【旅202日目】屋久島縦走1日目 ~九州最高峰へ~
11/9(土) 快晴のちガス
おはようございます。朝3時半に起床、当然まだ真っ暗で眠たい・・・。(+o+) ですが気合で起きます!テントから出るとあれ、思ったほど寒くない。助かりました。
普段はかなり寝坊助ですけど楽しいことの時は頑張れます。笑 さて、今日は楽しみな屋久島縦走の1日目!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
世界自然遺産 屋久島
屋久島は1993年、白神山地とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されました。
出典:屋久島マルシェ
屋久島は周囲約130kmほど、ほぼ円形をしており日本で7番目に大きな島です。花崗岩(かこうがん)マグマが海底プレートを押し上げて隆起したてできたと言われています。樹齢が数千年にもなる屋久杉をはじめ、多くの固有種や絶滅のおそれのある動植物など稀有な生物相を有し、さらに海岸部から亜高山帯に及ぶ植生の垂直分布が見られます。
・類例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域を含むこと。
・陸上、淡水域、沿岸および海洋の生態系、動植物群集の進化や発展において、進行しつつある重要な生態学的・生物学的過程を代表する顕著な例であること。
以上の2項目が評価され、世界遺産登録に至りました。
屋久島の面積の21%(107.477k㎡ )が世界自然遺産に登録されていて、その部分を十二分に堪能していきたいと思います!
登山ルート
今回は行って帰ってのピストンじゃなくて縦走したので、歩いたルートをイメージしやすいように先に公開しちゃいます!
赤線が1日目、緑線が2日目。1日目は淀川(よどごう)登山口から入山して黒味岳、宮之浦岳、永田岳といった屋久島の中心にある山を歩き鹿之沢小屋で1泊します。2日目は縄文杉をはじめとする屋久杉と白谷雲水峡を堪能する欲張りルートです!楽しんでいきます。୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
屋久杉縦走 1日目
朝4時24分に空港発のバスに乗ります。
ね、、、眠い。
淀川登山口まで早朝のバスが出ていないので(1日2便)、前日に入って近くの淀川小屋で1泊、2泊3日の山行にすることも考えたのですが、準備と天気の観点から早朝発にしました。
バスで屋久杉自然館まで向かいます。
バス内は徐々に人が増えて満席!朝暗いうちからみんな凄い!
屋久杉自然館は沢山の登山客で溢れていました。
ここからバスに乗り換えて荒川登山口に、縄文杉を見に行く人たちです。自分はタクシーをお願いしており、そこから淀川登山口に向かいます。
到着して協力金の2000円を支払い登山スタート!
ナイトハイクは楽しみだなぁ~!心配ないとは思うけど、今回はソロですし道迷いには十分気を付けます。
フラッシュを焚いたけど、夜の道はこんな感じ。
とにかく足元とピンクテープに集中していきます。でもあまりナイトハイクはすることないし、新鮮で楽しい!
少し歩いてみましたが、縦走路は整備されているので普通に注意して歩けば問題はなさそうです。
徐々に明るくなり、陽が差してきました。
この瞬間、太陽の光の偉大さを一番感じているのは自分かもしれない!凄い暖かくなるし、ホッとします。
淀川避難小屋に到着。
朝食として姉さんの作ってくれたおにぎりを頬張ります。美味しい!山で食べると本当になんでも美味しくなるから不思議。
さて、辺りもしっかり明るくなったのでここからスタートといった感じ。
屋久島は水が本当に豊富。どこが水面から分からないくらい透き通っています。
屋久島の山はだいぶ秋らしくなってきていていました。
登山道はかなり歩きやすいです。
花之江河(はなのえごう)へ到着。一気に視界が開けます。
これから向かう方向も天気が良さそう!色々と期待できそうです。
標高1630m。
標高約1600m、 "日本最南端の高層湿原" なんですって!高層湿原とは、泥炭(ピート)が蓄積して中央部が周囲より凸状に高くなり、雨水などで水が供給されている湿原のことで、尾瀬が有名です。こんな高いところに湿原があるのが驚きです。
特に冷えるのかな?
ササが凍っていました。
もう少し登ると黒味分かれの分岐点に到着します。
ここを曲がって黒味岳の方へ。荷物をデポして行きます。
ロープもあったりしてなかなかアグレッシブな感じ。
これぐらいならパパっと超えていきます。
樹林帯を抜けて屋久島の核心部が露わになってきました。
稜線を歩くのは本当に気持ちいい。大好きです!
分岐から30分ほどで黒味岳(1831)登頂!山頂は誰もおらず独り占め!
奥に見える山、左側が宮之浦岳、右側が永田岳です。
先ほどまで居た花之江河がわずかに見えます。
あそこだけ何故か湿地に。不思議です。
先はまだ長いので、適度に休憩して再び元来た道を進み縦走路へ戻ります。
今日は天気もよく気温も暑すぎず寒すぎず・・・サイコー!!
そんな中こんな素晴らしい稜線を歩いて行けるなんて。幸せいっぱい!
至る所で沢が形成されていて、水に困ることがないのが屋久島の特徴。
伊達に "1か月35日雨が降る島" と言われていないよな~。何処で飲んでも美味しいです。
翁岳・・・だったっけな?
縦走路の両サイドには投石岳や安房岳など、色々な岳を見ることができます。
栗生岳を越えていきます。
なんとなく山頂の岩が栗に似ている!笑
これから行く宮之浦岳。
天気も良く、victory roadを歩いていきます。
あっと言う間に宮之浦岳(1936)登頂!
日本百名山の100番目、そして九州最高峰です。
見渡す限りの山山山!
そしてその向こうには海。屋久島は島と言うより、山と言った方が良いのでは?と思うくらい。島には330もの岳があり、1000メートルを超す山々が46座(うち1500メートルを超す峰は20座、九州の高峰の上位7位までがこの島に集中している)、洋上のアルプスとも呼ばれています。
宮之浦岳の山頂から見る永田岳(1886)。
集落から見える岳を前岳、見えない奥深くにある岳を奥岳と呼びます。もちろん宮之浦岳、永田岳、黒味岳は奥岳に分類される神聖な山なのです(永田岳だけは永田町からのみ見える特殊な奥岳)。
白く見える斑点は全部花崗岩。緑の絨毯の中に神が空から落としたような、見事な配置です。
お気に入りの1枚。
凄くカッコイイ!!これから永田岳に行ってみます。
30分ほど下って焼け野三叉路(1784)へ。
縦走路を外れて永田岳へ向かいます。
大きな花崗岩が沢山、間近に感じることができます。花崗岩の中に四角い白い石が含まれていて、良い感じにグリップとなって滑ることはありません。花崗岩に含まれている正長岩と言われる結晶だそうです。
そして40分ほどで永田岳登頂!
宮之浦岳を振り返ってみるとガスがかかってます。
少し待つと晴れそうな感じだったので、待ってみます。
すると予想通りすぐに晴れてきました。
完璧な山容。急峻な山が多い屋久島の中心でこれほど広々と裾野を広げているとは・・・。
永田岳から見る宮之浦岳が一番美しいと思います。相思相愛な山なんだな~なんて思ったり。
遠く海沿いに集落が見えます。
永田町。島で唯一奥岳が見える特別な集落です。今日は向こうからもこっちが見えているんだろうな~!
永田岳の山頂でゆったりと景色を見ていましたが、徐々にガスがかかってきたので進みます。
周りの風景を楽しみながら。
ローソク岩
40分程で鹿之沢小屋へ到着。
石造りのなかなか古い小屋です。
屋久島縦走の時は新高塚小屋まで行ってしまうことが多いのですが、一人静かにまったりしたかったことや永田岳を満喫したかったこともあって、あまり利用されていなさそうな小屋を使用することにしました。(*´з`)
着いてまずビールを冷やします。笑
小屋周囲には水場がしっかりあるので水に困ることはなさそうです。
小屋の前は少し開けていて、テント程度なら張れ。
夕陽を撮りに永田岳へ再度行こう・・・と思っていましたが
ガスが湧いてきて生憎の空になってしまったので、小屋でゆっくりすることにします。(+o+)
小屋の中もなかなかに年期を感じます。
ですがこの日の宿泊は読み通り自分独り。ゆっくりと静かに休ませて貰います。(*‘∀‘)
陽が落ちる前にお湯を沸かして夕飯を頂きます。
鹿之沢小屋は窪地にあるのでよく冷え込むみたい。暖かいものが染みます。ペットボトル湯たんぽも作ってシュラフに入れて、陽が落ちると同時におやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は長丁場、早起きして頑張ります!
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<登山データ>屋久島縦走1日目
標高 1936
登り 7時間46分
下り
登山口 淀川
高度上昇 938
距離 13.6
主なピーク 黒味岳(1831) 宮之浦岳(1936) 永田岳(1886)
備考 淀川登山口(1360) - 黒味岳(1831) - 宮之浦岳(1936) - 永田岳(1886) - 鹿之沢小屋(1550)
<支出>
朝食 160 おにぎり
昼食 160 おにぎり
交通費 6510 バス タクシー
観光 2000 入山協力金
宿泊 鹿之沢小屋
使用金額 8830
【旅201日目】魅惑の離島、屋久島へ!
11/8(金) 快晴
おはようございます。鹿児島のとくさんの家にお世話になっています。
今日も鹿児島は元気に噴煙を上げています。居心地めちゃくちゃいいし、このままダラダラとしていたいところですが・・・鹿児島は広いので見たいところが沢山!意を決して屋久島へ渡ろうと思います!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
鹿児島から屋久島へ行く方法は意外と沢山、比較的安価なフェリーだけでも3種類あります。1つはハイビスカス、夕方出発して種子島を経由し朝着く便。もう1つは高速船で自転車は輪行しないと運搬できません。自分が使うのはフェリー屋久島2と言い、朝出て昼に着く便です。
8時30分出航なので7時前には起きて準備、出発します。相変わらず早起きは苦手ですが、頑張りました。笑 7時30分過ぎに着いて受付をしましたが、容易に乗船できました。(*´з`)
自転車の固定は結構適当な感じ。笑 この日は自分1台だけでした。
船内へ乗り込みます。綺麗で凄いしっかりしています。
約4時間の船旅です。
漫画まで、暇つぶしは万全の態勢で揃っています。笑
2等はいつもの感じで雑魚寝。
自転車は乗船時間が早く、自由に席が選べるのが魅力。バッチリ電源の近くを確保します。笑
そしてどの席の近くにもコイツが用意されています。
ゲロ袋。笑
湾外に出るからうねりの影響をもろの受けることもあるのでしょう。幸い今日はめちゃくちゃ穏やかで快適でした。
出航して1時間、船から見た開聞岳。
相変わらず見事な山容です。この山も標高はそれほど高くないけど2000mを超えるように見える存在感。魅力的だし、いつか登ってみたいよなぁ~・・・。
佐多岬を越えていきます。
遠くに先日登った展望台と灯台が。やっぱり半島は山しかないよな~と思いながら、よく行ったよな~と、辛かった行程が思い出されます。もう2度と自転車で行きたくない。笑
船内でブログを書いたりしていたら、すぐに4時間は過ぎ去って行きます。
ようやく屋久島に到着。山ばっか!笑
船から降りて屋久島ライドスタート!
