【旅43日目】秋田美人ときりたんぽ鍋のお店へ
6/3(月) 快晴
おはようございます。
昨日ブログに投稿しきれなかった夕方の写真から。
上郷(かみごう)の温水路群です。鳥海山の麓の地域は稲作が盛んなのですが、鳥海山からの距離が近く、その水温の低い雪解け水が直接田んぼへ流入する為、稲が良く育ちませんでした。その問題を解決したのが、昭和2年から上郷地区で建設された温水路です。水路の幅を広げて浅くし、暖かい空気を多く取り込めるよう段々に建設しました。計6.2kmにわたり建設され、米の収穫量は2倍になったそうです。先人の知恵が詰まってますね。
鳥海山も綺麗に焼け、最高の夕陽でした。景色が身体の疲れを癒してくれます。
奈曽川河川公園は星も綺麗で、聞こえるのは川の流れのみ、鳥海山も見えて最高の無料キャンプ場でした。心配していたクマも出ず。( ᷇࿀ ᷆ )
今日は再度日本海側に出て、秋田県を北上していく予定です。それでは元気にやっていこー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
キャンプ場は良いところで、朝7時前に起きたのですがずっとだらだらごはん食べて服を干して・・・などしてたら出発は10時を過ぎてしまいました。基本朝弱いんです。( ゚Д゚)
田園風景の中をゆっくり身体をほぐすようにして漕いでいきます。
稲も元気に育っていて、温水路の効果を感じます。
防雪柵は雪国どこでも見ますね。最初は物珍しかったのですが、見慣れてきました。
聖徳太子神社
国道7号線を漕いでいたら右手に気になる名前の神社発見、立ち寄ってみます。
御祭神は誉田別之命(ほむたわけのみこと)、厩戸豊聡耳皇子命 (うまやどのとよとみみおうじのみこと)です。
誉田別之命は応神天皇の別称で、宇佐神宮や氣比神宮、その他全国の八幡様でお祀りされている文武の神様です。
厩戸豊聡耳皇子命は聖徳太子の別称です。聖徳太子は用明天皇の第2皇子で、沢山の呼び名があります。
<日本書紀>
厩戸皇子(うまやとのみこ)
厩戸豊聡耳皇子(うまやとのとよとみみのみこ)
豊聡耳法大王(とよとみみののりのおほきみ)
法主王(のりのぬしのおほきみ)
<古事記>
上宮之厩戸豊聡耳命(うへつみやのうまやとのとよとみみのみこと)
うーん、こんがらがります。(´・ω・`) ちなみに、聖徳太子は死後100年以上経ってから付いた名前だそうです。いわば戒名のようなものなのでしょうか。ですが、それが世間一般に浸透して残るって、なんか不思議です。
創立は1273年の、まずまず古い神社のようです。名前が気になって寄ってみましたが、小さい神社で、宮司さんも不在で特にその他ありませんでしたが、勉強になりました。(*´з`)
最近クマ注意の看板をよく見かけます。どのように注意してよいのか今一つわかりませんが、見つけたら教えの通り刺激せず、挨拶して笑いかけてみようと考えています。笑
この看板に書いてある由利本荘市は日本で初めてロケットが打ち上げられた地です。
1955年(昭和30年)8月6日に国産初のペンシルロケットが 東京大学生産技術研究所によって道川海岸で打ち上げられましたた。全長23センチメートル、高度600メートルだったそうです。記念碑が海岸沿いにあったみたいなんですが、気づいたら素通りしてしまってました。残念。( ´•д•`; )
八橋(やばせ)油田
日本にも現役の油田はあるんです。ポンピングしているところを実際に見られるとのことで行ってみます。
はい、リサーチ不足でした。立ち入り禁止。( ;∀;)
でもなんだかんだ、動いたいなかったですけど設備は外から見ることができました。
八橋油田は1907年(明治40年)頃から調査・試掘が行われ、1935年(昭和10年)に日本鉱業(現在のJXエネルギー)が本格的に産油を開始しました。戦後八橋油田は帝国石油(現在の国際石油開発帝石)が開発を受け持ち、昭和30年代には年産30万キロリットル(190万バレル)に達するなど、北海道や新潟の油田を抑えて国内最大の油田でした。その後産油量は急激に衰退し、現在の産油量は当時の1割にすら満たず、また現在も産油量は減少傾向にあるそうです。
少し期待して遠回りして行ったのですが、こんな凄い油田なのにあまり観光用の看板、見学ルートなどはありませんでした。ちょっと残念。( ;∀;)
・・・
秋田駅のロータリー側です。学生がジャージで歩き回っている程度には田舎な模様。笑
きりたんぽ鍋
秋田の名物と言えば!まず浮かぶのがきりたんぽでしょう。勿論食べに行きます。
秋田きりたんぽ屋は秋田駅前にあって、1人前からきりたんぽ鍋を提供してくれるお店です。
きたー!比内鶏で炊きだしたしっかりした味付けのスープにきりたんぽ、鶏肉、ごぼう、きんかん(卵黄が少し成長したもの)などが入っています。スープがきりたんぽにしっかり染み込んでいて美味しいんです!( ゚Д゚)ウマー
きりたんぽは大館・北鹿地方で、炭焼きや秋田杉の伐採のため山籠りした人たちが、山小屋で残り飯やおこげを練ってトリ鍋に入れたり、味噌を塗って食べたのが始まりと言われています。
お米を炊き、それを練って半殺し(とお姉さんが言っていました)にした状態で焼いたもの。たんぽ槍に似ていて、それを切って食べたことからきりたんぽというそうです。
秋田では家庭料理という扱いで、あまり外にわざわざきりたんぽを食べに行くことはしないそう。それぞれ家庭の味・具材があるようです。
このお店ではきりたんぽ鍋を頼むと秋田美人のお姉さんが紙芝居でその由来を説明してくれるんです!これが楽しみでこのお店にしたというのもあります。笑
秋田弁でやってくれるんですが、何がなんやら。。紙芝居の絵と、吹き出しで入った字幕のおかげでなんとか理解できました。( ᷇࿀ ᷆ )
はしゃぐkoekawa。7号線をゆっくり寄り道しながら走っていたら後ろから追撃されました。方向が一緒だとよく会います。目的地も一緒だったので、ご飯を食べに行きました。(*‘∀‘)
そのまま道の駅 あきた港に移動してビールとウイスキーで乾杯します。新潟で別れた後も色々あったようで・・・。今後の計画も含め色々情報を交換します。日が変わるころに流石に限界がきたのでおやすみなさい( ´O` ) ~.。o。゚
明日は男鹿半島へ向けて漕いでいきます!秋田の楽しみはまだまだ沢山です。(*´з`)
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<データ>
出発地 奈曽川河川公園キャンプ場 10:30
到着地 道の駅 あきた港 22:00
走行距離 89.78
総走行距離 2528.1
平均速度 17
最高速度 40.5
獲得標高 530
<支出>
朝食 お茶漬け パン
昼食 253 焼きそば 豆腐 だんご
夕食 4000 きりたんぽ屋 きりたんぽ鍋
食料品 608 豆腐 茶漬けの素 ポテチ タン塩
酒 341 ビール
雑費 1477 カメラ保護レンズ キャップ
宿泊 道の駅 あきた港
使用金額 6679