石炭でしか出せない強い火力によって、重厚な味わいになるのだとか。

 

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マッサンの実家は広島で酒蔵をしている縁もあり、スチルポットには注連縄も巻かれています。

 

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有名なRITA HOUSEです。今は耐震の影響で閉館していますが、大切に保存されています。ニッカの建物、敷地は至る所で和洋折衷が見られ、最高にオシャレでした。

 

ご存知ヒゲのおじさん。

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King of Blendersという名前があり、19世紀に実在したブレンドの天才、W.P.ローリーがモデルになっているそうです。

 

そして、お待ちかねの試飲へ!

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3種類のウイスキーが無料で試飲できます!製造過程やニッカ、竹鶴正孝のウイスキーに対する想いを感じた後なので、さらに美味しく感じる・・・ことでしょう。

 

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自転車は・・・車輛なので飲酒運転になってしまうんです。( ;∀;)

 

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アップルジュースで我慢します。これも美味しかったですけど!笑

 

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第1号ウイスキー。昔のボトルはコルク栓だったので、蒸発によってじわじわと減ってきているそうです。どんな味わいなんだろう、今のものと飲み比べてみたいです。

 

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どこへ行ってもウイスキー、夢のような場所でした。( ᷇࿀ ᷆ )

 

・・・

 

外に出ると生憎の雨。普段雨の日はできるだけ走らないようにしているのですが、今日は20kmほどの予定だったので、合羽を着こんでゆっくり、気を付けながらスタートします。折角禁酒守りましたし

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ほどなくして小樽市へ。カントリーサインは有名な運河ですね!

 

小樽市総合博物館

小樽市の中心地から少し離れたところにあります。

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小樽は札幌に先駆け、北海道で発達した地です。旧手宮駅は明治13年(1880)11月に開通した北海道最初の鉄道、「幌内鉄道」の起点で、石狩・空知地方からの石炭積み出しや、開拓に必要な生活物資と生産資材などの道内各地への輸送、道内各地の産物輸送にかかわる海陸交通の接点として発展を遂げました。旧手宮駅の跡地にその歴史を展示する資料館として、小樽市総合博物館はあります。

 

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手宮駅周囲の復元模型。100年以上前でこれですから、本当に栄えていたのがわかります。

 

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1884年アメリカのポーター社で製造された7100形 しづか号です。日本に輸入され、幌内鉄道で活躍していました。先頭のスカーフはcow catcherといい、線路内に入った牛を吹っ飛ばす為のものだそう。うーーん、北海道。笑

 

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客車や運転席もモダンでカッコいい!

 

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機関車庫や転車台も当時のものが残されています。当時の小樽を感じれる、よい博物館でした。( ᷇࿀ ᷆ )

 

ライダーハウス 小樽

雨も降っていたので流石に小樽観光をする気が起きず、そのままライダーハウスへ入ります。

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北海道と言えば!クラシックでしょう。(*´з`)

 

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ロシア料理の豚バラの生肉。オーナー手作りで、ご馳走していただきました。

 

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余市工場を見てからどうしても飲みたかったHi NIKKAです。マッサンが晩年まで愛飲していたウイスキーだそう。工場見学してから飲むと、さらに美味しく感じてしまいます。

 

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北海道ではどこでも売っているガラナでも割ってみます。甘くて意外とコークハイより飲みやすいかもしれません。( ゚Д゚)ウマー 

 

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積丹で再開したkoekawaくんも一緒になりました。適当に肉を焼いておつまみを作ってくれました。オーナーや札幌から良く遊びに来られる方、舞鶴からフェリーで夜着いたライダーの方々などと一緒に楽しく飲んで語り、気づいたら寝落ちしていました。。屋根と壁があるって、本当に安心します。旅に出ていなかったら当たり前過ぎて気づけていなかったことなんでしょう。

 

明日は雨が止みそうなので、小樽の町をぶらついてみようと思います。おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚

 

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<データ>

出発地 道の駅 スペース・アップルよいち 9:00

到着地 ライダーハウス 小樽 17:00

走行距離 21.24

総走行距離 3520.1

平均速度 12.8

最高速度 23.6

獲得標高 261

<データ>

朝食 パン グラノーラ

昼食 293 セイコーマート カップ焼きそば 納豆

夕食 宴会

食料品 596 ドーナッツ 中華

酒 1806 ビール ハイニッカ

観光 400 小樽市総合博物館

雑費 108 ライトニングケーブル

宿泊 1500 ライダーハウス 小樽

使用金額 4703