基本的に島の中心は山なので、外周を走ることになります。
古い魅力的な橋。
港なんて見慣れている気がしていたのですが、島で見るからか、どこか素敵に思えます。
発着はJACだけ?本当に小さな空港です。
観光案内所に立ち寄り、屋久島のことを色々教えて頂きました!
そして空港から徒歩1分のとまり木へ。
旅人界隈では有名な沈没宿です。ずーーっと来たいと思っていました!どんなところなんだろう、楽しみだな~!
姉さん(オーナー)から色々と説明を受けてまったりしつつ明日の準備。
コッヘルとバーナー、アルファ米にヘッドライトなどなど・・・綿密に準備。屋久島、準備の段階からワクワクがとまりません。
明日から山籠ってきます!
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<データ>
出発地 鹿児島友人宅 7:20
到着地 とまり木 13:30
走行距離 15.58
総走行距離 10725.39
平均速度 16.6
最高速度 44.6
獲得標高 184
<支出>
朝食
昼食 弁当
夕食 宴会
飲料 160 午後のミルクティー
食料品 1075 納豆 パン カップ麺 柿の種 かりんとう(登山用)
酒 1186 三岳 ビール
入浴 とまり木
宿泊 800 とまり木
使用金額 9121
【旅200日目】西郷隆盛を生んだ薩摩藩の教育に感動
11/7(木) 晴れ
おはようございます。鹿児島市内、とくさん宅にお世話になっています。だいぶ疲れも溜まっていたようで昼前まで爆睡・・・。トイレにすら起きませんでした。笑 とくさんの仕事に合わせてなんとか起床し出発。鹿児島市内を見て回ります。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
あまりイメージになかったけど、鹿児島も割とすぐ坂にぶつかります。
中心地は平坦だけど、人が住んでいる地域は斜面。そしてなかなかに急です。(+o+) 自転車で生活するのは少し厳しそうな場所。行きは下り坂だから快適なんですけどね~。笑
南洲墓地 南洲神社
西南戦争で没した志士の名前が刻まれています。
西南戦争は1877(明治10年)に起こった士族による武力反乱で、日本国内での最後の内戦になります。
西南戦争の事の興りは "明治六年の改変" に遡ります。1873(明治6)年に征韓論(国防的な観点および新政府を認めない李氏朝鮮を武力によって開国させる)を主張していた江藤新平や板垣退助ら、そして遣韓諭(自らが使者として朝鮮に赴く)だった西郷隆盛ら留守政府と、岩倉使節団として欧米を視察しその差を実感、まず国力増強に主を置きたい大久保利通や岩倉具視、木戸孝之らが衝突します。結果征韓論は達成されず、西郷隆盛を始め旧薩摩勢力の官僚・軍人約600名が職を辞するという事件です。そしてこの時下野した征韓論派によって各地で不平士族の乱や自由民権運動が起こって行き、西南戦争に繋がります。
結果政府軍が勝利、西郷隆盛は故郷鹿児島の城山で自決します。
南洲墓地の中心にある一際大きく整備されたお墓。
西郷隆盛のお墓です。
元々政府側に居て留学したり将来を有望視されていた沢山の若者が西郷の下に集い、命を落としてしまったのはいたたまれません。
鹿児島県内外で戦死した志士の遺骨を集め、計2023名が埋葬される南洲墓地として整備されます。雄大な桜島を見ながら眠りについていました。
当時の乱は今思うと過激すぎるように思えるし、そういった反乱が起きない今の政治はある意味では凄い・・・と思いながら、行動できた昔の人を羨ましくも思います。(*´з`)
南洲神社へ。
1880(明治13)年に南洲墓地の隣に参拝所が設けられ、1922(大正11)年に南洲神社として認定されます。
御神祭は西郷隆盛です。沖永良部島に隠遁していた時期があるのですが、その際のペンネームが "西郷南洲" だったことに由来します。西郷隆盛は調べると沢山の別名があり、そもそも "隆盛" も父の名前で、政府のミスで隆盛と記帳されたことに由来するそうです。笑
いつもであったら自分の欲望・願望を神社で発散させるのですが、ここでは国の為に行動した人々の冥福と感謝を祈らずにはいられませんでした。
南洲神社電灯
大正2年に製造された高さ4.4m、鋳鉄製、六角形で花弁状の柱頭飾りなどの装飾を持つ味のある電灯です。島津藩が近代化を目指して興した旧集成館が作成した大切な遺構です。現代の装飾ある電灯も綺麗なものが沢山あるけど、やっぱりどことなく特別なオーラというかカッコイイんだよな~。不思議です。
麺歩 バガボンド
お昼を少し過ぎてしまいましたが、鹿児島で有名なラーメン屋へ!カツと迷ったのですが・・・麺なお腹でした。(*´з`)
炙りチャーシューつけ麺 大盛(600g)
魚介系のやや甘みあるスープにツルツルしこしこ太麺がマッチ、とても食べやすい!チャーシューも厚みが凄くて食べごたえがあります。美味しい!ただ、チャーシューも甘い味付けなので後半飽き気味に・・・残念だな~と思っていたところに目についたスパイ酢!酢に山椒の薬味などが加えられたピリっとしまった液体で、これを少し混ぜると一気に味変。美味しかったです!( ゚Д゚)ウマー
鹿児島市維新ふるさと館
お腹もイッパイ、明治維新についてのお勉強!近代の出来事なので色々資料や遺構が残っていて見て回るのが大変だ。笑
大河ドラマ篤姫が少し前に放送され、その時の衣装が展示されてありました。
天璋院篤姫は1835(天保6)年に今和泉島津家第5代当主忠剛の第4子として生まれました。今和泉島津家は島津宗家の血統を保持し、藩主を補佐する為に生まれた創設されました。1853(嘉永6)年に島津家第28代当主斉彬の養子となり、1856(安政)3年に第13代将軍徳川家定と結婚しました。幕末の動乱期には実家の島津家は将軍の敵となりましたが、新政府に徳川本家の存続を働きかけるなど、徳川家のために尽くしました。
島津家は鎌倉時代来明治に至るまで続く名家中の名家で、 "島津に暗君なし" と言われるほど、薩摩は優れた君主に恵まれました。また、第11代将軍徳川家斉(いえなり)の正室・茂姫とともに、外様大名で唯一将軍正室を出した大名でもあります。
蝦夷地開拓のことも。
屯田兵などの北海道開拓にも薩摩藩士は多いに関与・活躍していたようです。網走では知り得なかったこと、意外とこんなところで学ぶなんて面白いです。
有名な福沢諭吉の学問ノススメ。
"天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり" とういう有名な冒頭分、まさかこんなところで実物を初めて見ました。誤って解釈されがちですが、続く文章も読むと最終的には "人は生まれながらにして平等だが、何故賢者と愚者がいるのか。勉強し必要な知識を学びなさい。" という意味になります。昔の学校制度は飛び級もあったし、こんなことを小学校で教えていたなんて。今の教育は型にハメた、ある意味定型的で良い面もあると思いますが、当時の人が見たらなんと言うのだろうか。
郷中教育(ごうちゅうきょういく)
薩摩では城下の居住区をいくつかの区域に分け、区域の1つ1つを "郷" と呼び、その区域毎に子弟の教育を行っていました。薩摩の青少年を①小稚児(6-10歳) ②長稚児(11-15歳) ③二才(15-25歳)に分け、年長者が責任もって下の者を教育しました。
郷中教育の基本精神
・武士道の義を実践せよ
・心身を鍛錬せよ
・嘘を言うな
・負けるな
・弱い者いじめをするな
・質実剛健たれ
"議を言うな(つべこべ小賢しい理屈を言わず、先輩の言うことには従え)" と厳しく指導されていました。
下加治屋町郷中は70数軒の小さな郷でしたがその教育が素晴らしく、西郷隆盛、西郷従道、大久保利通、東郷平八郎、大山巌、村田新八など、多くの逸材を生み出しました。
全て当時の教育が素晴らしいとは勿論言えないけれど、現代社会においても一部見習うべきところもあるのでは・・・なんて思ってしまいます。(*´з`)
明治維新が何故薩摩で興ったか、その人物なども含めて詳しく解説してありました。シアターでは劇もあってとても見応えあります。300円で入れるのですが、それ以上の価値は十分にあるので是非行って欲しい場所でした。2時間半以上、閉館時間まで居てしまった。それでも見たりないくらい。( ᷇࿀ ᷆ )
・・・
西郷隆盛の生家跡
西郷隆盛像
城山にある西郷隆盛が自決した祠
市内の西郷隆盛縁の地を色々と見て回り、家に戻りました。なんとなく、西郷どんが色々な人に惹かれるのがわかる気がしました。
・・・
夜はとくさんの家でまた飲みながら夕食。
パパっと残り物で美味しいご飯を作ってくれました。調理師免許持っているし凄い!ご馳走様です。
明日は早朝に出発する予定なので早めに切り上げておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
屋久島へ行きます。楽しみだった地の一つ!ワクワクです。
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<データ>
出発地 鹿児島友人宅
到着地 鹿児島友人宅
走行距離 7.23
総走行距離 10709.81
平均速度 12.7
最高速度 22.9
獲得標高 25
<支出>
朝食 ちゃんぽん麺
昼食 1000 麺歩 バガボンド 炙りチャーシューつけ麺大盛
夕食 あんかけちゃんぽん
観光 900 御朱印(500) 鹿児島市維新ふるさと館(300) ステッカー(100)宿泊 鹿児島友人宅
使用金額 1900
【旅199日目】桜島は雄大な自然を体感できるエネルギッシュな場所!
11/6(水) 快晴
おはようございます。神川キャンプ場に2泊目、快適に眠ることが出来ました。
今日も快晴!面白そうなところ走るし、景色が期待できそうで楽しみ!テントを乾燥させて出発。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
大隅半島のアップダウンが昨日で終わったかと思ったら・・・まだ意外と残っていました。笑
足はだいぶ疲労が残っているのでまったり漕いでいきますが、途中面白そうな神社がありました。
荒平天神
天神様、菅原道真をお祀りする神社です。砂浜で繋がる島の上に作られた神社で、大潮の満潮時にはその砂浜が全て海中に沈むのだそう。快晴で海も綺麗、フォトジェニックな場所でした。(*´▽`*) ふっとあまり有名じゃない、自分だけの素敵なところを見つけた瞬間って嬉しいよね!旅の醍醐味だと思います。
牡蠣やホタテのイカダは今までも見てきたけど、この暖かい鹿児島では何を養殖しているのだろう?
温泉付きの土地も売りに出されていました。いいなぁ~!維持は大変なのかな?いつでも温泉に入れる家とか良いな!
日の出食堂
お昼には地元の定食屋へ。
カツ定食!安定のメニュー。
だけどカツはちょっと今一つだった・・・かな。だけど付け合わせのおかずが美味しくて愛情ある感じ。オススメはチャンポンみたいなので、また来た時はそれにしよう!(*´з`)
・・・
この辺りまでくると桜島が大きく見えてきました。
今日も元気に活動中。
大隅半島から桜島へ入り、流れた溶岩の上に作られた道路、溶岩道路を通ります。以前は完全に孤立した島でしたが、大正の噴火で流れた溶岩によって大隅半島と陸続きになりました。
今は植物も回復していますが、当時は凄い光景だったんだろうな。所々無秩序に突き出した黒い溶岩が、噴火の跡を伺わせます。
そりゃそうでしょ!という看板。笑
島に入って一気に火山灰の量が増しました。
大潟トラックが行き来していて、その度に道路に積もった灰が舞います。自転車を漕いでいると口の中がジャリジャリ、目がゴロゴロします。ロードバイクで一周する人もいるらしいけど、自転車で走るところじゃなかった・・・。
道路脇には集めた灰が積まれていました。凄い量!
スマホを自転車のステムに取り付けているのですが、あっと言う間に灰が付いてしまいました。(+o+)
爆発した際の避難壕
噴火すると噴出する石から身を護る為に大切なもの。島の色々なところに設置されていました。
展望所から。
一番手前の緑の部分が大正噴火(1914、大正3年)、その奥の薄い緑が昭和噴火(1946、昭和21年)、それより奥の濃い緑がそれ以前の噴火で出た溶岩の上に育つ植物です。山頂に近づくと火山性ガスの影響で植物は生えないのだそう。地球や植物の生命力の強さ、力強さをまじまじと見ることができます。
標高1000mを超える大きくカッコイイ山なのでいつか登りたい!火山活動が落ち着いて登れる日が生きている間に来るのだろうか・・・。
土石流を流す為の川。
溜まった灰を大型トラックが運び出していました。走っていてあまりにトラックが多く、灰が巻き上げられるのでイライラしていたのですがこの為だったのか!と納得。灰を含んだ土石流は洪水の比にならないくらいパワーがあるので、こういった整備が必須なんですね。年中運び出しているのかな?桜島に住む、観光を維持するのも大変だ。(+o+)
溶岩で出来た面白い岩も沢山あります。
西郷岩
ゴツゴツした無骨な感じが隆盛さんに似ているのかな?
タヌキ岩
ひっくり返ったタヌキ?うーん、、、紀伊半島の獅子岩とかの方がまだ見えるぞ。笑
有名なモニュメントと言えばコレ?
叫びの像
7万人ほどを集めた長渕剛さんのコンサートを記念して作られたのだそう。確かにこんな大地のパワーを実感できるところで力の限り歌ってコンサートしたら感動も凄く大きいだろう。
大きな足湯も。
火山は灰を降らす厄介者というだけではなく、大きな恵も与えてくれますもんねえ!少し熱めでこの時期には最高だ!足を漬けるだけでここ数日の登坂で溜まった疲れが和らいでいきます。極楽。( ᷇࿀ ᷆ )
・・・
桜島を自転車で漕ぐのは灰が多くてキツかったけど、文字通り身をもって大自然の凄さを感じれました!錦江湾沿いに走るのもいいけど、是非桜島に足を踏み入れて欲しいな。
鹿児島市とは海で隔てられているのでフェリーで渡っちゃいます。
サヨナラ・・・。
と思って桜島を眺めていたら、静かに爆発的噴火が!
おぉ~~!!!見たかったものが見れた。しかも最高のシチュエーション!!上空3000mに達する噴煙が吹きあがっていました。
鹿児島市内では北海道の羅臼で知り合ったライダーのとくさんと合流、お宅へお邪魔しました。
夕食はもつ鍋とお刺身!とくさん馴染みの魚屋で盛って貰ったものでとても美味い!!知り合いのライダーの方々も来てくださり、楽しく飲んで夜が更けていきます。
とくさん自作のテラスにはハンモックが。
鹿児島は肌寒いけど、タオルケットにくるまればまだまだ快適!という感じで気づいたら寝落ちしていました・・・。笑
流石に夜中起きて準備してくれたソファベッドに移動、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は鹿児島市内を見て回ります。明治維新でとても大切な地、楽しみです。(*´з`)
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<データ>
出発地 神川キャンプ場 10:00
到着地 鹿児島友人宅 17:30
走行距離 54.69
総走行距離 10702.58
平均速度 17.8
最高速度 42.3
獲得標高 648
<支出>
朝食 パン
昼食 800 日の出食堂 カツ定食大盛
夕食 宴会 鍋 刺身
入浴 鹿児島友人宅
宿泊 鹿児島友人宅
使用金額 1130
【旅198日目】最難関・佐多岬へ往復チャレンジ!
11/5(火) 快晴
おはようございます。
昨夜ふっと目が覚めて外を見ると月と星がとても綺麗だったので、カメラを持って遊んでいました。
国道沿いと明るいのと月も出ているのでなかなか星空を撮るのは難しい。自分の腕が悪いのもありますが。( ;∀;)
海岸に "どこでもドア" があったので開けてみました。
いってきまーす。
一気に佐多岬に行けたらいいのに。笑
開聞岳に沈む月
もっと写真も上手くなりたいな~とか思いつつ、寒くなってきたのでテントに戻りましたとさ。( ᷇࿀ ᷆ )
改めておはようございます。
予定通り快晴!!佐多岬往復チャレンジは気持ちよく自転車を漕げそうです。(*´▽`*) 片道40km強のアップダウン、今日も元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
神川キャンプ場のあるビーチには影絵が沢山設置されています。
どこでもドア
ルパンとふ~じこちゃん
磯野家?
なかなか面白い試みですよね!朝からほっこりしてしまいました。
今日はこの先にある見えない岬を目指します。海岸線沿いから山間を走るので・・・まぁしんどいです。笑
かなり無理して道を切り開いているのでシェッド(覆道)が結構見られます。
覆道を見ると北海道の黄金道路や新潟の親不知を思い出すなぁ~・・・なんて過去通った道を懐かしみながら進んでいました。
登って下って・・・。
ようやく最後の難関、佐多岬ロードパークのスタート地点に到着。
ひたすら一本道を登り下り。
所々落石注意の看板があり、実際かなり崩れてきていました。
一度海沿いまで出ます。
本当に綺麗な色!エメラルドグリーンです。
最後もうひと踏ん張り。
北緯31度線のモニュメント。
ほんの数カ月前に北緯45度線を越えて稚内に行ったのに・・・14度も下ってきました。上海やカイロなどと同じくらいの緯度らしい。エジプトと同じ緯度!暖かいところなんだなぁ。
佐多岬へ到着。
ここから少し歩いてさらに南へ向かいます。
最近道がだいぶ整備されたようで、歩きやすいです。どんな景色が待っているか・・・楽しみです。
御崎神社へご参拝
太古より佐多岬海岸の磐屋に御鎮座されていましたが、女帝第43代・元明天皇(661~721年)の代である708(和銅元)年に神託によって岸壁の洞窟に浜宮として開設されました。薩摩藩・樺山久高(1560~1634年)が琉球侵攻の際、この浜宮に祈願してから海を渡り、無事に目的を成し遂げ帰還します。以上の経緯で、1609(慶長14)年に琉球国鎮護のために現在地へ移転されました。以来、大八洲(おおやしま)の守護神、つまり日本全土の守り神となり篤く信仰されています。
御祭神は伊邪那岐命、伊耶那美命に加えて、外御子命六神(底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神、底筒男命、中筒男命、表筒男命)をお祀りしています。
ぶらぶら歩いて本土最南端到着!
宗谷岬、納沙布岬に次いで3つ目の本土突端到達です。いや~しんどいところだった!!
やっぱり先端の景色は良いよな~。なんといっても "果て" 感がします。ここでしか味わえない感覚。
凄く天気は良いけれど、ススキが綺麗に生えていて秋をお知らせしてくれます。
昔はどの灯台にも灯台守が居てとても苦労していたみたいですが、ここ佐多岬はその中でもまた果ての果て。辿り着くだけでも大変だったことでしょう。
当時の写真。
以前はこの辺りからロープウェイが灯台まで出て物資や人を運んでいたみたい。ここは本土最南端、通る舟が多いから灯台の役割が大切なのは理解できるけど・・・凄いところに建てたもんだな。(*´з`)
途中咲いていた花。
もう11月なのに綺麗に咲いている。やっぱりここは南なんだな~。
・・・
売店でステッカーも購入して、最南端到達証明書を頂き帰路につきます。
帰り道に見つけた看板。
宗谷岬まで2700kmらしいです。7月上旬に居たから、だいたい4ヵ月?かなり回り道したけど色々あったなぁ~!ちなみに、早い人は1か月かからず縦断してしまうみたいです。笑
佐多旧薬園
島津20代藩主、綱貴公のころの薩摩藩の薬園跡です。遠く南洋等から薬草を輸入し、幕末まで医学の研究が行われていました。
薩摩藩にはここ以外にも、最も古い山川薬園や吉野薬園があり、これらの3か所の薬園を "三薬園" と呼びます。藩財政に貢献してきましたが、廃藩置県の際に廃止されました。山川薬園、吉野薬園は当時の面影も無く、植えてあった植物も無くなっていますが、佐多薬園は30アールの土地に藩政当時の植物が植わっており、貴重な場所として昭和7(1932)年に国の史跡となりました。
南の方にある、江戸幕府から離れた地では色々と変わったことがされていて興味深いです。(*´з`)
台場砲台跡
薩英戦争時に築かれた砲台跡です。鹿児島湾(錦江湾)に沿って様々なところに築かれていました。
日が暮れる前に神川キャンプ場に到着。
絶景の夕陽を見ながらしゅわしゅわしちゃいます。(*´▽`*)
開聞岳を眺めながら、最南端到達の余韻に浸って飲むビールは最高なんだなぁ~。( ゚Д゚)ウマー
今日も獲得標高は2000m近く、登ったなぁ~!調子よくて気持ちよく漕げたけど、流石に疲れた。まったりしながら寝袋にくるまり、おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 神川キャンプ場 8:55
到着地 神川キャンプ場 16:40
走行距離 90.82
総走行距離 10647.89
平均速度 18.9
最高速度 47.1
獲得標高 1922
<支出>
朝食 237 カップ麺 やきそば 味噌汁
昼食
夕食 905 カツ丼 天津飯 餃子 デザート
飲料 346 午後のミルクティー ぶどうカルピス
酒 276 ビール
観光 1410 ステッカー(1110) 御朱印(300)
宿泊 神川キャンプ場
使用金額 3174
【旅197日目】ロケット発射台を見る為に登る坂
11/4(火) 快晴
おはようございます。キャンプ場なので遅い朝を迎えます。あまりに快適過ぎて9時まで爆睡・・・。
今日はしっかり見学したいところもあるし、行程も大変そうだから早めに撤収。朝ごはんも食べてなんとか午前中に出発します。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
これから大隅半島の先端、佐多岬を目指して進みます。大隅半島をぐるっと一周出来たらいいのですが、どう考えても右側の県道74号線を自転車で進める気がしません。(+o+) なので半島の左側を往復する作戦。まずは神川キャンプ場を目指します。
今いるふれあいの森キャンプ場からは鹿屋を通って行く道が明らかに楽で良いのですが・・・寄りたいところがあるので青色のルートを通ることにします。気楽にルートを決めたけど・・・あとでメチャクチャしんどい思いをしますので乞うご期待。笑
そんなことも知らずに呑気に景色撮影。
この大隅半島の先っちょを目指していくぜ~!
人工衛星おおすみのモニュメント。この地から1970年に打ち上げられた、日本初の人工衛星なんです。この成功によって、ソ連、アメリカ、フランスに次いで世界4番目の人工衛星打ち上げ国になりました。ここ大隅は日本の宇宙史においてもとても大切な地。是非とも行きたかったところの1つです。
だいぶ高度を上げてきました。
ロケットの打ち上げが行われるだけあって、周りに何もなくとても綺麗なところ。
だけどずっと坂。( ;∀;)
140万のロードバイクを追いかけます。いや、まったく追いかけられません。笑 毎日チャリ乗っていても50kg超えるランドナーでそれは無茶だぜ・・・。( ;∀;)
ようやく目標のパラボラアンテナが見えてきました。
内之浦宇宙空間観測所
観測の為の施設もあるので、なかなかの高台にあります。汗だくになって到着。楽しみだぜ~!
受付を済ませて許可証を頂きます。
KSセンター
この天蓋が開いてロケットがランチャーから発射します。人工衛星おおすみもここから発射されました。
天蓋は住友重工製
当時は東大の施設だったんですね。JAXAは2003年に宇宙科学研究所(旧東大宇宙航空研究所)、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団が統合されて発足した研究・開発機関です。
山を削って無理くり作らている場所です。笑 歴代のロケットも展示されてありました。
宇宙科学資料館へ。
原寸大のおおすみ
意外に小さい!全長約1m、質量は23.8kgだったそうです。
ペンシルロケットも。綺麗だ。
ロケットの本物の尾翼。当たり前だけど、予想以上に分厚くてゴツイ!
M(ミュー)センターの模型
この中で組み立てられ、開店して発射台が出てきます。基地感が凄いです。男のロマンだ!
そしていよいよ・・・本物のMセンター!
大きい!!
ここでイプシロンロケットの開発、打ち上げが行われるんだよな~・・・。イプシロンロケットが目指すのは組み立てや点検などの運用が効率的で、高頻度の打ち上げが可能な次世代の宇宙輸送システムの確立です。実用されるのが楽しみ!日常的にロケッ トが打ち上げられるようになり、もっと宇宙が身近になりますように。
・・・
友人とはここでお別れ。短い時間やけど一緒に走れてよかった!またね~!
ということで、ここからはまた一人旅です。(*´з`) 景色を楽しみながらのんびり・・・
行きたいところですが、気づいたら14時。最近日が暮れるのが早すぎて、変なところで真っ暗になったら本格的にマズイ。(+o+) 先を急ぎます。
内之浦を出発してから一度標高を0にして再び登り。ここから延々登り。10kmほど登り!!何度 "登坂車線" の文字を見たか。
自分が今一番嫌いな四文字熟語は "登坂車線" です。笑
今まで登ってきた登り坂でベスト10には余裕で入るくらいしんどかったです。途中でそのまま天まで昇るかと思った。(白目
途中で県道68号線に入って大隅半島を縦に走ろうかと思って携帯見たけど圏外、地元の人に道を聞いたけど分かりづらいから止めとくよう止められました。ε-(´・ε・̥ˋ๑) 当初の予定通り国道448号線を行くことにします。美味しい水の湧き出ているポイントで休憩してさらに登り!一度下ってまた登り!
登坂終わりの合図、下りのトンネルです。
ここからはずーっと下り坂!自転車に乗っていて一番嬉しい時間です。笑
陽も落ちかけていますが、この時見えた鹿児島湾はとても綺麗でした。
こんな絶壁によく道路を通したよな~。
開聞岳と夕暮れ。
鹿児島には2つの有名な山があります。1つは今も噴火を続ける桜島、もう1つはこの開聞岳です。その美しい紡錘形の山容から "薩摩富士" とも言われています。本当に美しいな~・・・。しばし見とれてしまいました。
ぎりぎり明るいうちに神川キャンプ場に到着、手早く設営を行います。
無料なのに綺麗な炊事場、トイレがあって快適!
夕飯は横手風焼きそば!鹿児島で秋田の料理を食べます。笑 麺がモチモチしていて良きかな~。( ゚Д゚)ウマー
この日は自分以外に利用者もおらず貸し切り!いや~出発が遅くなってしまったし、坂には本当に参った。走行70kmで獲得標高1700mはなかなかです。(+o+) 今更ながら半島は横に走るもんじゃないな!笑 ストレッチして静かにおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は本土最南端を目指します。絶対坂だ~!( ᷇࿀ ᷆ )
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<データ>
出発地 ふれあいの森キャンプ場 11:25
到着地 神川キャンプ場 17:30
走行距離 70.85
総走行距離 10557.07
平均速度 16
最高速度 47.4
獲得標高 1703
<支出>
朝食 スープ お茶漬け
昼食 ローソン チキン南蛮丼
夕食 150 横手風焼きそば
宿泊 神川キャンプ場
使用金額 150
【旅196日目】太平洋戦争の始まり、戦後の始まりの地へ
11/3(日) 晴れ
おはようございます。友人とキャンプ中!ここ2日間山間を100kmオーバーで走ってきたのでなかなか疲労困憊。近くの町がなかなか面白そうなので遊びに行ってみようと思います。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
20kmほどの位置にある鹿屋市まで出てみます。人口10万人、鹿児島市、霧島氏に次ぐ鹿児島第三の都市になります。まずは昼食へ。
とんかつ竹亭 鹿屋本店
鹿屋ではじめてとんかつ専門店を出した、創業40年を超える名店です。
休日の昼時ということもあってこの行列。ですが店内は広く、2階席まであるので30分程度で通されます。う~お腹空いたぜ!カウンターで揚げている匂い・音がたまらんのです。(*´з`)
ダブルかつ定食1600円と注文!
このボリューム!肉がデカいぜー!!
衣と肉が分離するタイプ。そして豚肉は鹿児島県産黒豚を使用してこのお値段!
脂の旨味がたまらん・・・トロける。。。厚さもしっかりあるので赤身も食べごたえ十分!だけど柔らかい。至福の豚肉!トンカツやカツ丼が好きな食べ物ランキング上位な自分ですが、今まで食べたトンカツの中でも1、2位に入るくらい美味い!
脂身が苦手な人にはヒレカツもあるので、そちらが良いかも。(*´▽`*)
鹿屋航空基地史料館
昭和11年、鹿屋海軍航空隊が開隊します。昭和16年に鹿屋基地で真珠湾攻撃の作戦会議 "鹿屋会談" が行われました。また、昭和20年9月4日進駐軍が本土初上陸を行い、 "戦争が始まり、戦後が始まった場所" と言われています。
鹿屋基地からは神風特攻隊や桜花が飛び立っていきました。それらの資料が沢山展示されています(特攻関連資料は撮影禁止)。
戦争が激化した昭和20年になると、各基地の特別攻撃を指揮する第五航空艦隊司令部が鹿屋基地に置かれます。(神風特別攻撃隊の正しい元々の読み方は "しんぷうとくべつこうげきたい" です。アメリカ軍が間違えて読んでいたことなどから、戦後カミカゼになったとか。ずっと "かみかぜ" と呼んでいた・・・。ちょっと恥ずかしいぜ。) 鹿屋基地からは日本で最も多い908名の特攻戦没者が出てしまいました。有名な知覧の倍です!その遺影や遺書など、とても大切なものが展示されています。特攻直前にいなり寿司を笑顔で頬張る2人の青年の写真が物凄く印象に残っています。自分より若い人の書いている手紙の内容の濃さ、戦前の日本の教育って素晴らしかったんだろうな。
零銭の復元機
元々は零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)といいます。
今は海上自衛隊の施設として国防の為活動しています。
なかなかに色々と考えさせられる場所でした。日本人ならば一度は若い時にこういった所に来て感じた方が良いよな・・・と思うようになったのは歳をとったせいなのかな?
映画 永遠のゼロ で使われたもの。
零銭のコクピット。本物の復元を見たあとだから猶更ちっぽけに見えてしまう。笑
鹿屋市鉄道記念館
昭和62年、旧国鉄時代は鹿屋まで鉄道が通っていました。
それらの時代のものが展示されていました。管理人の方はなんと元駅長さん、色々と当時の線路の配置など教えて下さり、入館切符に切り込みを入れてくれました。今は自動改札、さらにはIC化されてしまっただけに、"パチン" という音がなんとも懐かしい!(*‘∀‘)
・・・
鹿屋市、色々とあって今日はまったりするつもりが大充実してしまった!笑
3日ぶりの温泉(最近キレイだ笑)に入って買い出し、キャンプサイトに戻ります。
ビールで乾杯、BBQ大会!
トロトロの玉ねぎ。何もかけずに美味いんじゃ!( ゚Д゚)ウマー
そして奮発した鹿児島の牛さん。
炭火で良い感じ!
シンプルに塩胡椒をかけて、、、こうしてくれるわ!
じゅんじゅわ~でなくなる!うまぁ~!
この時期のキャンプは良いよな~。虫も居ないし炎は暖かい。
お互い色々あって4年ぶりくらいに会うので話が尽きない。やっぱり大学時代仲良かった数少ない友人、そもそもの感覚が合うんだな~。これ以上ない贅沢な時間を過ごしてお休みなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は考えたくないですけど、、、坂、登ります。(+o+)
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<データ>
朝食
昼食 竹亭 ダブルとんかつ定食
夕食 BBQ
観光 260 ステッカー
宿泊 ふれあいの森キャンプ場
使用金額 260
【旅195日目】お茶の名産地と日本一周定番スポット
11/2(土) 快晴
おはようございます。宮崎駅から自転車で10分ほどの公園で寝ていました。
トイレもあって完璧!欲を言えば壁があれば・・・。笑
今日はダウンなしで寝てみましたが、少し肌寒くて一度目が覚めました。
ですがシュラフを完全に閉じて、顔も収納してしまえば・・・暖かくてぐっすり!住宅地なんですけど公園内に人が全然入ってこないので9時に起きるという体たらく。( ´•д•`; ) 今日はなんとしても鹿児島のキャンプ場まで行かなくてはいけません。遅くなりましたが、元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
鹿児島に行くには海沿いと山間部を抜けるルートがあります。海沿いは青島をはじめ、宮崎らしい観光地がいくつかあるのですが・・・昨日のこともあってなんとなく山間を走りたい気分でしたので、そちらのルートから行ってみます。あまり観光地はなさそうなので、まったりと走って行こうと思います。(*´з`)
珍しく?走っている風景の写真多めでいきます。
緑色のライン。
自転車のブルーライン?四国では緑のラインはお遍路さんのラインだったけど・・・宮崎を走っているとたまに現れ、気づいたらなくなっているのですが、最後までなんのラインか不明なままでした。( ᷇࿀ ᷆ )
早速山の中に入り、気持ちのいいライドです。
ですが誤算が・・・。当たり前ですが、予想以上に坂が多い!笑 海沿いの方が絶対楽な気がします。(+o+)
良い景色だな~!
ちょっとした高原のような。雲が良い味を出している!もう10月も終わりですが最高気温は25℃近くまで上がり、気持ちの良い陽気でした。
そろそろアップラウンにうんざりしはじめました。笑
農道のような道も利用します。
いつの間にやら鹿児島に突入したのかな?県境を変な道で通過することが多いので、県の看板がないことが多い・・・。
この辺りは茶畑が目立ちます。
こんな茶畑も。
お~いお茶の契約茶園。普段飲んでいるお~いお茶は鹿児島県産だったのか!お茶って静岡なイメージですが、国内生産は約38%で1位。2位が鹿児島です。なんと30%を占めているそう。日本でお茶を飲んだら3杯に1杯が鹿児島産・・・なのかな?笑 ですがとにかく意外でした。
ひたすら走る、"なにもない" がある道。こんな一見田舎でなにもなさそうなところでさえ人の手が入って田畑があるんですから驚きです。
突然現れたコスモス畑。
まさに満開、咲き誇っていました。
案山子は何故かアンパンマンです。笑
山間の道をようやく抜けて海沿いへ。日本一周勢が大好きな場所があります。
"志布志 志布志町 志布志 の 志布志市役所 志布志支所"になります。しぶししぶししぶし・・・・。噛みそう。笑
普段は観光地になりそうにない場所ですが、何故か日本一周勢に人気になる定番の場所ってあるんですよね。例えば最近通った福岡-山口の関門トンネル人道であったり、大間のマグロのモニュメントだったり、北海道の大きなカニや熊の像だったり。ここもそのうちの一つになります。普段の旅行ではなかなか行かなさそうな場所ですが、あえて不便な自転車を使って行ってみるというのも良いのかもしれません。
志布志を抜けると半島が。
大隅半島、この先が日本本土の一番南になります。なんとも険しそうだ。。。
道の駅 くにの松原おおさき
謎のカブトムシモニュメント。ここも定番スポット・・・ではないです。笑 一体なにが人気になるかよく分かりません。( ᷇࿀ ᷆ )
真っ直ぐ続き道、牧草ロール・・・。
どことなく北海道を連想させる景色。好きだな~・・・。
暗くなる直前にキャンプ場に到着。友達がバイトついでに遊びに来てくれました。一緒にキャンプします!
静かな無料キャンプ場。しっかりした水場もあって最高!早速乾杯します。
今夜は鹿児島県産の黒豚や牛を使ってBBQ!うまぁ~!
焚火をして久しぶりに野宿じゃなくてキャンプをできている感じ。どうしても自転車旅だと持てる荷物に限りがあるので、色々と取捨選択すると "あったら良いよな" 程度の荷物は省くことになってしまします。焚火台もその一つ。持っていたら一気に素敵なキャンプが出来るようになるのですが・・・。なかなか持ち運ぶのは辛いです。( ;∀;)
鹿児島の焼酎も飲んで満喫!3時ごろまで色々と語っていました。眠気が限界なのでおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は1日このあたりを観光してまったりする予定です。
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<データ>
出発地 片平公園 9:10
到着地 ふれあいの森キャンプ場 17:10
走行距離 101.11
総走行距離 10486.22
平均速度 18
最高速度 53.5
獲得標高 929
<支出>
朝食
昼食 パン
夕食 BBQ
飲料 340 午後のミルクティー
食料品 882 鳥皮 おつまみ パン
宿泊 ふれあいの森キャンプ場
使用金額 972
【旅194日目】南国・神話の県宮崎を駆ける
11/1(金) 快晴
おはようございます。昨夜はお酒を飲んでユニクロのウルトラライトダウンを着てシュラフに入っていました。風の当たらない一のベンチで寝ていたのですが、特別寒さも感じず快適に眠れました。気温1桁まで冷え込んでいたけど、まだまだいけるな。(*´з`)
明日の夜に鹿児島のキャンプ場に居るという緊急ミッションが発動したので、ロングライドの2日間になります。=͟͟͞͞( •̀д•́))) 今日は延岡市を越えて宮崎市まで向かおうと思います。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
道の駅北川は山間にあります。シュラフから出ると寒すぎ・・・自転車を漕ぐ気など到底起きなかったので7時からやっているレストランに避難します。
600円でバイキング形式、種類も豊富で良い感じ!人も平日にもかかわらず比較的多いけど満席になることはなく、暖かくなるまで待機していました。
太陽がしっかり顔を出すと心地よい陽気です!
ココは日本?という景色。良い波が上がっていてサーフィンも気持ちよさそう!宮崎はよく九州の中でも田舎扱いされているけど、山も海も良しで実はポテンシャル凄く高いんじゃないか?と思い始めています。(*‘∀‘)
日向国一之宮 都農神社
そんな宮崎は何といっても天孫降臨の地として有名です。今日から11月、出雲に出向いてた神様が帰ってきています。
最も格式の高い神社である一之宮へご参拝します。
石持ち神事
古くから伝わる信仰、石持ち神事です。参道にかかる橋のたもとに神事に使う神の石が置かれています。
石を1つ受け取り、願いを込めます。
参拝の後、本殿の裏側にある神の石納所にお供えします。
都農(つの)神社の創建はとても古く、初代天皇の神武天皇が即位する6年前、つまり紀元前666年です。神武天皇が宮崎の宮を発し東遷の折、此の地に立ち寄り国土平安、海上平穏、武運長久を祈念し御祭神を鎮祭されました。
御祭神は大国主命です。アレ、天孫降臨に関連した神様、瓊瓊杵尊などではないの?と思ったのですが、天孫降臨以前に日本を治めていた大国主命をお祀りしているそうです。
現在の社殿は老朽化に伴い平成19年完成した新しいものです。
神楽殿
神輿が中に収められていましたが・・・どことなく拝殿に似ています。実は安政の時代、140年以上前に寄進された先代の拝殿です。
この建物が旧本殿です。
御祭神は調べてもなかなか出てこなかったのですが、八咫烏?神武天皇を導いた3本足の烏で、和歌山の熊野三社でお祀りされています。ここに熊野神社がある理由も定かではないそう。宮崎に "三輪" 姓の人々が集まっている地域がありますが、そもそも三輪は奈良に多い苗字。そこから和歌山を経て宮崎やってきたのでは・・・と宮司さんがおっしゃっていました。神武天皇が宮崎を訪れたことや八咫烏・・・色々と繋がりそうな不思議が沢山で面白い!
撫で兎
大国主命と関連のある因幡の白兎ですね。撫でると無病息災のご利益があるといわれています。
撫で大国
大黒様が国造りや病気の治療、子宝を授けた神様であることから商売繁盛や病気平癒、子授けに御利益があると言われています。
・・・
また物凄く歴史ある、勉強になる神社でした。凄くパワーを授かった気がします!
宮崎駅前を通ります。
メチャクチャ大きくなっている!生えている木もどことなく南国風ですよ。
今日も一日とてもいい天気でした。
明日も快晴かな?天気が良いだけで旅が楽しい!有難いことです。
マクドに入り佐伯にいる間に溜めてしまった写真の編集とブログを更新します。はぁ~・・・誰か自転車を漕いでいる間に考えていることを自動で文章にしてくれる機械を開発してくれないかな。笑
ひと段落したところで寝床の河川敷に移動しておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
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<データ>
出発地 道の駅 北川はゆま 10:10
到着地 片平公園 0:30
走行距離 101.71
総走行距離 10385.11
平均速度 21
最高速度 45.9
獲得標高 414
<支出>
朝食 600 道の駅 北川はゆま 朝食バイキング
昼食 250 丸亀製麺 釜揚げうどん得
夕食 150 マクド
観光 300 御朱印
雑費 660 ハーフブランケット
宿泊 片平公園
使用金額 1960
【旅193日目】自転車大整備!大分から宮崎へ快走。
10/31(木) 快晴
おはようございます。koekawa宅にお世話になっています。昨日登った祖母山、思いのほか険しかったみたいで、久しぶりに筋肉痛になってました。朝から大腿が痛い・・・。(*´ω`) でも筋肉痛ってまた一つ強くなれた気がして嬉しいですよね。笑
さて、今日こそは居心地良すぎる佐伯を脱出して進むぞ!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
まずは自転車の整備。
をやってもらいます。笑
色々な技術を持ってるな~!羨ましい。1万キロも走ればスプロケもだいぶ削れているし、プーリーなんてもうダメダメだ。こりゃ旅終わったら交換だな~ギリ持って欲しい。( ;∀;)
チェーンも。
上が新品、前回交換から8000km走ったチェーン。コマ1つ分も伸びていました。こりゃ汚れ落としてオイル塗っても異音するはずだ。( ᷇࿀ ᷆ )
整備が終わったら確認がてら佐伯市を散策します。
佐伯市は旧海軍の町。色々な遺構があります。
1916年真珠湾攻撃に際して、連合艦隊機動部隊は佐伯湾を攻撃目標である真珠湾に見立てて最後の演習を行い、出撃しました。
功名にカモフラージュされていますが防空壕がいたるところに開いていました。
他にも航空機を隠した壕や弾薬庫など色々とありました。
最近はずっといい天気が続いています。
ずーっと平和な世の中が続くと良いよな!と、戦争遺構を見る度に思います。
・・・
家に戻り、佐伯名物のごまだしうどんを頂きます。魚の焼いた身をほぐしてゴマダレとあえたものをうどんに乗せ、お湯をかけて溶いてからいただきます。魚の旨味とゴマ香ばしい風味が美味しいんです。( ゚Д゚)ウマー 最後までお世話になりました!
佐伯の中心を流れる番匠川(ばんじょうがわ)。
綺麗な川で、上流ではホタルが見れることでも有名。学生時代に行ったなぁ~!なんて思いながら川沿いを登り国道10号線に戻ります。チェーンが新しいからしっかりダイレクトに力が伝わり、ガシガシと進めます。=͟͟͞͞( •̀д•́)))
大分から延岡へ行く主なルートは無料の高速、バイパス、10号線と3つあります。
なので10号線は交通量少ない!こんな山の中でアップダウンそれなりにあるけど、凄く気持ちいい!今まで坂やだな~なんて思っていたけど、嫌なのは坂じゃなくて飛ばして通る車だったのかな?川沿いだし最高だ!
何が県境になっているのかはよくわからないけど、、、宮崎にイン!
だいぶ日が傾いてきて、山間は16時を過ぎるとヒンヤリ暗くなってきます。次の道の駅まで急いで行きます。
夜は大分の友達が遊びに来てくれてビールと日本酒の差し入れも!バイトで鹿児島まで行くんだって~。働いてるなぁ。(*´ω`) 一緒に飲んで4年ぶり?お互い色々あったみたいで。久しぶりに会ってみると登山とキャンプ、自転車が新しく趣味になってる!ドンピシャ。笑 昔から色々と趣味は似ていたけど・・・ビックリしました。わざわざありがとう!
蚊も流石に見なくなったので、寒いけど試しにテント張らずに寝てみます。 おやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は宮崎まで行けたらいいな。
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出発地 佐伯友人宅 14:10
到着地 道の駅 北川はゆま 17:00
走行距離 58.3
総走行距離 10283.4
平均速度 20.2
最高速度 85.7
獲得標高 827
<支出>
朝食 和食
昼食 ごまだしうどん
夕食 455 弁当 宴会
飲料 138 カルピス
食料品 323 よもぎ団子 パン
自転車 1000 チェーン
宿泊 道の駅 北川はゆま
使用金額 1916
【旅192日目】宮崎最高峰・祖母山へ!九州屈指のハードコースを堪能
10/30(水) 晴れ
おはようございます。koekawa宅にもう一泊停めさせてもらうことになりました。一緒に白神岳以来の登山をしに祖母山(そぼさん)へ行きます。天気も良いし楽しみだなぁ!それでは元気にいってみよー!!୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
登山口までは車で移動。
祖母山は豊後(大分)・日向(宮崎)・肥後(熊本)の3県に跨って(山頂は豊後・日向)おり、とても奥深い所にあります。到底自転車での到達は困難と思っていたので諦めていたのですが・・・文明は素晴らしいです。笑 それでも佐伯から2時間近くかかりました。( ´•д•`; )
登山届を提出して出発!
祖母山を登るルートはいくつか存在し、尾平(おびら)から登る黒金尾根ルートは最も厳しいとされる、九州屈指のハードコース。ですがその分面白い所も多そうなので選択しました。(*´з`)
尾平鉱山という主に錫を産出した鉱山の跡があり、その横を抜けていきます。
空気はやや霞んでいますが、素晴らしい秋晴れ!以前写真で祖母山系の山容を見てからずっと登りたいと思っていたんです。そんな山々が目の前に現れると興奮しちゃいます。(*´з`) 右の高い山が祖母山、中央左の突起が天狗岩です。まずは天狗岩を目指して登り、そこから尾根伝いに祖母山へ向かうルートです。
祖母山の由緒は古く、嫗ヶ嶽(うばがたけ)や祖母嶽(おばがたけ)とも呼ばれる神体山で、古くから信仰登山が行われてきました。北麓にある健男霜凝日子社(たけおしもこりひこしゃ)は、健男霜凝日子の他に豊玉姫など九神を祭りますが、豊玉姫が神武天皇の祖母にあたるのが山名の由来とする説があります。また、日本書紀に出てくる曽褒里能耶麻(そほりのやま)の転訛とも言われています。由来にはいくつか説があるようですが、とにかくそれほど歴史ある山。九州南部はそういった地が沢山あってとてもワクワクさせられます。
祖母山・傾山・大崩山はユネスコパークにも認定されています。世界遺産が手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは自然と人間社会の共生が目的となっています。様々な原生林やニホンカモシカが生息する、九州を代表する秘境。そんな地で遊ばせてもらおうと思います!
登山は標高600m付近からスタート。
標高1756mなので、一気に1200m近くも高度を上げることになります。
行きは黒金尾根、帰りは宮原の周回ルートで。同じ道を歩くのは嫌い・・・。笑
いきなり吊り橋。
これがかなり揺れて、通った後もしばらく地面が揺れていました。笑
第2の吊り橋。
こちらは固定されているのでなんちゃない!
何回か渡渉を繰り返します。
やや水が多く、大きな岩も濡れているので結構危ない!ですが期待されているようなことは起きず・・・注意しつつなんとかクリアします。( ᷇࿀ ᷆ )
川から分かれると一気に急登が始まります。
ロープを掴んで岩をよじ登って行きます。
展望所
木々が色づいてきていて大きな岩とのコントラストが良い感じ!この時点で汗が流れてきていましたが癒される~。
ガシガシ登ります。
ピンクテープを沢山付けてくれているので、注意深く行けば迷うことはありません。ですが、登山道は結構不明瞭、、、というか自然と同化しているので遭難も尾根に出る前のこの辺りが多いみたい。気を付けて登って行きます。
標高1000m突破!
尾根に出られたようで、両側が切り立っています。が、樹林帯を歩いていくのでそこまで尾根を歩いている感じがしません。ここまでくると道を見失う危険はなさそうで、だいぶ歩きやすくなりました。
蛇閲覧注意
かなり大きい蛇が居ました。
ゆっくりと標高を上げていきます。
スズタケが目立つようになってきました。
スズタケとブナ林の中を歩いていきます。
このあたりまでくるとかなり葉が色づいた木々を見かけるようになりました。ほどよい気候でとても歩きやすいですが、日陰で立ち止まるとやや肌寒いです。
相変わらずのスズタケ。
天狗の水場
かなり山頂近くですが水が豊富。祖母山は水場の多い山なので助かります。飲用可能で、冷たくてとても美味しい柔らかいお水でした。
天狗の岩屋
大きな岩が折り重なっています。つっかえ棒のような木が何本があるけど、、、大丈夫だよね?笑
緊急時はここで10人程度でしたらビバーク出来そうです。
縦走路の分岐(天狗岩の分岐)に出ます。
今日はココを祖母山の方へ。
天狗岩
下から突起様に見えた岩峰です。近くで見ると大きい!
展望台があったので登ってみます。
文句ない景色!サイコーに気持ちいい。
ここまで一気に上がってしまい小休止。これから来るであろう難所に備えます。
立ち枯れしている木々がありました。何故この一帯だけ・・・。不思議な光景です。
その中を歩いていきます。
さて、頂上直下は岩登りが待っています。
そのジャブとも言えるような可愛い梯子。笑
ようやく頂上が間近に見えました。
ラスト100m、注意して梯子を登って行きます。触るととても冷たいので手袋装着!この時期は必須です。
危険!登山道が崩れていました。(*´ω`)
濡れた岩登りもあったり・・・なかなかに気が抜けないし、楽しませてくれます。(*´▽`*)
梯子を横から見るとこんな感じ。
木が多いからそこまで恐怖感はないですが、こちらから下山するのは嫌だな~・・・。( ᷇࿀ ᷆ )
そして・・・
登頂!祖母山1756m!宮崎県で最も高い場所です。
祠にもご挨拶。山頂は自分達の他に2組と会いました。平日でここまで奥まった山だと流石に少ない。素晴らしい山なんだけどな~。高千穂側からだとCT3時間で登れるそうなのでそこまで厳しくなさそう。
山頂からの景色もバッチリ!
登ってきた天狗岩。その奥には障子岳、古祖母山と連なり、写真外ですけど傾山まで九州屈指の縦走路があります。いつかはチャレンジしてやるんだ!!
九州も標高の高いところはしっかり紅葉しています。
綺麗だな~。。
静かな山頂、この景色独り占め!
そして二人占め。笑
景色と並ぶお楽しみ、山頂飯!
恒例のカップラーメン。コレが美味いんだよなぁ~!!山頂は風もなく快適!いつまでも居たくなります。
遠くには九重連山。ややガスってしまってますがハッキリとその山容は見てとれます。
名残惜しいけどもう一度景色を堪能して下山を開始します。下山は宮原ルートから。
9合目小屋。
この日は管理人さんおらず。今の時期は無料で泊まれるみたい。ソーラーパネルがあるので電気や薪ストーブ、水まであってとても避難小屋とは思えない。次来るときはここに泊まるかな!楽しみは残しておきます。(*´▽`*)
宮原コースもなかなかに急ですけど岩場やぬかるみがない分だいぶ登りやすそう。
下山もサクサク降りれます。
休憩なしで一気に川沿いまで。
最後にまた吊り橋。
コレも揺れる・・・。
そして・・・
大丈夫か、コレ!?笑
登山口まで帰ってきました。
予定通り16時着。ヘッデンなどは勿論持っていましたがこの時期は日暮れが早いので、初めての山はもうちょい早く登り始めるべきでしたね。反省。(+o+)
ですが素晴らしい山行、めっっちゃ楽しかった!ありがとう!
・・・
家に戻るとお待ちかねの猪鍋!
猪肉・・・綺麗だな~!!
全然臭みもなくて、脂身が甘くて美味しい!!祖母山も最高だったし心地よい疲れ、ビール日本酒が進むな・・・。ご馳走様です!( ゚Д゚)ウマー
koekawa兄は日本史、koekawaは近代日本史が得意なので話していて面白い。というか二人とも自分より年下なのに凄い!教えてもらってばっかだ。旅が終わったらやりたいこと、学びたいことが沢山あるな~。なんて思いながらお休みなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日こそ出発!宮崎へ向かいます。 のハズです。笑
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<登山データ> 祖母山
標高 1756
登り 3時間4分
下り 2時間26分
登山口 尾平
高度上昇 1357
距離 10.4
主なピーク 祖母山(1756)
備考 登り:黒金尾根ルート、下り:宮原ルート
<データ>
朝食 和食
昼食 445 カップラーメン パン
夕食 シシ鍋
飲料 91 水
酒 1128 ビール
宿泊 佐伯友人宅
使用金額 1664
【旅191日目】不思議な出会いの連続
10/29(火) 晴れ
おはようございます。大分の友人宅に泊めて貰っていました。
3時頃まで飲んでいたのでしんどい・・・。コーヒーを入れてもらって飲んで、だらだら話していたらお昼に。さて、そろそろと重い腰を上げて出発!それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
太一商店 宗方店
お昼なのでとりあえず腹ごしらえを。大分に住んでいた時によく行っていたラーメン屋は何軒かあるのですが、その中の1軒です。
こちらも二郎系のラーメン。最近再びハマっていたので選びました。笑
豚骨醤油に太ちぢれ麺。ココも少しマルルドで、野菜のキャベツとニラが多めなのが特徴かな?麺は本家よりやや細め。何年振りだろ・・・6年半ぶりくらいに食べたけど、変わらず美味しくてなんかほっとしました。笑
食べ終わりかけていたところでふっとカウンターの横を見たら・・・なんか見たことある顔が。6年前福岡で働いていた時お世話になった職場の先輩でした!まさか平日こんなところで、、、びっくり!色々と話ましたが、もう色々と仕事・役職もあって活躍していて凄いなぁ。職場など良さそうなところを教えて貰いました。どうするかはまだ決めれないけど、感謝。また相談の連絡させて貰います。( ;∀;)
・・・
今日も良い天気!
空気がだいぶヒンヤリ、晴れが続くようになってすっかり秋の気候です。
豊後国一之宮 西寒多神社
大分の神社へもご参拝します。
西寒多と書いて "ささむた" と読みます。この辺りの地名は寒田(そうだ)なので、てっきり "にしそうだじんじゃ" だと思っていた・・・。寒田はきよらかな(寒)場所(田)という意味で、全然関係はないみたいです。( ᷇࿀ ᷆ )
万年橋を渡っていきます。
御祭神
月読尊
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと、天照大神の勾玉から生まれ、天照大神の子かつ邇邇芸命の父。葦原中国平定の際、天降って治めるよう天照大神から命令されるも、下界は物騒だとして途中で引き返した神です。)
神功皇后が三韓に兵を進めて帰陣の折、西寒多山(現在の本宮山)に行幸し、そこに一本の白旗を立ててお帰りになりました。人々はそれを敬い聖地として崇めるようになり、応神天皇9(278)年朝廷に願い出て勅許を得て宮殿を建立しました。7世紀の中ごろ、藤原鎌足が百済救援の為に豊前国まで来て西寒多神社に参拝。社殿を修築し、太刀一振りと八幡舞面を奉納しました。以後有力武将の信仰あつく、大友家初代能直を初めとする歴代大友氏の尊崇を集め続けました。応永15(1408)年、大友家第十代の新世が社殿を山麓の現在の地に遷しました。
樹齢450年を超えるヤマフジの木が広がります。
フジの咲く季節は綺麗なんだろうな~!ここの御朱印帳にもフジがえがかれていました。
・・・
国道10号線に出てずっと南下します。
中の谷峠に彫られた中の谷トンネル。
昔から国道10号線の難所と言われている場所です。今はゆるやかな坂なので自転車でも比較的容易に到達できます。(*´з`)
トンネルの左横に何やら道がありました。
恐らく昔の歩いて峠を越えるルート。色々と廃道を調べてみることも面白そうです。(*´з`)
ここから佐伯(さいき)まで一気に下り、koekawa宅へ。佐渡、青森、北海道などで何度も会っているちチャリダーで、実はkoekawa父が僕の大学の大先輩ということが判明。不思議なご縁があって家に泊まらせてもらます。手作りピザ窯で焼いたピザを頂きます。どうやら大学時代講義も受けているようですが・・・すみません、真面目じゃなかったので覚えていない。( ;∀;) 仕事のことや旅のこと、色々お話しておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は、「イノシシ肉があるよ」という甘い誘いに甘えてもう一泊させてもらいます。ということで嬉しい誤算になりましたが、九州一発目の山登りへ行ってきます!楽しみだ~!
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<データ>
出発地 大分友人宅 12:00
到着地 佐伯友人宅 15:45
走行距離 64.63
総走行距離 10225.1
平均速度 20.5
最高速度 43
獲得標高 675
<支出>
朝食
昼食 880 太一商店 大盛
夕食 ピザ
酒 1163 ビール
宿泊 佐伯友人宅
使用金額 2043
【旅190日目】国東半島後半戦!ご褒美の別府温泉と大分の夜を満喫
10/28(月) 晴れ
おはようございます。道の駅の軒下で寝ていました。
朝は気温1桁に近いくらい下がったみたいで、かなり寒かった・・・。太陽が出てたからよかったものの、冬がそこまで迫ってきていることが感じられます。とりあえず撤収して温まってくるまで待機して出発します。
今日は国東半島後編、それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
道の駅 くにいみ
お世話になりました。
9時ごろの気温。
14℃!テントとシュラフを使えば暖かいですが外に出ると厳しいなぁ~・・・。とりあえず上は長袖を着てしばらく乗り切ることにします!笑
20kmほど漕いでローソンへ。国見にスーパーはあったけど、国東半島に入ってから初めての主要コンビニです。補給は少し気を付けないといけないところでした。
休んでいるとシンちゃんが!ねぶたの時に出会った3年くらい旅しているチャリダー。佐賀のバルーンフェスタに向かっているところ、国東半島に寄り道したみたい。元気そうで何より。旅のことやこれからの事など1時間ほど話し込んでしまいました。旅を何年もやっているので、冬装備など教えてもらいました。持っているものをそれぞれ個性があって面白いや。(*´з`)
昨日は隣の道の駅で寝ていたみたいでニアミス・・・残念。( ;∀;) 青森で会って次は大分。日本は狭いな!お互い気を付けて楽しみましょ!
萱島酒造
大分でよく目にする西の関という日本酒を作っている酒蔵を偶然発見しました。国東半島にあったんだ!目にはするけど飲んだ記憶がないので見学に・・・と立ち止まって見ましたが、直売所が見当たらなかったんです。( ;∀;)
国東半島はサイクリングロードがありますが、所々荒廃していそうでした。
なので国道213号線に沿ってグルーっと一周。半島って、大体アップダウンでしんどいんですけど国東半島はそこまででもなくて、綺麗な海を見ながら走れる区間も多い!内陸の国道10号線を行ってしまうのはちょっと勿体ないかな・・・なんて思いました。プラス50-60kmほどだし、こっちがオススメです。(*´ω`)
そして杵築あたりで国道10号線に合流。
一気に道幅が広がって走りやすくなります。
鳴門うどん
お昼ごはんはこちらでいただきます。
鳴門と言いながら、大分で良く見かけるうどんチェーン。
おろしと親子丼のセットを注文。
これで650円。学生の時からテニスしてお腹がペコペコの時によく通っていたお店で、なんとなく懐かしいんです。(*´ω`) 当時はこれでお腹一杯だったけど、今は腹八分目って感じ。自転車を漕ぐって恐ろしい!笑
竹瓦温泉
別府は温泉で有名!勿論来たからには入らない訳にはいかない・・・。
有名で歴史ある竹瓦温泉に行きます。明治12(1879)年創業で、当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場でその後改築されたものが瓦葺きであったため、竹瓦温泉というそうです。現在の建物は昭和13(1938)年に建設されたもので正面は唐破風造の豪華な屋根をもつ温泉で、とても歴史を感じられる別府を代表する温泉です。
入湯料は110円。消費税で値上げされとる!( ;∀;)
ですがこの低価格。他の地域が入湯税で150円、300円とか言っているのに・・・。いったい別府はどうなっているんだ!笑 流石は温泉の町。
浴槽にお湯の出る蛇口はなくて、大きな湯舟が1つあります。そこから直接お湯を使って洗うスタイル。全国的にも珍しいですよね!お湯が豊富な別府だから出来ることだと思います。
久しぶりにみたこの洗面器。レトロなものって今見ると心惹かれるから不思議。ケロリンって使ったことないけど鎮痛剤?ネーミングセンスが凄いです。笑
・・・
大分へ向かう国道10号線(別大国道)。
凄く走りやすい!歩道なのに車道のような幅でフラット、海沿い。今まで走ってきた道の中でも最上級の走りやすさです。素晴らしい!
別府の町を振り返って。
ココも山肌にへばりついたような、坂の町なんですよね・・・。別府を上から見ると湯気がいくつも立っていて温泉の香りがする良い街です。
大分では大学時代いきつけだった喫茶店 カランドリエへ。締めた後の写真ですが。"(-""-)"
よく部活の試合帰りに寄っていました。
御年80歳のマスター、学生の自分達によく色々付き合ってくれたよな・・・。40数年続けていた店を今月で閉じられるとのことで、間に合って良かった。自分にとって最後の1杯。
学生時代から必ず出してくれるトースト。懐かしいな~。場所を変えて予約制で続けるとのことで、また訪れます!
その後仕事終わりの友達と合流。大分の繁華街・都町へ繰り出します。
来年結婚するらしく、RIZAP中なのに付き合ってくれました。ありがとう。笑
美味しい牛タンのお店。
そして鉄板焼きのおのさん。
ここも学生時代OBさんによく連れてきてもらっていたお店。懐かしいぜ・・・。
定番の麻婆豆腐。
焼きそば。これは初めて食べたかも。
大好きなニラ玉。玉子がトロトロで、自宅でやっても絶対作り出せないやつ!いつも美味しいご飯をありがとうございます。
家に移動して宅飲み。
秘蔵のコレクションを頂いちゃいます。笑
色々とありがとう!部活の仲間と飲むと学生の時に時間が戻る気がして楽しいな~。そして婚約おめでとう。来年の結婚式が楽しみだ!
3時ごろに自分の眠気が限界にきておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日はさらに南下、佐伯市を目指します。
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<データ>
出発地 道の駅 みくに 8:00
到着地 大分友人宅 23:30
走行距離 85.21
総走行距離 10160.47
平均速度 18.5
最高速度 48.5
獲得標高 1361
<支出>
朝食 パン
昼食 715 鳴門うどん 親子丼 おろしうどん
夕食 1660 なにわ おのさん
飲料 168 午後のミルクティー
酒 597 水 氷 チーズ
買い食い 1000 カランドリエ
入浴 110 竹瓦温泉洗濯
宿泊 大分友人宅
使用金額 4250
【旅189日目】名城・中津城と日本一の夕陽が見えるハズの場所
10/27(日) 晴れのち曇り
おはようございます。昨日は遅くまで飲んでいたので眠たい・・・。友達が職場に行くので気合いで起きて一緒に家を出ます。前は休日にも仕事がずっとあって休みなんてなかったけど、働いている時は皆それが当たり前で、そのことでずっとモヤモヤしていました。自分は自由な時間が作れたことが幸運だと思うし、無駄にせず楽しみたい。それでは今日から九州編スタート、元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
門司から東九州を走る国道は10号線です。
九州も時計回りに、大分へ向かっていきたいと思います。
国道10号線は良く大分ー小倉間を利用していました。もう10年ほど前の話か・・・。今では東九州自動車道が開通し、だいぶ10号線を通る車が少なくなったので、かなり快適に進むことが出来ます。
あっと言う間、午前中のうちに約50kmを漕いで中津に到着。やや追い風だったので良いライドだったな~!この辺は平坦なのも嬉しいです。
中津城
まずはその手前にある中津大神宮へご参拝します。
伊勢の神宮の大神様(天照大御神)の御分霊を奉斎し中津城址に御鎮座、 "豊前の国のお伊勢様" として親しまれています。
そして中津城へ。
最近大河ドラマなどで有名になった黒田官兵衛が築城し、細川家、小笠原家を経て奥平家が明治時代まで治めました。
現在の城は昭和39年に作られた模擬天守で、元々のものは西南戦争の際に焼失してしまいました。中津川の河口に作られ、堀には海水が引き込まれていました。今治城、高松城と共に日本三大水城と言われています。
イメージキャラクターのおっくん。
憎めない顔をしています。笑
奥平家は徳川家と密接な関係にあります。
1575年長篠の戦いで奥平家の名は日の目を浴びます。初代貞能(さだよし)・貞昌(さだまさ、後の信昌)親子は武田勝頼15000人に攻められ、わずか500人で長篠城に籠城します。激しい攻撃を受け続けるも降伏せず、落城寸前の状態で織田信長・徳川家康の援軍が到着、鉄砲隊が大活躍して勝利するのです。この武功によって信昌は家康の長女・亀姫と結婚、長男家昌は奥平家を継ぎ、4男は松平姓を名乗り大阪城や姫路城の城主を務めています。一気に大躍進です!奥平家は宇都宮城などを転々とした後に、七代昌茂(まさしげ)が中津十万石の城主として中津城に入り、十五代昌邁(まさゆき)まで155年間にわたり中津を治めました。
白鳥鞘の鑓(やり)
穂先は源氏の弓の名手・源為朝が使用した鏃(やじり)と言われています。徳川家康が織田信長から拝領し、徳川家の家宝とされてきました。当時6歳の奥平忠昌が家康の病状を見舞った際にこれを所望し拝領しました。忠昌は家康の曾孫に当たりますが、やっぱりかわいいんですね。笑 奥平家の行列はこの鑓の威光で特に重視されていたそうです。
平安時代の作ですが、今でも人を殺せそうなくらい輝いています。
長篠合戦図
まさか中津で本物を見ることが出来るとは!教科書で誰もが見たことのある絵ではないでしょうか。
日本において鉄砲(火縄銃)が初めて実戦投入された戦いです。奥平家・成瀬家・徳川美術館・大阪城の4部現存するそうです。いくつかあるのも驚きです。(*´з`)
蘭学も奨励していました。
三代昌鹿の頃、解体新書が出版されました。杉田玄白が有名ですが、共に翻訳した人物に中津藩医であった前野良沢がいます。ドイツ人、ヨハン・アダムス・クルムス著のアナトミッシェ タベレン(Anatomische Tabellen)がゲラルドス・ディクテンによってオランダ語訳されたのが有名なターヘル アナトミア(Tabule Anatomicae)です。それを前述の2人が中心となり日本語へ訳しました。辞書などなく、大変な努力だったそうです。
蛇足ですが、それを踏まえて1858年中津出身の福沢諭吉が江戸の中津藩中屋敷跡にオランダ語塾を設立。1868年移転する際、当時の元号が慶応だったことから慶応義塾と改称しました。
最上階からの眺め。
中津川と海が見え、水城だったことが良く分かります。
中津は田舎と思っていましたが、こう見ると沢山人が住んでいます。10万石の町だっただけはあるんですね~。
黒田官兵衛についても別棟で展示がありました。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えながら、生涯1度も負けなかった軍師で初代中津城主です。息子黒田長政が継ぎますが、福岡に移封となりました。福岡に住んでいるので黒田家の名前はよく聞くのですが、中津城主だったことがあったなんて、全く知らなかった・・・。その後中津城に入った細川家は熊本52万石に移封となっているし、中津は凄い人たちが築いた地だったんですね。
そして、意外な事に中津城は日本百名城に入っていません(続・日本百名城に選出)。こんな凄い歴史のある城なのに・・・百名城を周っている訳ではないですが、その選考基準が知りたいものです。(*´ω`)
中津城・・・フラっと思いつきで寄ってみたが、なかなか良いところだったぜ。入城料400円をケチらなくてよかった!笑
・・・
さて、次の町は宇佐。ここにも素晴らしい神社、是非訪れなくてはならないところがあるのです。
ようこそ宇佐へ!
宇佐は神輿や神仏習合発祥の地です。
宇佐神宮
来るのは3回目くらい?今回は西参道(昭和初期までの表参道)からご参拝します。
呉橋
昔、中国・呉の人が作ったものらしいです。河川の拡張工事の伴い、コンクリート橋が追加されています。
その横の橋を渡っていきます。
日曜日なのに意外と人は少ない・・・。まぁ田舎ですからね。( ;∀;)
上宮
お詣りは二礼四拍一礼、出雲大社のように少し特殊です。
御祭神
一之御殿:八幡大神 (はちまんおおかみ) - 誉田別尊(応神天皇)
二之御殿:比売大神 (ひめのおおかみ) - 宗像三女神(多岐津姫命・市杵島姫命・多紀理姫命)、筑紫の宇佐嶋(宇佐の御許山)に天降られたと伝えられており、地主神。
三之御殿:神功皇后 (応神天皇の御母)
宇佐の地は畿内や出雲と同様に早くから開けたところで、神代に比売大神が宇佐嶋にご降臨されたと『日本書紀』に記されています。八幡大神は応神天皇のご神霊で、571年(欽明天皇)に初めて宇佐の地にご示顕になりました。725(神亀2)年、現在の地に御殿を造立し、お祀りされました。
窓から見える山の中に奥宮があり、ここからもお詣りできます。
下宮へ。
お祀りされている神様は上宮と同一です。上宮は国家の神、下宮は庶民の神とされており、上宮しかお詣りしないことを宇佐では "片参り" と言います。どちらもお詣りすることが望ましいそうなので、是非両方行きましょう!
境内はとても広くて素敵。
伊勢神宮に次いで皇室の信仰が厚いところです。
なんとなく好きな神仏習合のポスター。
宇佐神宮の周囲は出雲大社や伊勢神宮と対照的に全く土産物屋はなく、静かなところです。だから人が少ないのかな?コレはコレで静かだし良いところだと思います。
・・・
宇佐神宮を後に、(全国に沢山ある)日本一の夕陽を見に行きます。丁度時間的にも良い感じかも!楽しみなところだったんです。
真玉海岸
干潮時に砂浜がゼブラとなって、とても美しい夕陽がバックに沈むところ・・・。
うん、雲が沢山!夕陽は厳しそうだ。笑
ですが綺麗なゼブラが出ていて満足!割と興奮して色々場所を変えて写真を撮っていました。(*´▽`*)
写真を撮りに来ていたり、沢山のカップルが見物に訪れていました。しかし風が強くて肌寒いぜ・・・。
夕陽はちょっと今一つ。本当は海岸で夕陽を眺めながら野宿しようと思っていたのですが、風が強すぎてテントが壊れそう。夕陽撮影は諦めて道の駅まで走ることにしました。
・・・
国東半島はまずまずアップダウンとトンネルがあって大変です。今日もナイトランをかまして道の駅に到着。風を防ぎたいので早めにテント張って中に引きこもります。
う~冬装備持ってきてないからな。このまま寒くなり続けると少し考えなくては。( ;∀;) シュラフにくるまっておやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日は大分市内へ。久しぶりの地にワクワクしています。
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<データ>
出発地 小倉友人宅 8:15
到着地 道の駅 みくに 18:10
走行距離 104.12
総走行距離 10075.26
平均速度 19.8
最高速度 49
獲得標高 630
<支出>
朝食
昼食 234 カップ焼きそば パン
夕食 549 弁当 お菓子
飲料 159 カルピスぶどう
食料品 198 ラーメン もやし
宿泊 道の駅 みくに
使用金額 1140
【旅188日目】本州4極制覇!九州へ再上陸!!
10/26(土) 晴れのち曇り
おはようございます。昨日はマクドで遅くまで作業していて、そのまま近くの家電量販店の軒下をお借りして寝ていました。
今日はいよいよ九州へ入ります。それでは元気にいってみよー୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
・・・
九州へ行く前に本州最西端へ行きます。下関から角島へ行く途中にあるので北上中にも近くを通ったのですが・・・当時は突端集めをやる気がなかったので完全にスルーしていました。ですが旅中に気づけば大間、魹ヶ埼、潮岬と3極制覇していました。気持ち悪いので残りの1つも行っておきましょう。笑
近付くに連れて色々な "最西端" が現れます。
そして最後は恒例の急登。
突端は大体岬になるので、アップダウンがしんどいんですよね・・・。秋朝の涼しい空気の中一人汗だくで登っていきます。
本州最西端 毘沙ノ鼻
ココもまぁまぁしんどかったー!
自転車を停めて200mほど歩いて到着です。
景色が・・・期待できそうだ~!
おぉ~!
ややガスがかかっているけど良い感じ!日差しが当たると気持ちいい気候です。
本州四極制覇!やったぜ~!
最初は行くつもりなかったけど、到達証明書もあって形に残るし、果てに来ている感じもあるので突端制覇も面白いかもしれません。(*´з`) あとは本土4極だ~!
唐戸市場
来た道を戻って下関へ・・・同じ道を通るのは嫌いだ。笑
行きも寄った唐戸市場へ。
休日だから雰囲気違うかな~と見に来ました。
前回来た時は全然お寿司とか置いていなかったのに、休日となるとこの盛り上がり!
美味そうなのが沢山!だけど1巻だけの値段と思うと少し高いなぁ・・・。おばあちゃんの稲荷ずしが食べたくて寄ったけど、もう帰っちゃったって。市場で働いている人向けなの思い出したぁ!あ~~本当に残念です。( ;∀;)
・・・
そして関門海峡大橋に戻ってきました!
今日は名物の紙芝居もやっています。
佐々木小次郎と宮本武蔵、 "巌流島の戦い" のエピソードでした。巌流島が関門海峡にあるのを知らない人って意外と多そう。正式名は舟島と言うそうです。
そして20円支払い、関門海峡人道トンネルを歩いていきます。
ただいま福岡県!休日だからか、人道トンネルも人が多かったな~。
トンネルを潜ると、関門海峡の番人さんが待ち構えてくださいました。半年ぶりです!
門司名物の焼きカレーを御馳走になりました。
インド人の方がしている焼きカレー・・・。メチャクチャ珍しいんじゃない?笑 チーズたっぷり!その下はスパイス系のカレーで美味しかった!最近通過したチャリダーやこの先の道路事情など教えてくださいました。毎度ありがとうございます!
マクドでブログを書いて時間調整した後、小倉へ移動してモンベルへ。自炊の時に野菜や果物をパパっと切るのにナイフが欲しかったので、OPINELのナイフを購入してしまいました。(*´з`) その後前職場の同期と合流して飲みに行きます。
新旦過市場
今は明るく白いライトが付いて、だいぶ歩きやすくなりました。以前小倉に住んでいた時はもっと怪しげな雰囲気だったのに。笑
出会いのかけら
行きつけだった焼肉店へ。
久しぶりに行っても覚えてくれているから嬉しいです。(*´▽`*)
実は小倉は通称 "焼肉通り" なるものがあるくらい、焼肉店が沢山あるんです。
美味しいお肉を食べながら飲んで、色々と語り合いました。色々と大変そうだ~・・・また来月から異動みたい。新しいところも大概大変だと思うけど、ぼちぼちが頑張って!家近くなるしまた飲み行こう。(*‘∀‘)
なんだかんだ、家で3時頃まで飲んでおやすみなさい。( ´O` ) ~.。o。゚
明日はだいぶ移動!大分は前住んでいて行きたいところ沢山あるし、楽しんでいきます!
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出発地 家電量販店 6:50
到着地 小倉友人宅 18:30
走行距離 59.06
総走行距離 9971.14
平均速度 16.3
最高速度 39
獲得標高 516
<支出>
朝食
昼食 インド料理ナンダン門司港店
夕食 10000 出会いのかけら バル
買い食い 300 マクド
交通費 20 関門海峡人道トンネル
宿泊 小倉友人宅
使用金額 10320